吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2018年4月16日/〈日記〉584・宮地浜「夕陽風景時計」パトロール

2018-04-16 18:05:22 | 日記

 

写真①:版面や据え付け台を水洗いして周辺の浜を除いた宮地浜「夕陽風景時計」
    =福津市宮司浜4丁目で、2018年4月16日午前9時撮影

観光客や市民に親しまれる人気スポット
宮地浜「夕陽風景時計」をパトロール&クリーニング

 私が所属している「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が、全国の約2百人から寄せられた寄付金約40万円で平成26年(2014年)7月3日、福津市の宮司浜4丁目に設置した夕陽が沈む方向と時刻、水平線の島々のパノラマ風景が分かる宮地浜「夕陽風景時計」(考案・設計・緒方義幸「海とまちなみの会」会員)。会員有志でステンレス製の時計版(縦60㌢、横100㌢)に棄損がないか確認のためパトロロールし、清掃していますが、4月16日も版面やコンクリート製の据え付け台を水洗いし、周辺に風で吹き寄せられた浜砂を箒で取り除きました=写真①=。

 宮地浜「夕陽風景時計」は、福津市の「宮地嶽神社」参道石段から直線で1.4Km先の「宮地浜」(国有地)に福岡県知事から「公共空地の一部占用」許可を得て設置して以来、新聞各紙やラジオで紹介されたほか、NHKテレビで「夕日のまちに新名所」として全国放送や国際放送(NHK WORLD)され、観光客や市民に親しまれる人気スポットに。平成30年5月には、7月4日から同32年(2020年)7月3日まで3年間の占用期間継続が認められ、夕陽観賞に訪れる多くの方たちに引き続き楽しんでいただけます。

 「海とまちなみの会」には、市民から宮地浜「夕陽風景時計」に砂やハトの糞が付いているなどの声も寄せられることから、会員らが水をかけて掃除しています。近くの「宮司地区郷づくり推進協議会」メンバーの方たちにも、水洗いして周辺に吹き寄せられた浜砂を除去していただいており、大変感謝しています。

 また、 「海とまちなみの会」では宮地浜「夕陽風景時計」を発着点として福津市の津屋崎浜、古風な趣のある町並み・〈津屋崎千軒〉を経て「宮地嶽神社」を回遊する市内初のフットパス「津屋崎里歩きフットパス」(歩程6.8km、所要時間2時間30分)を、市制施行10周年記念事業として市都市計画課(現都市管理課)と共働で同時計設置と同時に開設。平成27年9月30日、「新日本歩く道紀行100選選考委員会」(事務局東京)から『絶景の道100選』に福岡県内からただ一か所認定されました。「夕陽風景時計」から松原の小道を歩き、海を渡り2千Kmもの旅をする蝶・アサギマダラが海浜植物「砂引草」の花の蜜を吸いに5,6月飛来する「津屋崎浜」や、「宮地嶽神社」石段最上部から宮地浜まで真っすぐ延びた参道沖に沈む夕陽絶景が2月と10月の年二度だけ望める〝光の道〟など、四季折々の景色の移ろいを楽しめます。

「宮地浜」に立つアサギマダラの保護を呼び掛ける掲示板

 アサギマダラは、「宮地浜」の砂引草自生地にも毎年飛来しており、福津市うみがめ課と「海とまちなみの会」が海浜植物群落の採取や棄損行為を禁じる注意喚起の掲示板を3か所に設置しています=写真②=。砂引草が群生している「津屋崎浜」には、2か所に同様の掲示板を立てて、アサギマダラの保護を呼び掛けています。

 

写真②:「宮地浜」の砂引草自生地に立てられている海浜植物群落の採取や棄損行為を禁じる注意喚起の掲示板

      =2018年4月11日撮影

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