とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014白馬乗鞍岳トレッキング(前半)

2014-07-13 23:19:51 | 山登り
今週末の土日と、スーパー爺さんことN田さんのお誘いで白馬乗鞍岳トレッキングツアーに出かけてきた。宿泊先は、毎年スキーツアーでお世話になっているsaoriさんのペンションだ。金曜日昼間出発組と金曜日夜立ち組に分かれて白馬村へと向かった。夜立ち組の我々は、深夜ペンションに到着し車中泊で朝を迎えた。

朝食を急いで済ますと、栂池スキー場のゴンドラ乗り場に向かう。栂池スキー場のゴンドラ「イブ」は通年営業で動いており、スキーシーズン中、何度も乗車したことがあるゴンドラである。


ゴンドラからは、美しい白馬連峰の山並みが一望できる。


ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぐと栂池自然園の入り口だ。栂池自然園は、標高1829mの場所にあり、約30分で標高差800m近くの高所まで簡単に登っていく事ができてしまう。栂池自然園は、数百種類に及ぶ高山植物が咲き乱れ、雄大な北アルプスの大自然が広がる日本有数の高層湿原である。


自然園には、夏山シーズンの高山植物が所狭しと咲きだしていた。この手の黄色い花は、似たような花が多く、なかなか判別ができないのだが、リュウキンカではないだろうか?


こちらはお馴染みのイワカガミ。岩場に生えることと、光沢のある葉を鏡に見立ていることから名前がついている。


木道の先には、白馬岳や杓子岳などが見えている。


夏の高山植物を代表するチングルマ。


園内には雪解け水の沢が流れている。


木橋を渡る。


高山植物にやたらに詳しい通りがかりのオジサンが教えてくれたシラネアオイ。花のサイズが大きくて綺麗で目立つ花である。


一周すると5キロほどもある広大な湿原だ。


大きな葉の上に、小さな白い花がちょこんと乗っかっているように見えるサンカヨウ。


湿原と山並みがいい感じなので、こういう場所では記念写真を撮っておきたくなる。


ミヤマキンポウゲかな?


キヌガサソウ。放射状に広がった葉の形を衣笠に見立てて名前が付けられた。


ミズバショウも見られる。




花が終わったミズバショウの葉。かなり大きく成長する。


栂池自然園を一通り見たあと、白馬乗鞍岳への登山道に入っていく。これからが、本格的なトレッキングコースとなり本格的な山歩きが始まる。やや急な登山道を30分ほど歩くと、いきなり雪渓歩きとなる。


岩が多い登山道を進んでいくと、前方に大きな雪渓がまた見えてきた。


この雪渓は、短いから歩くのは楽だ。7月の前半では、まだまだ雪が多い。雪解け水が沢となって流れ落ちている場所がところどころに見られる。


大分高度が上がってきたのが、遠くの山並みの位置からわかる。杓子岳、白馬鑓ヶ岳、鹿島槍ヶ岳などが良く見える。


天狗原の池塘も素晴らしい。ベンチ前で、少し休憩をする。




天狗原の先には、最後の急坂があり大きな雪渓が横たわっている。雪渓の中を進んでいく登山者の姿が豆粒のように見える。


2014白馬乗鞍岳トレッキング(後半)に続く。