とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

小学生が山で遭難

2009-11-03 18:37:59 | ニュース
新聞で、九州にある韓国(からくに)岳(標高1700m)で行方不明になっていた小学5年生の少年が遺体で発見されたというニュースを読んだ。この少年は、10月31日に家族5人で登山中、2合目付近から家族と離れ1人で先に登り行方が分からなくなっていた。警察が、捜索していたようだが、最悪の結果になってしまったようだ。

少年が発見された付近の登山道は韓国岳でも特に傾斜がきつく、道幅は人が1人通れるほどしかない。木製の階段が設置されているが、子供だと手をついて上り下りが必要な傾斜で、手すりはないという。リュックサックは背負ったままで、近くにがけがあることから、転落した可能性もあるという。

家族で楽しい山登りだったはずが、こんな結果になって両親の悲しみは計り知れないことだろう。子供一人だけで先に行かせてしまったことは、悔やんでも悔やみきれないことだろうと察する。山というのは、楽しいことばかりではない。常に、危険と背中合わせであるということを意識してなければならない。単独で山に入る人を見かけることも多いが、グループで行くよりも相当リスクが大きいことを認識しているのか気になる。ただ、グループ行ではリーダー以外はただ付いていくだけという人も多いと聞く。単独でもグループでも個人個人が自分の登る山の情報をしっかり把握して登るべきである。そして、子供が同行する場合は、親は最大限の気配り、目配りをして欲しいものだと思う。