とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

メープルシロップが好評だった

2011-06-02 22:29:15 | 呟き
ゴールデンウィークにカナダに旅行したが、お土産のメープルシロップが結構好評だった。好き嫌いもあるのかもしれないが、会社の女性たちにあげたらかなり喜んでくれた。特に喜んでくれた人の家では、子供にも大好評でパンにシロップをかけて食べていたそうで、メープルシロップ以外のシロップは考えられないとまで言ってくれた。また、メープルシロップのクッキーも凄く美味しいと褒めていた。私には、甘すぎて飽きがきてしまいそうな味だが、女性や子供にはいいのかもしれない。

メープルシロップ (maple syrup) は、サトウカエデなどの樹液を濃縮した甘味料であり、ホットケーキやワッフルにかけたり、菓子の原料として用いられる。カナダといえば、誰でもメープルシロップを思い浮かべるはずだ。国旗もカエデの形だし、純粋なメープルシロップを産出する樹種がカナダ南西部~アメリカ北東部にあることにもよる。原料の樹液は2~4月の寒暖の差が最も大きくなる季節に採取し、40分の1まで煮詰めるので大量に生産できないらしい。

そして、カナダではメープルシロップを下記の等級に分けているそうだ。シロップの琥珀色は、薄いほど高級となる。エキストラ・ライトから下に行くほど色が濃くなり値段は安くなる。

・Canada No. 1 - エキストラ・ライト(Extra Light)
・Canada No. 1 - ライト(Light)
・Canada No. 1 - ミディアム(Medium)
・Canada No. 2 - アンバー(Amber)
・Canada No. 3 - ダーク(Dark)

特に最高級の品質のものが「No.1エキストラ・ライト」。いわば「一番絞り」に相当する新鮮な樹液を使ったものであるという証明である。その年、樹液を採取し始めて一週間くらいのものだから希少価値があり、値段はかなり高い。

通常、お土産で買うのはNo. 1 - ミディアムあたりだが、これで充分メープルシロップを堪能できるはずである。ただこの等級の違いは、おいしさの違いによるものではなく、光の透過率、シロップの色の違いによって分けられているだけなので、あとは好みで選べばいいようだ。