とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

高速道路では、二酸化窒素が環境基準を超えている

2012-01-11 23:00:28 | ニュース
毎日新聞の今朝の記事によると、高速道路上では高速道路上では、ぜんそくなど呼吸器疾患の原因となる二酸化窒素(NO2)濃度が環境基準(1日平均で0.06ppm以下)を超えることが多いことが、東大のチーム等の調査で分かったそうだ。車の空調を外気導入モードにすると、濃度の高いNO2が車内に流入しており、長いトンネル内では特に高濃度になっているという。

チームは、車内外のNO2濃度を計測できる機器を乗用車に積み、昨年4~7月に計5回、中央高速・調布インターチェンジ(IC)から東京都心を経由し、東名高速・御殿場ICまで測定した。その結果、車外ではほとんどの区間で大気環境基準を超え、渋滞や上り坂では約0.2ppmが計測された。また、総延長約10キロの交通量の多いトンネル内では、車外で2ppm以上、車内でも約1.4ppmの非常に高い濃度が確認されたそうだ。

私も週末などは、東名高速道路を走る事が多い。特に長いトンネルを通る時は、排ガスが車内に入るのが嫌で、いつも内気循環モードにしている。この調査結果は、今までの習慣が良かったことを裏付けるものだった。それにしても、高速道路のトンネル内では2ppm以上もの二酸化窒素が発生しているとは思わなかった。どうりで、外気を導入すると息苦しい感じがするわけである。内気循環モードにすると環境基準にまでには下がっているようなので、今後も空気の導入には気をつけないといけない。

外気循環モードにするのは、やはり空気がきれいな山道や田園地帯などを走るときに限る。爽やかな季節なら、むしろ窓を開けて走るのが一番いい。