栂海山荘の真東から日が登りだした。妙高山、火打山の間から光が射してきた。
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雲の間から、光の帯が無数に出ている。
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みんな入り口で、日の出に見とれている。
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6時。栂海山荘を出て、最後の縦走路に足を踏み入れる。
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親不知海岸から来た場合の、栂海山荘手前の最後の水場である「黄連の水」。ここから栂海山荘に行くとしても1時間半から2時間かかるので、水の補給は重要だ。
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この先も基本的に下るはずなのだが、結構上りの道が多い。
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8:10。菊石山1209.8mに到着する。
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コースガイドには、菊石とはアンモナイトのことで、栂海新道にて最初にアンモナイトが発見されたのが菊石山だとあり、みんなアンモナイトが見つからないかと期待して登ってきたのだが、それらしき石は見つからずガッカリ。
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9時。次のピークである下駒ヶ岳1241mに到着する。菊石山より標高が高い。
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白鳥山の手前で、もう一度水場に下りて水を補給する。気温が高く、冷たい水がどうしても欲しくなる。
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10:22。白鳥山1226.9mに到着する。なんと菊石山から全然標高が下がっていない。
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白鳥山山頂にある白鳥小屋の内部。思ったよりきれいな小屋だ。白鳥小屋でランチ休憩する。
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13:10。初めて舗装道路に出た。坂田峠といい、ここまでは車で来ることが出来るらしく、栂海新道をショートカットできる入り口だ。
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坂田峠は、栂海新道と旧北陸道が交差する峠だ。明治時代は、この山中が鉱山街で賑わっていて芸者さんが人力車で旧北陸道を何度も通ったことから芸者街道とも呼ばれていたという。しかし、今の旧北陸道は藪に覆われその面影もない。
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我々は、栂海新道を真っすぐ進む。14時過ぎ、尾高山677mに到着する。こ標高の数値を見ると、一気に下った感がする。
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やっと日本海・親不知を示す案内板が出てきた。
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15:20。入道山447mを通過。ここが最後のピークだ。足腰はパンパンで、急な下りが腰に応える。しかも泥濘の道が多く、慎重に下らないと滑りやすい。
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16:40。国道8号線の栂海新道登山口に到着する。長かった~!
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栂海新道登山口の目の前は、親不知観光ホテル。ここが、この日の宿泊場所だ。だが、栂海新道はここで終わりではない。標高0mの日本海の海水に触るまでがゴールだ。
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重い荷物は、ホテルの入り口に置いて、海岸へつながる階段を降りていく。
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はるばる日本海まで歩いてこられた事に感動だ。
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海水にタッチしてゴール。
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栂海新道完歩。無事ゴールできてバンザーイ。
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この辺りの海岸は、ヒスイ海岸とも呼ばれ、ヒスイの原石が見つかることもあるというので、ヒスイがないか探してみるが、そう簡単には見つからない。
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長い縦走を終え、この日は、やっとお風呂にゆっくり入り、美味しい食事も堪能できる。海岸からホテルに戻るための石段がやけにきつかった。
参考1.5日目の高低図&コースタイム
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参考2.5日目のコースマップ
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「2021栂海新道縦走ツアー:6日目親不知観光ホテル~蓮華温泉~自宅」に続く。
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雲の間から、光の帯が無数に出ている。
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みんな入り口で、日の出に見とれている。
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6時。栂海山荘を出て、最後の縦走路に足を踏み入れる。
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親不知海岸から来た場合の、栂海山荘手前の最後の水場である「黄連の水」。ここから栂海山荘に行くとしても1時間半から2時間かかるので、水の補給は重要だ。
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この先も基本的に下るはずなのだが、結構上りの道が多い。
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8:10。菊石山1209.8mに到着する。
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コースガイドには、菊石とはアンモナイトのことで、栂海新道にて最初にアンモナイトが発見されたのが菊石山だとあり、みんなアンモナイトが見つからないかと期待して登ってきたのだが、それらしき石は見つからずガッカリ。
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9時。次のピークである下駒ヶ岳1241mに到着する。菊石山より標高が高い。
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白鳥山の手前で、もう一度水場に下りて水を補給する。気温が高く、冷たい水がどうしても欲しくなる。
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10:22。白鳥山1226.9mに到着する。なんと菊石山から全然標高が下がっていない。
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白鳥山山頂にある白鳥小屋の内部。思ったよりきれいな小屋だ。白鳥小屋でランチ休憩する。
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13:10。初めて舗装道路に出た。坂田峠といい、ここまでは車で来ることが出来るらしく、栂海新道をショートカットできる入り口だ。
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坂田峠は、栂海新道と旧北陸道が交差する峠だ。明治時代は、この山中が鉱山街で賑わっていて芸者さんが人力車で旧北陸道を何度も通ったことから芸者街道とも呼ばれていたという。しかし、今の旧北陸道は藪に覆われその面影もない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/e4/89afed5f4d19d0f57ce086bc93309585.jpg)
我々は、栂海新道を真っすぐ進む。14時過ぎ、尾高山677mに到着する。こ標高の数値を見ると、一気に下った感がする。
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やっと日本海・親不知を示す案内板が出てきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/f5/8f47b35e3a3237e778b98cd6dfd99ab4.jpg)
15:20。入道山447mを通過。ここが最後のピークだ。足腰はパンパンで、急な下りが腰に応える。しかも泥濘の道が多く、慎重に下らないと滑りやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c7/396eed1fc3414fd2de3ad3054072c21b.jpg)
16:40。国道8号線の栂海新道登山口に到着する。長かった~!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/1b/9b151a18367f899a101d8d2f065f921d.jpg)
栂海新道登山口の目の前は、親不知観光ホテル。ここが、この日の宿泊場所だ。だが、栂海新道はここで終わりではない。標高0mの日本海の海水に触るまでがゴールだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/5eb37ed4109b2422470715bebc210997.jpg)
重い荷物は、ホテルの入り口に置いて、海岸へつながる階段を降りていく。
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はるばる日本海まで歩いてこられた事に感動だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/07/3479c8a924bfd766525a0575e4bb0a41.jpg)
海水にタッチしてゴール。
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栂海新道完歩。無事ゴールできてバンザーイ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/d8/f842438ae65be902d93b23c98e0a8d42.jpg)
この辺りの海岸は、ヒスイ海岸とも呼ばれ、ヒスイの原石が見つかることもあるというので、ヒスイがないか探してみるが、そう簡単には見つからない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/d9/901ab77c340a1a920555fb4d2516a43c.jpg)
長い縦走を終え、この日は、やっとお風呂にゆっくり入り、美味しい食事も堪能できる。海岸からホテルに戻るための石段がやけにきつかった。
参考1.5日目の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/13/d47876b67b06839f87a959b82b86d7f4.jpg)
参考2.5日目のコースマップ
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「2021栂海新道縦走ツアー:6日目親不知観光ホテル~蓮華温泉~自宅」に続く。