とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2021東北紅葉登山ツアー:1日目栗駒山麓ジオパークビジターセンター

2021-10-11 22:53:55 | 観光
栂海新道から帰ってからしばらくして、東北の紅葉を見に行きたくて再び山旅に出た。予定したのは栗駒山、焼石岳、五葉山だ。中でも栗駒山は2年前に登ったが、その紅葉の素晴らしさに魅せられて二回目になってしまった。

1日目は、一ノ関駅でレンタカーを借りて、須川高原温泉口から栗駒山に登る計画であったが、東北に接近していた台風の影響で1日中、雨の天気になってしまった。結局、この日栗駒山に登るのは中止して、周辺を観光する事にした。

一ノ関駅近くで昼食を食べることにしたが、地元の名物料理を食べようという事で、何がお勧めか観光案内で聞くと、この辺りでは、もち料理が有名だという。「日本一のもちの郷」である一ノ関では、祝儀も不祝儀も、もち料理で客人をもてなすことが礼儀にかなう習慣とされているそうだ。

駅近くにある世嬉の一酒造の蔵元レストラン“せきのいち”に立ち寄る。 手延べはっと膳、ソーセージ&もちフォンデュ、一ノ関もち膳等のメニューがあり、私が頼んだのは一ノ関もち膳だ。伝統的な餅本膳を手軽に楽しめるようなもち膳だという。おもちの種類は、あんこ餅、ずんだ餅、ごま餅、沼えび餅の4種類だ。


昼食の後は、雨の中でも楽しめる場所と言ったら博物館みたいな場所しかない。いろいろ調べると栗駒山麓ジオパークビジターセンターという場所があり、栗駒山の事をいろいろ知ることが出来そうなので立ち寄ってみた。

栗駒山麓ジオパークビジターセンターは、栗駒山麓ジオパークの地質や地形、人々の営みを紹介するとともに、学びの場や観光の場として利用できる施設だ。3つの展示室では、1億年前から現在までのスケールで栗駒山麓ジオパークの歴史を紹介したり、ジオラマや床一面に広がる空中写真などで地形の特徴や見どころを知ることや、様々な自然災害の記録と経験から防災・減災について考えることができる。

特に、400インチ2画面の超大型スクリーンのあるシアタールームでは、栗駒山麓ジオパークのきっかけとなった震災の記録と、その大地の成り立ちの物語が映し出される。超大型スクリーンで見る映像は大迫力だ。

1億年前に火山が爆発して溶岩流が流れる様子。


栗駒山麓を流れる谷川の景色。


美しい花。


夕焼けの空に舞いあがる鳥の群れ。


そして、栗駒山が最も美しく輝く秋。神の絨毯と呼ばれる紅葉だ。




栗駒山麓ジオパークビジターセンターで、展示物をじっくり見学できたので、もういい時間になった。その後、栗駒山の登山口にある須川高原温泉に向かい、1日目が終わった。

「2021東北紅葉登山ツアー:2日目須川高原温泉&栗駒山」に続く。