吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年3月28日/〈津屋崎まちなみ散策〉042・「天神橋」架け替え

2012-03-28 15:23:58 | 津屋崎まちなみ散策

 

写真①:架け替えられた「天神橋」(「新川」上流から写す。右は廃業した割烹旅館・旧「魚正」)

福津市津屋崎3丁目(天神町)で、2012年3月28日午前10時20分撮影

 〈津屋崎千軒・町歩きスポット〉 53

 :〈津屋崎まちなみ散策〉042

 

津屋崎・「天神橋」架け替え工事が完成

28日に開通しました

  2011年11月下旬から架け替え工事が行われていた福津市津屋崎3丁目(天神町)の〈津屋崎千軒〉通りの「在自川(新川)」に架かる鉄筋コンクリート製の「天神橋」が完成=写真①=、3月28日に開通しました。

 以前の「天神橋」は鉄筋コンクリート製で、旧津屋崎町時代の昭和28年(1953年)5月28日、改修工事が完成。私が8歳の津屋崎小学校3年生の時です。今回の架け替え工事では、工事終了までは同橋を通る〈津屋崎千軒〉通り(旧往還)は通行できず、「新川」下流の海岸道路(県道渡―津屋崎線)を走る「新天橋」を迂回しなければならず、不便でした。

 西鉄宮地岳線の津屋崎―新宮駅(福岡県新宮町)間が廃線後、ただでさえ人通りが少なくなった〈津屋崎千軒〉通り。「天神橋」が再び通れるようになったことから、津屋崎交番近くの〈津屋崎千軒〉東側入り口から同通りへ町歩きを楽しむ観光客が増えれば、25日オープンした新観光スポット・「貝寄せ館」(「海とまちなみの会」の観光案内拠点事務所)に立ち寄る人も多くなりそう。

  

写真②:開通した「天神橋」(向こう奥右側に「「貝寄せ館」がある)

 =天神町で、28日午前10時15分撮影

「天神橋」位置図

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2012年3月28日/〈日記〉480・「豊村酒造」が福岡県屋外広告景観賞・優秀受賞

2012-03-28 09:13:27 | 日記

写真①:「第1回福岡県屋外広告景観賞」受賞作品の紹介パンフレット表紙

 栄えある第1回福岡県屋外広告景観賞・優秀

津屋崎の「豊村酒造」さんが受賞されました

 福岡県福津市津屋崎4丁目の「豊村酒造」(豊村源治社長)さんが、県主催の第1回福岡県屋外広告景観賞・優秀賞=写真①=を受賞されました。県屋外広告景観賞選考委員会(委員長・佐藤優九州大学大学院教授、委員6人)が、111点の応募の中から優良な屋外広告物で美しい景観を創出しているとの視点で、最高賞の最優秀・「キャナルシティ博多イーストビル」(福岡市、広告主・福岡地所)に次ぐ優秀受賞作品2点=もう1点の受賞者は「電気ビル北館」(同、広告主・電気ビル)=を選考したという栄誉です。

 県屋外広告景観賞選考委員会の講評によると、「福津市の酒蔵。この地域は、『津屋崎千軒』として江戸時代に海運業として栄えたまちなみを残したまちづくりが行われている。明治時代に施された看板は、建物の漆喰と一体となった綺麗な仕上げであり、建物とともに地域の中でもまちなみの景観をリードしたものである」としています。佐藤委員長も、審査総評で「鏝絵風の屋外広告物に杉玉が飾られた年代を感じさせるファサードで、内部までピカピカに磨き上げている様子に老舗酒蔵の心意気を感じた」と激賞。

 表彰式は3月18日、太宰府市の九州国立博物館で開かれた第6回福岡県景観大会で行われました。この看板=写真②=は、〈津屋崎千軒通り〉に面した「豊村酒造」の正面漆喰の杉玉両側に龍の鏝絵で装飾されており、私が所属している福津市の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)の観光ガイドで行う〝鏝絵と卯建の町家巡り〟コースで一番人気となっています。

  

写真②:龍の鏝絵装飾が見事な「豊村酒造」と看板

    =「第1回福岡県屋外広告景観賞」受賞作品の紹介パンフレットから

 「豊村酒造」さんは、「海とまちなみの会」の賛助団体として私たちの観光ボランティアガイド活動を支援いただいており、〈津屋崎千軒〉のランドマークの同酒造の看板が栄えある第1回福岡県屋外広告景観賞・優秀賞を受賞されたことは誇りであり、ガイドの一人としても嬉しい解説項目がまた一つ増えたことになります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする