Go The Distance!

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Tongyeong ITU Triathlon02:レース

2011-11-06 08:32:40 | トライアスロン

朝3時起床
すぐに朝ご飯
おにぎり2個とフルーツ、ヨーグルト

朝食後はたっぷり時間があったので、
ドリンクをバイクにセットしたり、トランジションの荷物をまとめたりしていた

その後は、レース当日とは思えないデスクワーク
明日からの仕事は少々たてこんでいるので、ペーパーワークだけでも済ませようと仕事セットを持ってきた
もってきた仕事の4分の1ぐらいは終えたでしょうか


5時
スタート2時間前
外はまっくらでしたが、そろそろ会場でも動きもあるだろうと、ジョグで会場へ向かう
会場では真っ暗なか、ヘッドライトを付けた数人がトラジションでウェットを出すなどの準備をしていた
係員は数人いる

そのままホテルに帰り、こちらもバイク預託の準備
今なら、そんなにとやかく言われることなくバイクを預けられそうだ
(本来は昨日のうちに預けておかなくてはいけなかった)
5時半頃にはバイクを預け、最後の軽量化のためホテルに戻る

トイレでの軽量化を終えると、仕上げの正露丸&酔い止め薬


時刻は6時

スタートまで1時間
そろそろ会場に入って準備をすすめようと、会場へランで向かう

ナンバリングはどこかな…なんて思って係員の方に聞くと、
「(昨日渡された)バックの中のシールを自分で貼ってくれ」
とのこと

そうだったのか
2年前はそれも付けてもらったのだが…

ペットボトルの水を使い、まずは左足の膝あたりにつけてみる…
が、これがなかなかつかない
水につけて、そのまましばらく押しつけていればいいはずなのに、なかなか数字がくっつかない
しばらくしてはがしてみると、数字ごとベロリとはがれてしまう
一カ所つけるのに、15分近くかかってしまった
とても4カ所付けている時間はないので、ナンバリングしている場所を再度探すが、やっぱり見当たらない
しょがないので、2個目の取り付けにかかるが、やはり付きが悪い…

どうしたもんかと思ってまわりを見ると
トランジション入り口の係員のテーブルに油性ペンを一本発見!
近くに係員さんにそのペンでナンバリングをしてもらいました

ちょうどその時、待っていたとばかりに係員が、
「トランジションエリアを閉じます。出て下さい」
と叫んでいる

急いで、ウェットをだして、ワセリンをランとバイクシューズに内側にたっぷり塗る
その後、バイクシューズを履いて、バイクのペダルにとりつけシューズを脱ぐ
ここで時間切れ

しかたがないので
ウェットをキャップとゴーグル、ボトルの水を持ってきたバックに放り込んで一端トランジションエリアを出る

ここでYOMEを発見
そのまま荷物を預かってもらい、もう一度トイレへ
さすがにトライスーツだけでは寒い


落ち着いて、ワセリンを首回り、脇の下、顎の下等に塗る
ウェット上下を着て準備完了


午前6時45分
スタート15分前

たっぷり余裕があるように起きたはずなのに、全然余裕がない自分に笑ってしまう


いそいで、スタートのフローデッキまで行き、数分間泳いで上がると、
デッキを上がり、番号順に整列
ウェーブスタートだ


気合い十分…というよりちょっとリラックスしすぎ
カメラを向けられると、ついポーズ♪


通路が狭いので、年代順毎に整列してからフローデッキに移動

最初に20代が、次に30代前半が、
私は3番目の30代後半


1分ごとに出発していく
フローデッキのスタートから思ったら、入水してフローデッキにつかまりながらのスタートだった


「オンユァマーク!」
の後、スタートの合図はなく?スタート


ウェーブスタートということもあり、ほとんどバトルに巻き込まれることもなかった

時計回りに2ラップだが、最初は身体に力が入りすぎていて、思うようにプルができなかった
オリンピックディスタンスのスイムの1ラップは、アイアンマンに比べたら全然短い

その間にもたっぷり後続から抜かれたが、
こちらもベストは尽くしている、
決して手は抜いてない

それでも抜かれるのだからしょうがない

…がやっぱり悔しい


1回デッキに上がり、計測ポイントを通過して、2ラップ目へ

あいかわらず飛びこむがヘタです…

2ラップはいくぶん、肩の力も抜けて楽に泳げるようになって切った

正確には多少腕はまわってはいたが、あまりペースは変わっていないようで、
依然として後続組(年齢別にスイムキャップの色が違う)の年齢の高いグループに抜かれる

2ラップ目からは、力を温存しても意味が無いので、多少強引でもプルをガンガン回す
こういう泳ぎが最初から出来ればいいのだが…


スイムアップ
2ピースのウェットなので、上は移動中に脱ぐ


スイムが終わりトランジションエリアに向かう

かなりのバイクが減っていることに気づく

やはりスイムの遅れが響いたようだ


裸足のままバイクにまたがる

すぐにやってくる坂の前までに両方の靴を履いて、サングラスを付ける

風がかなり強い

登りでは影響ないが、下りで横風は嫌だなぁと思った

しかし、これだけ風が強いとTTバイクの方が本領発揮だ

坂は軽いギアでシッティングのまま高回転でまわして前の選手を次々と抜く
平地ではTTポジションで、下りでも踏んでとにかく抜く

それでもまだ前に選手が居る
とにかく目の前に居る人に追いついて抜き、また目の前の人を追いかけるのくり返し

何人抜いただろうか?

特に自分の同じカテゴリーは意識していた

坂の下りやカーブでは、ボランティアのその手前で減速を促す
つくづく昨日試走しておいて良かったと思った

初めて走るのなら、恐らくボランティアの言うとこに従って、減速していただろう

気になる落車だが、こちらも集団で走っていた訳ではないので、
自分で自爆しない限りそんなに恐れることはないのかなと思った


YOMEがトランジションエリア手前の坂で撮影
自分では気がついてませんでしたが、終始誰かが後ろに付いていたとのこと

エリートならともなく、エイジのレースはドラフティング禁止なんですけどね

ロードバイクではなくTTバイクだったので、
逆に割り切った走りが出来たと思う

カーブではそのままのスピードを維持してコーナーリング
直線ではTTポジションで高速巡航

バイクは1ラップなので、単純に前の選手を抜いていけば順位(同じカテゴリーの選手なら)が上がる
これは良いモチベーションアップでした

坂も平地もガンガン踏んでも脚が売り切れる前にはバイクパートが終了する
逆にもって長ければ…と思ってしまぐぐらい

最後までアップダウンの続くコースでトランジションエリア直前にも勾配の急な下りがあり
降車エリアが見えてきたところで、すぐに減速

右足が降車エリアの前に脱げたが、左足がうまく脱げず
一端バイクを降りてから、左足のシューズはそのまま脱いで片手で持ったままバイクを自分のラックへ戻しに行く


ランだけは大まかなコース変更もなくひたすら海沿いの道路を走る
前の選手が見えやすいコース設定で自分向き
こちらもバイク同様、抜きはしたが抜かれはしないでガンガン抜いていく


5㎞折り返しで数えてみると、およそ総合では10番目くらい
あと同じカテゴリーの選手を3人抜けば表彰台だ


気がつくとついつい肩に力が入ってしまう
何度か脱力して復路もペースアップして走る

ラスト2㎞で前の2人を抜いて、さらに前にいる人を抜く

シャツにESPの文字
どうやら女子のトップ選手のイタリア選手らしい
この方は自分の順位には関係ないが、これで感触としては、5位ぐらいだと思う

ゴールが見えてきた
残念ながら、目の前に選手はいない

もう抜く人はいないが、それならばタイムを少しでも縮めようと再びスパート


昨日見た、ITUの選手が通ったブルーのシートの上を走りゴール

時計は2時間30分近くを差していた

遅い…
自分のベストには到底及ばないが、坂が多いコースで全体的にタイムも遅めのようだ


総合トップは2時間23分…ちなみに同じカテゴリー

私のカテゴリーでは
欧米の方が1位と2位
3位はかの地の方だが、この方、今回の大会ではスイムトップだった

数日後に発表されたリザルトでは

   スイム   バイク   ラン   トータル
1位 0:26:52  1:14:28  0:40:30  2:21:49
2位 0:24:07  1:20:53  0:38:23  2:23:22
3位 0:25:22  1:16:34  0:43:39  2:25:34
4位 0:28:13  1:18:12  0:40:21  2:26:45
5位 0:33:33  1:15:31  0:38:50  2:27:53

順位5位 記録2時間27分53秒
スイム33分33秒 バイク1時間15分31秒 ラン38分50秒


結果、私は5位でした

やっぱりというか、当然というか、スイムが足を引っ張っています

でも、バイクとラン(自分的にもスイムも)かなりいい感じで走れた感じでしたが、その通りでした

入賞も出来なかった自分が言うのも何ですが…
トップと争うことも出来る自信がつきました。(スイムを除いて(笑))

スイムさえ何とかなれば(それが大変なのですが)、オリンピックディスタンスでも何とかなるなぁってのが実感です
逆に言えば、距離が長くないと、得意のランやバイクでタイムを取り戻すことが出来ないんだなぁとも思います

今シーズン初オリンピックディスタンス
やっぱり自分は、ショートよりもロングに向いていると思った

でも、ロングの練習でもここまで対応できるのだなと自信もついた

今回の1位と2位は、なぜかカナダのナショナルジャージ?を着た方で
前日のITUのエリートのコーチが応援したりと
ひょっとしてエリートの方と一緒に練習している方?かなと思いましたが
そうした方々の胸を借りてレース出来たことがかえって嬉しく思っています

タイムも順位も誇れるものではないが、結果には不満はありません

やるだけやった、その答えがこれだったということ

スイムもバイクもランも自分としては手応えがあったが、
やはり(スイム以外は)もっと距離がほしかった
ランはあと5㎞あれば、トップをつかまえることが出来たと思う

やっぱり自分はアイアンマンが似合っている


2時間弱のレースなのに、何だがとても疲れた

レース後、再びタクシーバンに乗り込み、自宅へと向かう中、いつのまにか熟睡
途中、パーキングエリアで頂いたフルーツをそのままミキサーしたジュースで生き返りました

全力を出し切った証拠なのだろう


この島々が続く先にレース会場がある


以前はフェリーでしか行くことが出来なかったが
新しく橋が建設されたため、今回のように陸路での移動が可能になった


YOMEも今回のレースにエントリーしたかったのだが、
体調不良のため、断念
応援&サポートに徹してくれました
感謝です


明日からは、3月のメルボルンでのアイアンマンに向けてのトレーニング再開!

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