とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

「びっくりぽん」には、ビックリだ。

2015-10-24 19:00:26 | ドラマ
新しいNHKの朝ドラ『あさが来た』が、先月末から始まった。前作とは打って変わり、幕末から明治初期のお話で、ちょっとどうかなと思っていたが、回を重ねるごとに面白くなってきた。

最初は、なんとも思わなかったのだが、何度も聞いているうちに、主人公のあさの口癖が、気になってきた。それは、あさが、初めて見たり、聞いたりしたときに思わず口をついて出る「びっくりぽん」という言葉だ。好奇心の塊のヒロインだから、びっくりすることはわかるのだが、なんで“ぽん”が付くのか気になっていた。この時代の人が、そういう言葉遣いをしていたのか、あさだけが、訳があってそういう言葉遣いをするようになったのか等と考えを巡らしていた。

そこで、ネット検索で“びっくりぽん”を入れてみたら、出るわ出るわで、いつの間にかものすごい情報で溢れていた。やはり大勢の人が気になっていたようで、いろんな解説やら意見が出ていたが、大本は、脚本家が考えたフレーズで史実にはないようだ。意図的にヒロインに使わせて、日本中に流行らせたいらしい。今年後半は、これで日本中に浸透し流行語大賞を狙う勢いになってしまうかもしれない。「じぇじぇじぇ」に続く朝ドラ2回目の流行語になるとしたら面白い。

キャストには、あさの姉はつが宮崎あおい、あさの夫が玉木宏と、朝から大河ドラマ並みの豪華メンバーだ。また、はつの夫を柄本佑が演じているが、能面のような表情のない演技が、うまい。母親の言うがままにしかできない男が、いつか爆発するとどんな風に変わるのか気になるところだ。その他、脇を固めるキャストには、今話題の山本耕史やNHKではお馴染みの笑福亭鶴瓶など個性的な俳優も登場している。

そして、もう一つの目玉は、主題歌を歌っているのが、人気アイドルグループ・AKB48である。AKB48が朝ドラの主題歌を歌うようになるとは、時代も変わるものだ。最初は、”こんなアイドルグループの歌なんか”という気持ちで聞いていたが、リピート効果はすごいもので、何度も聞くうちに好きになってきてしまっていた。今では、「365日の紙飛行機」のフレーズがやたらに頭に浮かんできてしまっている。

これから、新しい時代の波に揉まれ、ヒロインがどんな風に成長していくかというのが見所になるだろう。今後の展開が、楽しみだ。