とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

社員旅行 《前半》

2010-09-24 22:52:22 | 観光
先週は月曜までの3連休で、今日は社員旅行だった。今週は、三日しか仕事をしてない。二週連続3連休のようなもので、仕事をしている人たちには申し訳ないような週だった。

どこへ行ったかというと、静岡県の隣の愛知県周辺の日帰り旅行だ。貸し切りバスで先ず向かったのは、アサヒビールの名古屋工場だ。出来立てのビールを飲ませてくれるとあって、バスの中ではビールをぐっと我慢していた。

工場に到着すると、まず巨大な発酵熟成タンクの横を通る。巨大なタンクにはすべてビールが入っているという。一つのタンクだけでも、一人の人間が何百年かけても飲み干すことのできないほどの量が詰っているそうだ。



タンクを通り過ぎ、見学者用のホールに案内された。レンガ作りの洒落たホールである。


ホール内にも大きいビール缶が置かれている。


ホールを抜けると、いよいよ工場内に入りビール製造工程の見学となる。工場内は撮影禁止のため残念ながら掲載できる写真はない。ビールの製造は6つの工程に分かれる。

1.製麦工程 大麦に水と空気を与えて発芽させ、麦芽にする。
2.仕込工程 お湯に麦芽、米、コーンスターチ等を加え煮る。麦芽糖に変わった麦汁にホップを加えて煮沸する。
3.発酵熟成工程 良く冷やした麦汁にビール酵母を加えて発酵熟成させる。
4.ろ過工程 熟成したビールをろ過すると、黄金に輝く生ビールが誕生する。
5.パッケージング工程 オートメーションで缶やびん、樽などにパッケージする。
6.出荷工程 検査後、ケースに詰めて出荷する。

製麦からろ過にかけては、タンク内で行なわれているため良くわからない。面白いのはオートメーションでパッケージされていく工程だ。缶がコンベアでどんどん流れダンボールに自動的に詰められていく様子はなかなか面白い。これらは、すべて自動で行なわれる。まわりに人間は、ほとんど見当たらない。うまく出来ているものだと感心させられた。

見学終了後、最初に入ったホールに戻り、まさに出来立てのビールを頂く。冷たい「アサヒスーパードライ」はいつも飲んでる缶入りよりもさらに飲み応えがあった。やっぱりできたてのうまさ「鮮度」はこだわるだけある。


ビール工場見学の後は、中部国際空港の手前にある大きな食堂で海鮮料理を頂く。ジャンボなエビフライが目玉の食堂だった。


(橋の先は中部国際空港・セントレア)


(まるは食堂)

昼食を済ませると、シャワートイレで有名なINAXのINAXライブミュージアムに寄った。ここでは陶器を思いのままに楽しむ陶楽体験をする。体験教室として、タイル絵付け、モザイクアート、やきもの製作があり、私はモザイクアートに参加した。いろんな色の陶器片をモザイクのようにはめ込んで、模様をデザインするのである。デザインするなんて苦手なのでなかなかいいのが出来なかったが、なんとか苦労して自分の作品が出来た。それでも、パッと絵を描いたり彫刻できたりする人は凄いものだ。美術や音楽の才能のない私にとっては、このような人は尊敬に値する。


(出来上がった作品に糊を塗ってドライヤーで乾かす。)


(私の作品)

INAXライブミュージアムでは、トイレも公園になっているのだ。トイレパークと名付けられたこの場所は、かわいいトイレだった。



《後半》に続く。