とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

山陽道てくてく旅が終わる

2009-11-13 22:19:44 | テレビ
5月から始まった「山陽道てくてく旅」が今日終了した。NHKBSで放送していた番組のことである。去年から見始めて、楽しみに見ていた番組だ。去年は、四国八十八か所めぐりで卓球選手の四元奈生美さんが歩いていたが、今回はシンクロナイズドスイミング選手(北京オリンピック銅メダリスト)の原田早穂さんだ。

春編と秋編に分かれて放送された。春編は太宰府天満宮から尾道へ向かい、しまなみ海道を渡って生口島まで歩いた。秋編は尾道から平城京(奈良)まで歩く。全長約800キロのコースである。そして今日、無事に平城宮朱雀門に到着した。いつも冷静な顔でゴールしていた原田さんだが、最後のゴールに近づくにつれて、今までの思いが万感に迫ってきたのか感激で涙が溢れてきた様子に私も目頭が熱くなった。とてつもなく長い距離を自分の足で歩き、ゴールしたときの達成感は最高であっただろう。私もウルトラマラソンのゴールした時の気持ちを思い出し、原田さんの気持ちがすごーくよくわかった。

この番組では、シンクロナイズドスイミングのアクションとともに「それではVTR ごら~んくだっさいっ♪」と言う原田さんのポーズや、道中で見つけた景色や花、食べ物等を原田さん自身がスケッチした絵を見るのも一つの楽しみであった。絵を描くのは初めてだったという原田さんだが、どうしてなかなか上手に描いていた。最初にプロのイラストレーターに指導を受けたそうだが、プロも顔負けのスケッチで感心した。

これで、しばらく楽しみがなくなってしまったが、来年も同じような企画があることを期待している。この次は、どんなコースを誰が歩くかが楽しみである。そして、私もいつか自分の足で日本の歴史街道を歩いてみたいと思っている。