とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

電子地形図から送電線が消えたとか

2012-01-30 23:39:36 | ニュース
毎日新聞によると、最近の電子地形図には送電線の表記が消えてしまっているそうだ。
http://mainichi.jp/select/science/news/20120130ddm002040123000c.html

送電線や鉄塔の位置は、電力会社が把握していて、国土地理院が地形図を作製する際、電力会社からの情報提供を受けて記載している。ところが、最近では電力全社がテロなど安全上の問題を理由に提供を拒否しているため、最新の電子地形図には記載する事ができず消えているという。送電線や鉄塔の記載が消えたのは、国土地理院の電子国土基本図で、従来の紙の地形図(縮尺2万5000分の1)に代わるものとして、昨年2月からインターネット上で公開している。

これは、登山する者としてはやはり気になるニュースである。新聞にも記載されていたが、送電線や鉄塔の位置は、現在地を確認するうえでは重要である。既に地図として販売されているものには、送電線が記載されており差し迫って困るという事はないと思うが、次第に送電線の記載がない地図に変わってしまいそうだ。

テロの恐れがあるからと言う理由は、もっともらしいが、今はグーグルマップの航空写真を見れば鉄塔の位置などは判りそうな気もするし過剰な反応ともいえる。穿った見方では、発送電分離を阻止するための、電力会社の嫌がらせだなんていう意見もあるようだ。どうも、電力会社の秘密主義と言うのが気になってしまった。