とっちーの「終わりなき旅」

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ブラック企業大賞に“東京都議会”がノミネートされる

2014-07-30 22:16:47 | 呟き
世界には、史上最低の映画を表彰するゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)とか、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞等、本家に対して揶揄したり皮肉で与えられる賞がいくつかある。とはいえ、ユーモアがあって、それなりにどんな作品や人に与えられたのか知るのは面白い。

ところが、これを受賞するような企業においては、とんでもなく不名誉だと考えてほしい賞がある。それは、数年前から日本で始まった「ブラック企業大賞」である。ブラック企業大賞は、労働基準法に違反する長時間労働の強制、パワハラ、残業代未払いなど労働法に触れるような労働条件を意図的に強いている企業を「表彰」することで、社会に過酷な実態をアピールしようと始まった企画だ。

今年で3回目になるそうだが、今年のノミネート企業が9社発表された。これらには、誰でも知っているような大手企業が含まれており、あの会社もブラックか!と驚く名前もちらほらあった。そして、特に異色なのが「東京都議会」がノミネート企業の中に入ったことだ。東京都と都議会は雇用関係にないものの、セクハラヤジ問題に対する自浄能力のなさに特別にノミネートされたという。いまのところ、「東京都議会」が投票ではトップに立っているらしい。まったく、議会がこんな不名誉な賞にノミネートされること自体呆れるものだ。ただ、大きく報道されたことで注目をあびているが、東京都に限らず地方の議員たちも似たようなレベルであるというのは、兵庫の号泣議員の例を見れば明らかだ。

ブラック企業大賞
http://blackcorpaward.blogspot.jp/