摩尼山から、なだらかでよく踏まれた道を下っていく。木陰に入ると結構寒い日だったので、日差しがある所に来ると、暖かくて気持ちいい。
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木立の間から少しずつ顔をのぞかせている紅葉した葉が、光を受けて一際輝いて見える。
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11:20。楊柳山1009mに到着する。高野三山では、最も高い山だ。
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朝が早かったから、12時前だというのにお腹はペコペコだ。楊柳山で昼食タイムをとることにした。風当たりが少ない場所で荷物を広げ、ビールではなくワインでまずは、乾杯。
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今回の山ご飯は、”あだちさん。”の提案で、ホットドッグになった。ホットドッグをやるならフライパンが欲しいだろうと、私が持参したフライパンでまずは、ソーセージをジワジワと焼く。
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その後、あだちさん。がソーセージをレタスとパンで包み、N山さんがトマトソースとマスタードをかけて出来上がりだ。いつも山では、おにぎりやカップラーメンだったが、たまには洋風にホッドックというのもいい。
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レタスがまだ残っていたので、全部炒めちゃえとフライパンに突っ込む。トマトソースとマスタードも残さず入れ、チーズも入れたら、なかなかいい味になって来た。残ったパンにつけると、絶妙の辛味とコクのあるタレになった。みんな美味しい美味しいと、パンにつけて食べてくれたので、あっという間にフライパンが綺麗になった。
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多分1時間以上山頂でのんびりしていたのだろう。食べるものが多すぎて、今回も持ってきたおにぎりは食べずじまい。そのまま荷物と一緒に下山となった。さて、最後の転軸山目指して山道を下っていく。
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しばらく行くと平坦な道に出た。沢沿いで湿地帯があり、木道が作られている。その先には、日当たりのいい広場もあり、弁当を広げるにはちょうどいい場所でもあった。
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紅葉樹が多く、絶好の撮影スポットになると、みんなカメラを出してなかなか前に進まない。紅葉を撮るより、そんな人たちを撮るのが面白い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f5/c35724e0dae7e09acbcfafcfb1369249.jpg)
一旦車道を横断して、転軸山への登山道に入る。
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落ち葉の道を、サクサクと音を立てながら登っていく。秋山という雰囲気を充分感じさせてくれる登山道だが、傾斜はかなりきつい。
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13:30。転軸山910mに到着する。ここには、弥勒菩薩の祠がある。
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休憩できる広い場所に出てきた。大きな丸太があり、これは何のためにあるのかと議論になった。段違い平行棒とか鞍馬とかいう声もあったが、やはり平均台だろうということになり、さっそく試してみる(ホントは、休憩の為に寄りかかったり座るための丸太)。
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池のあるところで、ちょっと休憩。
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転軸山公園から、そのまま金剛峯寺方面に下ることもできたが、みん元気だったので不動坂口女人堂まで行くことにした。今回のコースは、弘法大師廟のある奥の院を囲む摩尼山、楊柳山、転軸山の高野三山の尾根道である。昔、女人禁制で山内に立ち入ることのできなかった女性が辿ったこの尾根道は女人道と呼ばれている。その女人道の締めくくりが女人堂なので、ここまで来たらそこまで歩きたい。
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14:45。不動坂口女人堂に到着する。ここは、いくつかあった女人堂のなかで、現存する唯一の女人堂だ。かつて高野山が女人禁制だったころ、女性が真言をひと晩中唱えていた場所で宿泊も出来たという。
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女人堂だけに女性陣だけで記念写真。
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昔は、この先から女人は行くことができず、樹間から垣間見える壇上伽藍や奥の院に手を合わせて参拝したといわれる。
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金剛峯寺の脇道を歩く。西陽が当たってくると何だか物寂しい気分になってきた。いよいよ山旅も終わりが近い。
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温泉に寄ってからの帰り道は、何度か道を間違えたので行く時より時間が掛かり、渋滞もあったりしてだいぶ遅くなってしまった。帰宅は深夜になってしまったが、みんな高野山の雰囲気を充分味わってくれたことだろう。
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木立の間から少しずつ顔をのぞかせている紅葉した葉が、光を受けて一際輝いて見える。
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11:20。楊柳山1009mに到着する。高野三山では、最も高い山だ。
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朝が早かったから、12時前だというのにお腹はペコペコだ。楊柳山で昼食タイムをとることにした。風当たりが少ない場所で荷物を広げ、ビールではなくワインでまずは、乾杯。
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今回の山ご飯は、”あだちさん。”の提案で、ホットドッグになった。ホットドッグをやるならフライパンが欲しいだろうと、私が持参したフライパンでまずは、ソーセージをジワジワと焼く。
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その後、あだちさん。がソーセージをレタスとパンで包み、N山さんがトマトソースとマスタードをかけて出来上がりだ。いつも山では、おにぎりやカップラーメンだったが、たまには洋風にホッドックというのもいい。
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レタスがまだ残っていたので、全部炒めちゃえとフライパンに突っ込む。トマトソースとマスタードも残さず入れ、チーズも入れたら、なかなかいい味になって来た。残ったパンにつけると、絶妙の辛味とコクのあるタレになった。みんな美味しい美味しいと、パンにつけて食べてくれたので、あっという間にフライパンが綺麗になった。
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多分1時間以上山頂でのんびりしていたのだろう。食べるものが多すぎて、今回も持ってきたおにぎりは食べずじまい。そのまま荷物と一緒に下山となった。さて、最後の転軸山目指して山道を下っていく。
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しばらく行くと平坦な道に出た。沢沿いで湿地帯があり、木道が作られている。その先には、日当たりのいい広場もあり、弁当を広げるにはちょうどいい場所でもあった。
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紅葉樹が多く、絶好の撮影スポットになると、みんなカメラを出してなかなか前に進まない。紅葉を撮るより、そんな人たちを撮るのが面白い。
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一旦車道を横断して、転軸山への登山道に入る。
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落ち葉の道を、サクサクと音を立てながら登っていく。秋山という雰囲気を充分感じさせてくれる登山道だが、傾斜はかなりきつい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e7/a65eae1981d0d5a08f127867efd9ede4.jpg)
13:30。転軸山910mに到着する。ここには、弥勒菩薩の祠がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/9f/22cc88707f421b8f6810926babb76355.jpg)
休憩できる広い場所に出てきた。大きな丸太があり、これは何のためにあるのかと議論になった。段違い平行棒とか鞍馬とかいう声もあったが、やはり平均台だろうということになり、さっそく試してみる(ホントは、休憩の為に寄りかかったり座るための丸太)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/24/5f5d9e00fdffbb8197467719205da12c.jpg)
池のあるところで、ちょっと休憩。
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転軸山公園から、そのまま金剛峯寺方面に下ることもできたが、みん元気だったので不動坂口女人堂まで行くことにした。今回のコースは、弘法大師廟のある奥の院を囲む摩尼山、楊柳山、転軸山の高野三山の尾根道である。昔、女人禁制で山内に立ち入ることのできなかった女性が辿ったこの尾根道は女人道と呼ばれている。その女人道の締めくくりが女人堂なので、ここまで来たらそこまで歩きたい。
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14:45。不動坂口女人堂に到着する。ここは、いくつかあった女人堂のなかで、現存する唯一の女人堂だ。かつて高野山が女人禁制だったころ、女性が真言をひと晩中唱えていた場所で宿泊も出来たという。
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女人堂だけに女性陣だけで記念写真。
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昔は、この先から女人は行くことができず、樹間から垣間見える壇上伽藍や奥の院に手を合わせて参拝したといわれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/5f/62114652fc3dced191307c63c676b321.jpg)
金剛峯寺の脇道を歩く。西陽が当たってくると何だか物寂しい気分になってきた。いよいよ山旅も終わりが近い。
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温泉に寄ってからの帰り道は、何度か道を間違えたので行く時より時間が掛かり、渋滞もあったりしてだいぶ遅くなってしまった。帰宅は深夜になってしまったが、みんな高野山の雰囲気を充分味わってくれたことだろう。