吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年3月24日/〈日記〉476・「津屋崎の貝がら展」飾り付け

2012-03-24 21:15:36 | 日記

 

写真①:パネルの飾り付けが終わった「〝貝寄せの浜〟・津屋崎の貝がら展」

    =福津市津屋崎3丁目の〈貝寄せ館〉で撮影

 〈貝寄せ館〉記念展のパネル飾り付けが終わりました

あす25日午前11時から、開館式です

 私が所属している福津市のボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」が同市津屋崎3丁目に設けた町興し拠点事務所・〈貝寄せ館〉の25日午前11時からの開館式を前に、館内で開催する記念展の飾り付け作業が24日夕、終わりました。

 開館式後の催事では、〈津屋崎千軒〉の新しい観光スポット・「貝寄せ館」誕生を記念して、「〝貝寄せの浜〟・津屋崎の貝がら展」=写真①=を目玉に開催。江戸時代後期の寛政12年(1800年)、津屋崎浦を訪れた6歳になる第10代福岡藩主・黒田斉清(なりきよ)公に、〝貝寄せの浜〟と呼ばれる美しい津屋崎の浜で採れた貝の絵が貝手頭佐治徳左衛門から献上されました。このエピソードは、東北大震災のあとに金子みすゞの詩・「こだまでしょうか」のテレビCM放映で話題になった「ACジャパン」の前身・「公共広告機構」が、19年前の平成5年(1993年)に新聞各紙に津屋崎の浜の写真や貝の絵付きで海を汚染から守るキャンペーン広告の記事を掲載し、全国に紹介されました。

 この「公共広告機構」のキャンペーン広告記事や、斉清公殿に献上された21種の貝の絵図、同じ21種の貝を津屋崎の浜で採集された大賀孝男さん、康子さん夫妻(福津市津屋崎北本町)の貝がら標本のほか、「海とまちなみの会」女性会員が津屋崎浜で採集したきれいなサクラ貝なども展示します。

 また、館内では「〈津屋崎千軒〉懐古パネル展」も開き、津屋崎の繁栄をもたらした塩田が廃れた後、〝筑豊の炭坑王〟・伊藤伝右衛門らが渡半島の曽根の鼻に「活洲場」を開設するなど津屋崎の活性化に協力した伝右衛門ゆかりの写真のほか、福間ー津屋崎間を走っていた馬車鉄道、津屋崎の町並みの特徴や名所、津屋崎塩田の歴史遺構、「恋の浦」の海水を汲んで塩を作る方法などのパネル写真なども展示しています。

 開館式には、小山達生・福津市長や大久保三喜男同市議長、大峰重美・市観光協会理事(市議)、原田誠・福津市商工会副会長(「筑前津屋崎人形巧房」7代目当主。津屋崎人形師)らをお招きし、「恋の浦」海岸に漂着したケヤキの流木に、津屋崎人形師の娘さんのデザイナー湯浅美子さん(原田誠さんの妹。「海とまちなみの会」会員)がトールペインティングした「貝寄せ館」の看板を除幕し、館内のお披露目をいたします。

  〈貝寄せ館〉改装費支援寄付金(目標額80万円)は、24日までに福津市内外の商店主や津屋崎ファンの男性、京都府、千葉県、横浜市の津屋崎出身の方など32人から計34万8千円をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。ご浄財をお寄せ下さいます方は、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。                                                                             

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

  「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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