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吉村青春ブログ『津屋崎センゲン』

“A Quaint Town(古風な趣のある町)・ Tsuyazaki-sengen”の良かとこ情報を発信します。

2012年3月10日/〈日記〉464・〈貝寄せ館〉のスポット・ライト設置

2012-03-10 09:02:08 | 日記

 

写真①:室内に設置された〈貝寄せ館〉のスポット・ライト

    =福津市津屋崎3丁目(天神町)で、2012年3月9日撮影

 

〈貝寄せ館〉にスポット・ライト設置

10日は陳列ケースを搬入します

 福津市のボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の町興し拠点事務所・〈貝寄せ館〉(同市津屋崎3丁目)の改装工事は、室内のスポット・ライト=写真①=やパネル展示用のピクチュアーレールの設置作業が完了、10日は陳列ガラスケースの搬入やパネル展示作業を行います。

 出入り口に木製引き違い戸を設置する14日には、新しい観光スポット誕生を紹介したいと、マスコミの取材も予定されています。私はこの間、会員の皆さんと、「恋の浦」の砂浜に漂着した流木に〈貝寄せ館〉と書く看板のトールペインティング作業を室内で進めます。

 まだ目標額の80万円に達していない〈貝寄せ館〉改装費支援寄付金をお寄せ下さいます方は、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

 

 「海とまちなみの会」事務所〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年3月8日/〈日記〉463・〈貝寄せ館〉改装工事4日目

2012-03-08 09:32:58 | 日記

写真①:庇が付き、柱が建った〈貝寄せ館〉出入り口(サッシ戸は14日、木製引き違い戸に替わります)

   =福津市津屋崎3丁目(天神町)で、2012年3月8日撮影

 拠点事務所〈貝寄せ館〉改装工事4日目

出入り口に庇が付き、柱が建ちました

 福津市津屋崎のボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の町興し拠点事務所・〈貝寄せ館〉(同市津屋崎3丁目)の改装工事4日目の8日は、〈津屋崎千軒通り〉に面した建物出入り口に庇が付き、柱が建ちました=写真①=。

 室内のスポット・ライトやパネル展示用のピクチュアーレール設置作業も行い、大工工事を終了。14日には、出入り口に木製引き違い戸を設置します。会員たちはこの間、「恋の浦」の砂浜に漂着した流木に〈貝寄せ館〉と書く看板のトールペインティング作業を室内で進めます。

 〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金(目標80万円)をお寄せの場合は、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

 「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年3月7日/〈日記〉462・〈貝寄せ館〉改装工事3日目

2012-03-07 15:29:58 | 日記

写真①:建物の断熱材、内壁板張りが終了した〈貝寄せ館〉内部

   =福津市津屋崎3丁目で、2012年3月7日撮影

 拠点事務所・〈貝寄せ館〉改装工事3日目

建物の断熱材、内壁張りが終わりました

 福津市津屋崎の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の拠点事務所・〈貝寄せ館〉(同市津屋崎3丁目)の改装工事3日目の7日は、大工さんら2人の手で建物の断熱材、内壁板張りが終了しました=写真①=。

 これまで外壁1枚だった木造平屋の〈貝寄せ館〉内部に、断熱材と内壁板が張られたことから、室内はかなり暖かく改善。8日は、室内のスポット・ライトやパネル展示用のピクチュアーレール設置作業を行い、大工工事を終える予定です。

 〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金(目標80万円)をお寄せの場合は、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

  「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年3月6日/〈日記〉461・〈貝寄せ館〉改装工事2日目

2012-03-06 18:09:44 | 日記

写真①:〈貝寄せ館〉で進められる内壁の断熱材・板張り工事

   =福津市津屋崎3丁目で、2012年3月6日撮影

 「貝寄せ館」改装工事2日目、順調です

改装工費支援寄付金30万円を突破いたしました

皆様方のご協力に感謝申し上げま

  福岡県福津市津屋崎の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の拠点事務所・〈貝寄せ館〉(同市津屋崎3丁目=旧天神町)の改装工事2日目の6日は、建物の断熱材、内壁張りと電気配線作業が行われました=写真①=。会員内外から募集中の改装工費支援寄付金は、同日までに26人の方から計30万2千円に達しました。

  改装工事の様子は、〝職人町〟・天神町の人たちや同じ〈津屋崎千軒〉通りの〝商人町〟・新町の商店経営者の方たちの話題になっています。「海とまちなみの会」会員の私たちが、改装費支援のお願いに伺った商店や海の家などからは、お一人1口1千円、2千円、1万円と寄付金を次々とお寄せいただき、心から感謝しています。

  改装工費寄付金(目標80万円)をお寄せの場合につきましては、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。                                                                     

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

 「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年3月5日/〈日記〉460・〈貝寄せ館〉改装工事が始まりました

2012-03-05 09:51:41 | 日記

 

写真①:〈貝寄せ館〉に建物改装の資材を搬入する大工さんたち

   =福津市津屋崎3丁目で、2012年3月5日午前8時15分撮影

 

「海とまちなみの会」の活動拠点事務所

〈貝寄せ館〉改装工事が始まりました

皆様方の寄付金ご協力に感謝申し上げま

 

私が所属する福岡県福津市津屋崎の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」(略称・「海とまちなみの会」)同市津屋崎3丁目(天神町)に設けた拠点事務所・〈貝寄せ館〉の改装工事が、5日朝から始まりました=写真①=。

 

計画によると、8日までの4日間で建物の断熱材、内壁張りといった大工工事を行い、14日に入り口の木製引き違い戸の建具工事が完成、15日に建物外部の柱等の塗装工事を終了。この間の9-13日に〈貝寄せ館〉と流木に書いた看板のトールペインティング作業を多くの会員で行います。25日(日)午前11時から福津市長、市議会議長、市観光協会長、市商工会長、天神町区長、市まちおこしセンター長さんらをお招きして開館式を開催し、市民や観光客の皆様にお披露目をしたく準備を進めております。

 

会員内外から募集中の改装工費支援寄付金(目標80万円)につきましては、「海とまちなみの会」ホームページやブログ、Facebook、西日本新聞記事やTVQ九州放送のニュース放送などで寄付金を募っているのを知ったとして、5日までに千葉県や横浜市、福岡市、福津市の会員や津屋崎出身の方など24人から計29万円が寄せられています。お一人一口1千円から3千円、1万円、3万円、5万円など個人、団体名でお寄せいただいており、心より感謝申し上げます。

  

改装工費寄付金をお寄せの場合につきましては、下記の「海とまちなみの会」銀行口座へお振り込みのうえ事務局・吉村勝利へお知らせいただくか、〈貝寄せ館〉東隣に在住の占部英明・本会会計兼広報世話人にお渡しいただければ幸いです。

                                                                                  

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

 

「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 

お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年3月3日/〈日記〉459・「魚食堂 くぐり屋」閉店

2012-03-03 09:53:55 | 日記

  

写真①:閉店した「魚食堂 くぐり屋」の看板(店舗は向こうの「お魚センター」2階)

    =福津市津屋崎4丁目の「お魚センター」駐車場で、2012年3月2日午後3時35分撮影

 

福津市津屋崎4丁目(浜の町)の「津屋崎漁港」そばの「お魚センター」2階にあった「魚(いお)食堂 くぐり屋」=写真①=が、開店から約3年の2月限りで閉店しました。〈津屋崎千軒〉観光の団体客にとって、漁船の上をカモメが飛び交う漁港風景をガラス窓越しに眺めながめられると人気のあったの食事処が、また一つなくなったのは、残念です。

 

「魚食堂 くぐり屋」さんは、2009年3月18日オープン。毎日曜日に漁港岸壁で開かれる朝市の際には、おいしい朝定食を提供、朝市で買われた食材も調理するなど営業にがんばっておられました。11年11月18日、糸島市から「古い建造物を保全・活用する研究会」の団体43人が津屋崎見学会バス・ツアーで〈津屋崎千軒〉を訪れ、町歩きを楽しまれた時には昼食会場にも利用されました。

コメント (3)
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2012年2月28日/〈日記〉458・宮地岳線の跡地利用

2012-02-28 10:10:08 | 日記

 

写真①:宅地造成工事が進む西鉄「宮地岳線」跡地(向こう側が旧「津屋崎駅」方向)

    =福津市宮司5丁目で、2012年2月27日撮影

 

旧西鉄宮地岳線跡地・福津市宮司5丁目で宅地造成工事進む

古賀市は、公園や歩道の整備用に跡地買い取りの方針

 古里・福津市津屋崎に乗り入れていた旧西鉄宮地岳線(福岡市東区貝塚―津屋崎間、20.0㌔)のうち新宮(福岡県新宮町)-津屋崎駅間9.9㌔が、平成19年(2007年)3月31日限りで廃止され、5年近くになります。新宮町と福津市の間にある古賀市では、路線跡地のうち大根川から福津市との境界まで2.8㌔を市土地開発公社に西鉄から先行取得させたあと買い取る方針で、公園や歩道などにして整備するための利用計画案を作る委託料を計上した平成24年度予算案を市議会に上程するという。一方、福津市宮司5丁目では民間に売却された跡地で宅地造成工事が始まっています=写真①=。古賀市と福津市の跡地利用の差は、なにゆえでしょうか。

 旧津屋崎町時代の昭和26年(1951年)7月1日、「宮地岳駅」から「津屋崎駅」まで1駅延長され、全町で祝う〝津屋崎どんたく〟が催されました。津屋崎小1年生だった私も、天神町どんたくパレード隊の〈紳士ダンス・チーム〉の一員としてラインダンスを披露した記憶が今も脳裏に残っています。

宮地岳線跡地で宅地造成工事が始まっているのは、この「津屋崎駅」―「宮地岳駅」の宮司5丁目です。北側の駐車場に使われていた敷地を含む約5,800平方㍍が約20戸の住宅地として開発工事が、福岡市の会社により4月9日までの予定で進められています。

 

この造成工事の反対側の旧「宮地岳駅」駅寄りの宮地岳線跡地も、近くの小児科病院の第二駐車場に利用されています=写真②=。

 

 

写真②:小児科病院の第二駐車場に利用されている西鉄「宮地岳線」跡地(向こう旧「宮地岳駅」方向)

    =福津市宮司5丁目で、27日撮影

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2012年2月22日/〈日記〉457・TVQ九州放送のテレビで紹介されます

2012-02-22 09:41:23 | 日記

  

写真①:明治34年建築の「津屋崎千軒民俗館・『藍の家』」(国登録有形文化財)

 

きょう午後5時13分からTVQ九州放送のテレビ番組で紹介されます

「海とまちなみの会」の町興し活動や〈貝寄せ館〉改装費支援寄付金呼びかけ

 

私が所属する福岡県福津市津屋崎の町興しボランティア団体・「津屋崎千軒 海とまちなみの会」の〈津屋崎千軒〉と呼ばれる古い町並みのガイド活動や、市津屋崎3丁目に設けた事務所・〈貝寄せ館〉の改装費支援寄付金の呼びかけの様子が、きょう2月22日午後5時13分からTVQ九州放送のテレビ番組「津屋崎・折尾…歴史的景観でわが街ににぎわい作る!」で放映されます。

 

明治7年創業の「豊村酒造」や同34年建築の「津屋崎千軒民俗館・『藍の家』」(国登録有形文化財)=写真①=、卯建と鏝絵のある町家など〈津屋崎千軒〉の町並みと、〈貝寄せ館〉募金活動について16日、同放送記者とカメラマンの方の取材を受けていました。本会役員や会のホームページ、ブログとFacebookページhttp://www.facebook.com/#!/pages/%E6%B4%A5%E5%B1%8B%E5%B4%8E%E5%8D%83%E8%BB%92-%E6%B5%B7%E3%81%A8%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%81%AE%E4%BC%9A/275739925831878でご協力を全国の津屋崎ファンの方に呼び掛けている募金は、21日までに市内外の会員や津屋崎出身の9人の方から計15万円をお寄せいただいています。自分一人では何もできませんが、多くの皆様の支えが大きな力になっています。心より感謝申し上げます。

 

〈貝寄せ館〉の看板用流木を発見しました!

 

〈貝寄せ館〉入り口に掲げる看板用に探していた流木を2月21日午後、同市渡の「恋の浦」海岸=写真②=で見つけました。〝貝寄せの浜〟とも呼ばれる津屋崎浜にちなみ、玄界灘から吹く春先の西風で打ち寄せられる貝のように、津屋崎に流れ着いた木が看板用にふさわしいと、恋焦がれた想いが「恋の浦」の女神に通じたのかもしれません。

 

 

写真②:流木が砂浜に漂着していた福津市渡の「恋の浦」海岸(向こう左は大峰山)

 

この流木は幅30.5センチ、長さ2.33メートル(幅30.5センチの部分の長さだと1.43メートル)、厚さ1.8センチの板状で、砂浜に打ち上げられていました。〈貝寄せ館〉入り口の引き戸の上に置いて見たところ、看板=写真③=にぴったりの形状と分りました。この流木を使い、本会会員の女性デザイナーにトールペインティングの腕を振るっていただき、「貝寄せ館 津屋崎千軒 海とまちなみの会の素敵な看板を作る予定です。

 

 

写真③:「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉の外観設計イメージ

 

                                                                                  

◇〈貝寄せ館〉改装費支援のご浄財ご寄付のお願い

 

「海とまちなみの会」事務所・〈貝寄せ館〉改装費支援の寄付金のお振込には、西日本シティ銀行福間支店普通預金口座(「津屋崎千軒 海とまちなみの会 会長吉村勝利」、口座番号1304781)をご利用下さい。

 

お問い合わせは、E-mail:yosi3019@sage.ocn.ne.jpか、℡090-7451-8063で「海とまちなみの会」事務局・吉村勝利へお願いいたします。

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2012年2月20日/〈日記〉456・「天神橋」完成まだですか

2012-02-20 18:24:45 | 日記

 

 

写真①:架け替え工事中の「天神橋」(「新川」上流から写す。右は廃業した割烹旅館・旧「魚正」)

福津市津屋崎天神町で、2012年2月18日午後2時35分撮影

 

津屋崎・「天神橋」架け替え着工から約2か月

3月まで「新川」に架かる往還通行禁止は痛い

――福津市天神町

 

福津市津屋崎天神町の往還(〈津屋崎千軒〉通り)の「新川」に架かる「天神橋」の架け替え工事が、2011年11月28日から本格的に始まり、12年2月20日で約2か月。やっと左岸側の工事部分ができた様子=写真①=ですが、3月下旬の完成予定まではまだ時間がかかりそう

 

「天神橋」は旧津屋崎町時代の昭和28年(1953年)5月28日、改修工事が完成。私が8歳の津屋崎小学校3年生の時です。架け替え工事が終わる3月下旬まで同橋を通る往還は通行できず、「新川」下流の海岸道路(県道渡―津屋崎線)の「新天橋」を迂回しなければなりません。

 

西鉄宮地岳線の津屋崎―新宮駅(福岡県新宮町)間が廃線後、ただでさえ人通りが少なくなった〈津屋崎千軒〉通りです。「天神橋が通れんごとなって、観光客の姿もよけいに見られなくなった」と商店経営者の嘆きの声も聞かれます。3月早々には、開通してほしいものです。

 

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2012年2月19日/〈日記〉455・「象使い」の唐子を描いた津屋崎人形

2012-02-19 07:45:56 | 日記

 

 

写真①:象使いの唐子を描いた津屋崎人形の写真

=福津市津屋崎3丁目の「筑前津屋崎人形巧房」で、2011年10月24日撮影

 

象使いの唐子(からこ)を描いた珍しい津屋崎人形が、あることを知りました。福岡県直方市から福津市・〈津屋崎千軒〉の町歩きに来られたご夫婦の観光ガイドをした2011年10月24日津屋崎3丁目の「筑前津屋崎人形巧房」(原田誠当主)を訪れた際、アルバムに収録されていたカラー写真を撮影させていただきました=写真①=。同人形巧房のお話では、型が保存されており、注文生産で作る大型の人形という。

 

唐子は、中国風の服装や髪形をした子供、また、その姿をいい、唐子の姿をした人形を「唐子人形」といいます。また、唐人(韓人)は、古くは「からひと」といい、中国、または朝鮮の人のことです。江戸時代初期の慶長12年(1607年)から同後期の文化8年(1811年)まで12回にわたり、朝鮮李王朝の使者・「朝鮮通信使」が日本の信頼を得るため国書(信書)を持って来日、徳川将軍からの返書を持ち帰っています。使者の一行は、3百人から5百人で、福岡藩主は玄界灘の相島(福岡県新宮町)に寄港した使節団を接待するため、津屋崎浜(福津市津屋崎)から船に乗って出迎えに向かっていました。

 

「朝鮮通信使」の一行の接待のため、福岡藩は相島に客館=写真②=を毎回新築し、食糧の猪や鹿は立花山(新宮町)、能古島(福岡市)、津屋崎の渡山(わたりやま)で獲っていました。「朝鮮通信使」の来日のたびに、津屋崎浦の領民は藩主の相島への渡海船の漕ぎ手や荷物の運送などの水夫役、鯛を中心とした魚の提供など相当な迷惑を被ったという。

 

 

写真②:相島(福岡県新宮町)の畑に立てられた「朝鮮通信使客館図」(吉村青春著『津屋崎学』から)

 

ただ、「朝鮮通信使」の一行には書や漢詩に詳しい文化人や舞踊・楽曲を披露する芸能人も含まれ、日本各地で文化交流も行われ、異国の装束に身を固めた使節団の行列を見る人だかりができたほど。津屋崎人形は、18世紀の江戸時代中期から作られており、「朝鮮通信使」一行の唐子姿を描いた「唐子人形」の作品を生んだのも当然の流れでしょう。2011年2月、兵庫県たつの市立室津海駅館で開かれた「朝鮮通信使ゆかりの人形展」では、この「象使い」の津屋崎人形が展示されています。

 

江戸時代中期の享保14年(1729年)、清(中国)の商人がベトナムから入ってきた象を八代将軍徳川吉宗への献上品として長崎から江戸まで送っています。象は「象使い」と長崎街道を歩き、福岡県飯塚市も通っています。「筑前津屋崎人形巧房」は、江戸時代中期の安永6年(1777年)が起源ですが、珍しい「象使い」の姿は筑豊から津屋崎にも当時の絵画などから伝わったのかもしれません。今月18日、同人形巧房を訪ねた際、原田誠・7代目当主は「唐子人形の型は、『象使い』のほかにも二つ伝わっています」と話されていました。「朝鮮通信使」や「象使い」の唐子人形――津屋崎人形にまつわる歴史や文化のエピソードを知るのも楽しいものです。

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