吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

〈催事〉0539: 「新原・奴山古墳群」展望所整備事業完工

2018-04-04 20:04:10 | 行楽催事

 

写真①:「新原・奴山古墳群」展望所に設置された銘板(左端)や解説サイン

      =福津市奴山で、2018年4月4日撮影

世界文化遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産

福津市・「新原・奴山古墳群」展望所の整備工事がほぼ完了

 福津市奴山の「新原・奴山古墳群」展望所で、1月から市文化財課が始めた整備工事が4月4日までにほぼ完了。隣接する「伏原池」の一部を造成して展望スペースを広げ、銘板・解説サイン=写真①=の設置やトイレ=写真②=、ベンチ付きの「案内所」などが建築さました。銘板には「新原・奴山古墳群は、沖ノ島を崇拝する伝統を育んだ古代豪族宗像氏の人々の存在を証明します」と記されています。

 

写真②:「新原・奴山古墳群」展望所入り口に建てられたトイレ

     =4日撮影

  福岡県と宗像・福津両市がユネスコの世界文化遺産登録を目指した「新原・奴山古墳群」は2017年7月、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。玄界灘に浮かぶ孤島・「沖ノ島」で4~9世紀に朝鮮半島や大陸との航海の安全を祈願した古代祭祀に関わったとされる「宗像氏」の墳墓で、5~6世紀に玄界灘を望む丘陵に築造。「新原・奴山古墳群」展望所の見学者駐車場中央には、古墳分布図などを掲載したガイドマップを備えた「案内所」=写真③=も建てられています。

  

写真③:「新原・奴山古墳群」展望所の見学者駐車場中央に設けられたベンチ付きの「案内所」

   =4日撮影

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