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とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2011千葉山トレイルマラニック

2011-06-13 21:18:01 | マラソン
昨日の日曜日は、ヒロボーさん主催の第2回千葉山トレイルマラニックに参加してきた。昨年に続いて2回目の出場である。JR島田駅のコンコースへの階段を下りて行くと、大勢の参加者が集まっていた。今回の参加者は、約30名ほどのことだったが、急遽欠席した人が数名いて25名ほどになった。天気はうす曇で、まずまずのランニング日和である。

まずは恒例のスタート前の集合写真を撮る。


そして、クラッカーを打ち上げてスタートする。予定より5分早い9:25スタートである。


街中を抜け4キロほど走ると田園地帯になってくる。去年も立ち寄ったが、昔の代官だった長谷川家長屋門に立ち寄る。木造かやぶきの長屋門とハナショウブを見て少し寄り道である。


長谷川家長屋門から数分で、尾川丁仏参道入口(CP1)だ。この山道は千葉山智満寺へ向かう旧参道で、一町(約100m)ごとに石仏が建てられている。全部でいくつの石仏があるかを数えながら進むと面白いだろう。


尾川丁仏参道入口には、珍しい色のユリが群落となって咲いていた。調べたら「アルストロメリア」という種類らしい。


石仏もたくさんあったが、参道の途中には「縁結びの杉」がある。去年は男性同士だったが、今回は女性と一緒に記念写真を撮る。


丁仏参道を最後まで行くと、千葉山智満寺である。時間は11時と少し早いが、門前茶屋で昼食とする。茶屋では持参したおにぎりと一緒にとろろそばとビールを注文する。冷えたビールは最高に美味しい。去年のブログ記事を見たら、今年と同じものを頼んでいたようだ。人心地ついてから、智満寺への長い石段を上がる。


石段を上がりきれば立派なカヤブキ屋根の本殿が見られると思ったら、シートで完全に覆われていた。改修工事とかで、残念な状況だった。智満寺本殿がCP2である。


本殿から山道をしばらく登っていくと、496mの千葉山山頂である。周りは樹木で囲まれており標識がなければ誰も山頂とは気付かない場所だ。


さて、千葉山山頂付近には「千葉山の十本杉」がある。山頂周辺は、杉の大木が生い茂る鬱蒼とした森となっている。杉の中でも特に大きい樹齢800年から1200年という杉が10本ほどあり、今回のマラニックでは、この十本杉をすべて見て回ることがテーマのひとつになっている。大杉とか、一本杉とか、雷杉といった名前がついた杉があり、それぞれを見て回ると杉の生命力に圧倒されること間違いない。ただ、残念なことに1本は倒壊し、もう一本は跡が残っているだけである(十本杉全部を見るとCP3となる)


杉林の中を歩く。


雷杉の前で記念撮影。


十本杉を全部回り、ドウダン原方面に向かう。途中には、見晴らしの良い展望台があり、先行した弁当持参の参加者たちが休憩していた。先行組に追いついて先に進む。


しばらく進むと吊橋があり、左右に揺られながら渡りきる。吊橋の定員は5名なので、6名以上にならないよう気をつけなければならない。


ペンション「どうだん」の横を抜けて、柏原方面まで進む。アップダウンの続くトレイルである。きつい坂を登りきると、開けた広場に出る。ここが柏原(CP4)である。西側が大きく開け、大井川や金谷町の景色が一望できる場所である。


柏原を折り返して伊太田代方面への分岐まで戻る。分岐から一気に下るとゴールの「伊太和里の湯」近くの舗装道路に出る。このまま、ゴールに行ってしまうと午後2時前についてしまう。距離も20キロほどで物足らない人が多いだろうという事で、今回はスペシャルコースが用意されていた。スペシャルコースは近くの矢倉山をトレイルする。約5キロほどあり、午後3時までの制限時間になんとか間に合うだろうと、元気な仲間たちに引きずられて一緒に行くことにする。民家の間を抜け、墓地の先の登山道入口に着くと入口にはたくさんの杖が用意されていた。杖が欲しいほどきついコースなのかと、心配になった。何人かは、杖をついて登りだした。


予想通り、きつい上りが続いた。登山道は、雨などで道がえぐれ深い切通しとなっている。


鬱蒼とした竹林の道も上る。


だいぶへばってきて最後尾となってしまった。なんとか矢倉山山頂(311m)に着くが、もう誰もいない。おかしいなと思っていたら、西側にある展望台から全員戻ってきた。一人じゃつまらないので、山頂記念写真を一緒に撮る。


その後、山頂の西にある展望台に行って見た。この展望台からも素晴らしい景色が広がっていた。左が島田市内と大井川、右が建設中の第二東名高速道路だ。


展望台から景色を見て、再び山頂経由で矢倉山を下山する。みんな先に下山してしまったので一人ぼっちとなり、急いで後を追うがもう誰も姿が見えない。分岐のところで、伊太方面との表示があったので右折したのだが、その先で見た標識に「伊太和里の湯」の矢印が、進行方向と逆になっていたので道を間違えたことに気付く。急いで引き返し、分岐のところまで戻る。分岐から少し離れた場所に「伊太和里の湯」への矢印の標識があり、ホッとする。本来のルートに戻り15時5分無事「伊太和里の湯」にゴールできた。道を間違えたことで10分近くロスしてしまったようだ。


「伊太和里の湯」で温泉に浸かり汗を流した後、島田駅前までバスで移動する。駅前の居酒屋で懇親会の開催である。17~8人ほど参加して2時間半ほど飲んだり食ったりと楽しい時間を過ごした。昼間のここちよい疲れと美味しいビールや料理で気持ちよかったのか、皆さんかなりアルコールが入ったようだ。居酒屋前でも集合写真を撮るが、どうも足元がおぼつかない人が何人かいたようだ。その後島田駅から、静岡方面と浜松方面の二方向に分かれ解散する。全員無事帰宅できただろうか。まあ、何とかなっただろうと思うが、久しぶりに一日走ることができて楽しい一日だった。


昨年の様子はこちらから
http://blog.goo.ne.jp/maduka/e/243f4ad61d5fb93d0fa0cf651a1c6d66