写真①:『津屋崎学』第2版上製本の表紙
=福津市津屋崎の拙宅で、2011年5月29日撮影
津屋崎の郷土史と自然のガイド本
『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』第2版上製本が完成
(B5判カラー、382㌻) 吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化
古里・津屋崎の良さや歴史を1冊の本にまとめ、子や孫の世代に伝えたいと、吉村青春ブログ「津屋崎センゲン」をもとに書籍化した津屋崎の郷土史と自然のガイド本、『津屋崎学――A Quaint Town Tsuyazaki-sengen Guide』の第2版上製本(B5判カラー、382㌻)が、平成23年(2011年)5月12日、東京にある発行所(イースト株式会社および欧文印刷株式会社)で出来あがり、宅配便で29日、私の手元に届きました=写真①=。
解説記事に写真402枚付き
記事は、「第1章 津屋崎の魅力」=写真②=から始め、「第2章 津屋崎塩田の軌跡~津屋崎は塩で保(も)つ~」、「第3章 〝筑豊の炭鉱王〟・伊藤伝右衛門と津屋崎」や、「第16章 卯建と鏝絵の町家巡り」=写真③=、小説やテレビ・ドラマに描かれた津屋崎、失われた町家、〝幻の津屋崎鉄道〟などを紹介した「第18章 津屋崎よもやま話」、「第19章 津屋崎の食文化」まで全19章で構成したあと、「津屋崎歴史年表」を掲載。明治創業の荒物屋・旧「乙藤商店」や旧「田中薬局」といった古い町家の様子と、「豊村酒造」の鏝絵、旧「麦屋惣平衛邸」の卯建、「津屋崎干潟」に渡来する冬鳥・クロツラヘラサギ、東京で撮影した泉岳寺や東郷神社、庚申信仰の柴又帝釈天も含め、平成18年から意識的に撮り集めた郷土の祭りや社寺、石碑、風景などの写真402枚と地図60枚付きで分りやすく表現しています。
写真②:「第1章 津屋崎の魅力」の「第2節 古風な趣のある町・〈津屋崎千軒〉」の記事掲載ページ
写真③:「第16章 卯建と鏝絵の町家巡り」の「第2節 卯建の建つ町家」の記事掲載ページ
『津屋崎学』の第2版上製本は、2月に出来た第1版並製本(B5判カラー、432㌻)に比べ、かなりの地図を手作りで差し替えしてページ数を50ページ減らし、目次の体裁も整えました。1冊の印刷代8,890円とハ-ドカバー代6,500円、送料525円の計15、915円で世界でただ一つの本を手に入れることができました。第1版並製本の10,455円より5,460円割高です。
『津屋崎学』は非売品ですが、私が所属している福津市の町興し団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」のボランテイアガイド仲間の方たちからもガイド資料に欲しいと希望の声を寄せていただいており、増刷の予定です。