とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

甥の結婚式は阿波踊りで終わる

2014-07-23 19:40:36 | いろいろ
日曜日の夕方から、甥の結婚式が始まった。式は、チャペルで厳かに行われることになり、本番では写真撮影もご遠慮くださいとのことだった。ただ、リハーサルを行うので両親と一部の人だけは先に入って写真を撮っていいとのことで、私も一緒にリハーサルを見させてもらった。

甥は、何時になく緊張していた様子がうかがえたが、牧師さんが緊張をほぐすかのようににこやかにユーモアを交え説明していた。リハーサルは、新郎入場から新婦の出迎え、指輪の交換、誓約書の署名など一通りこなしていく。本番では、写真を撮れないので私が新郎側のカメラマンとして何枚かリハーサル中の様子を撮った。新婦を初めて見たが、ウエディングドレスを着た姿は、本当に素晴らしい。結婚式の女性の晴れ姿は、何時見ても美しいものだ。






さて、チャペルで厳かに結婚式が行われた後、披露宴会場に席を移し、披露宴が始まった。新郎と新婦は、大阪の阿波踊りの連での出会いがきっかけだったという。二人とも、阿波踊りが大好きで、連での付き合いで愛をはぐくんでいったらしい。プロポーズも、徳島での阿波踊りが終わった会場で、連のみんながいる前で新郎が新婦にしたらしい。なかなか、甥も隅におけない男だ。そんな訳で、披露宴会場には、共通の友人である阿波踊りの仲間たちが大挙参列していた。来賓の挨拶などもあったが、メインはやはり阿波踊りだ。笛、太鼓、鐘、三味線などの鳴物入りで、男踊り、女踊りが客席の間をぬって披露された。








阿波踊りは、これでおしまいかと思ったが、披露宴会場の隣のホールに出たところで、さらに派手に踊りが始まった。まずは、女踊りだ。女物の浴衣に網笠を深く被り、草履ではなく下駄を履いている。「ヤットサーヤットサー」という掛け声とともに、網笠を深くかぶった様子は、本当に艶っぽく上品に見える。甥でなくても、こんな姿の女性をみたら惚れ込んでしまうのは間違いない。




続いて男踊りだ。男物の浴衣をしりからげに着て踊る浴衣踊りで、大きな振りで豪快にかつ勇壮に踊る。時折、滑稽な踊りも交えユーモアを誘う。


最後は、子供たちも登場する。


踊りが佳境を迎えたころ、踊り手たちはホールに繰り出してきた。


それからは、披露宴列席者も交えた総阿波踊り大会となり、披露宴の盛り上がりはピークに達した。








こちらが、阿波踊りを披露してくれた大阪「天水連」の皆さんだ。全国でもトップクラスの阿波踊り連だという。


阿波踊りが縁の新郎新婦らしい結婚式となった。式が午後5時くらいから始まったが、披露宴が終わったのは午後10時半くらいになっていた。相当長い結婚式でビックリしたが、見事な阿波踊りを見る事が出来、時間の長さも気にならなかった。祭り好きの若い二人、幸せになって欲しいものだ。