とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2015紅葉の福島三名山に登る:3日目“磐梯山”その2

2015-10-15 20:52:28 | 山登り
山頂から下山を始めると4合目から登って来る登山者が引きを切らさなかった。10時近くとなり、好天ということもあって大勢の登山者が押し寄せてきていたのだ。下山するのも、渋滞が何度もあり思ったより手間取ってしまった。

4合目の茶店前でおやつ休憩をし、お花畑経由で八方台へ向かう。


お花畑と言っても今は当然の如く花は何も咲いていない。しかし大きな樹がないので展望は抜群だ。




天狗岩。天狗というより、怪物の顔のようにも見える。


東側には、特徴ある安達太良山のピークも見えた。


お花畑、弘法清水への分岐から元来た道を下っていく。


陽が上り光が多く当たるようになって一段と紅葉が綺麗になってきた。




桧原湖やその周りの風景も、朝より一段と輝いているように見える。


紅葉のトンネルを下っていくが、気になる撮影スポットが多すぎてなかなか前に進まない。






11:45。中の湯跡まで戻ってきた。


宿は廃墟となっているが、温泉がなくなったわけではない。源泉のある場所まで回ってみる。


源泉からは白濁した水がボコボコと湧き上がっていた。手をつけるとちょっと温い。


建物の隙間からは、布団が見える。それほど汚れてはいないようで、何だかもったいないような気がした。


ススキが風に揺れ、秋らしい風景だ。


黄色と赤のコントラストが気になって、カメラを構えてしまった。




12:10。八方台登山口に無事到着する。


その後、五色沼方面に戻るが、磐梯山ゴールドラインの路肩には、ぎっしりと路上駐車の車が並んでいた。早く出発したおかげで、路上駐車にならなかったのが幸いだ。

「2015紅葉の福島三名山に登る:3日目“五色沼観光”」に続く。

2015紅葉の福島三名山に登る:3日目“磐梯山”その1

2015-10-15 06:54:54 | 山登り
民宿の朝食は6時からだったので、7時前には出発して磐梯山の八方台登山口に到着する。登山口には15分くらいで着いたが、駐車場は満車に近く、ギリギリセーフで止めることができた。1日目の安達太良山といい、この時期は紅葉見物で道路や駐車場が大混雑する。早め早めの行動が大事だ。

7:10。八方台登山口からスタートする。


登山届もしっかり書いていく。


ブナの森の間から太陽が顔を出し始めていた。


青空に白い幹と黄色い葉が映える。今日は絶好の登山日和となった。




20分ほどで中の湯跡に着く。かつては温泉宿があった場所だが、廃業して廃墟と化している。




中の湯前で一休み。


さらに山道を上がっていく。


展望のいい開けた場所から、いくつもの沼が見えていた。


磐梯山山頂も見えてきた。


再び展望が開けた場所からは、1888年の磐梯山の噴火に伴う山体崩壊によりできた堰止め湖の中では最大の桧原湖が見える。この時、現在の湖底の位置にあった桧原村が水没し、一つの村が消滅したという。


8:45。4合目弘法清水に到着する。こんこんと湧き出る清水は、御多分に漏れず弘法大師伝説が由来のようだ。


4合目には、2軒の茶店があり、飲み物やちょっとした軽食が売られている。トイレブースがあり、そこでは携帯トイレを使用する。




9:00。分岐にある鐘を鳴らし、山頂を目指す。


20分ほどで山頂に到着する。桧原湖や五色沼がさらによく見えている。


周りには、いくつものスキー場が見える。




山体崩壊した名残の岩峰も見える。


南側に見えるのは、猪苗代湖だ。


1816.3mの磐梯山山頂。


山頂から少し下ったところに、磐梯山の標識がある。標識には1819mと書いてあるが、2010年の再測量の結果、標高が低くなってしまったようだ。因みに磐梯山では、頂上が5合目になっている。


頂上にも小さな小屋が有り、飲み物やバッジを売っていた。この日は、大勢の登山者が来ており売上も多かったのではないだろうか。


「2015紅葉の福島三名山に登る:3日目“磐梯山”その2」に続く。