写真①:県道30号線の歩道をよちよちと歩くケリの若鳥
=福津市上西郷の西郷川左岸で、2007年5月27日午前7時20分撮影
福津市上西郷の田んぼで2月4日、「冬鳥」・ケリ(チドリ科)の群れ5羽を市内で初めて見かけました。その後、現場は下水道工事が始まり、ケリの姿は消えていました。
ところが、きょう5月27日、現場から約1㌔・㍍北東の西郷川左岸の県道30号線の歩道を若鳥がよちよちと歩いているのを見つけました=写真①=。そばに若鳥がもう1羽おり、計2羽を確認しました=写真②=。
写真②:県道30号線の歩道脇で親鳥を待つケリの若鳥2羽
=福津市上西郷で、5月27日午前7時20分撮影
「ケリ、ケリリ」と、親鳥がけたたましく鳴いて若鳥のそばに舞い降り、安全な道路わきの方へ誘導していました=写真③=。車に轢かれないように横断歩道で子供の手を引く人間の親を見るようでした。
写真③:若鳥(左側)を安全な県道30号線わきの空き地へ誘導したケリの親鳥
=福津市上西郷で、5月27日午前7時23分撮影
若鳥がいるということは、ケリは「冬鳥」ではなく、年中いる「留鳥」として福津市内で繁殖している可能性が強まりました。福津市津屋崎勝浦でも4月29日、5羽の群れを津屋崎地区で初めて見つけており、福間地区の上西郷とともに繁殖地になっていそうです。
=福津市上西郷の西郷川左岸で、2007年5月27日午前7時20分撮影
福津市上西郷の田んぼで2月4日、「冬鳥」・ケリ(チドリ科)の群れ5羽を市内で初めて見かけました。その後、現場は下水道工事が始まり、ケリの姿は消えていました。
ところが、きょう5月27日、現場から約1㌔・㍍北東の西郷川左岸の県道30号線の歩道を若鳥がよちよちと歩いているのを見つけました=写真①=。そばに若鳥がもう1羽おり、計2羽を確認しました=写真②=。
写真②:県道30号線の歩道脇で親鳥を待つケリの若鳥2羽
=福津市上西郷で、5月27日午前7時20分撮影
「ケリ、ケリリ」と、親鳥がけたたましく鳴いて若鳥のそばに舞い降り、安全な道路わきの方へ誘導していました=写真③=。車に轢かれないように横断歩道で子供の手を引く人間の親を見るようでした。
写真③:若鳥(左側)を安全な県道30号線わきの空き地へ誘導したケリの親鳥
=福津市上西郷で、5月27日午前7時23分撮影
若鳥がいるということは、ケリは「冬鳥」ではなく、年中いる「留鳥」として福津市内で繁殖している可能性が強まりました。福津市津屋崎勝浦でも4月29日、5羽の群れを津屋崎地区で初めて見つけており、福間地区の上西郷とともに繁殖地になっていそうです。