Go The Distance!

地球が、自然が、人が、好き
走ること(Swim, Bike, Run)が大好き
ウッドキャビンの部屋にようこそ!

異物

2011-08-27 22:48:02 | バイク
レースが終わって4日後
久しぶりにローラーにでも乗ろうと
レース後そのままにしていたスピードコンセプトを
ローラーにセットしようとバイクスタンドから外そうとすると…

リアホイール(アイオロス6.5)のディープリムの中から
カラカラ…
音がする!

カーボンディープリムの中に
"何か”入っているらしい

水抜きの穴から取り出そうするが…
音はするが、なかなか姿が見えず取り出せない

リムの穴で一番大きいのはバルブを通す穴
…ショウガナイので、空気を抜いてチューブとタイヤをはずす

それでも出てこない

!!!
やるなら徹底的にやろう!
!!!

ホイールの穴(リムが通っている穴や水抜きの穴)を全て紙テープでふさぐ
バルブの穴だけにして、掃除機の吸い込む力を利用して取ろうとする

それでも…まだ取れない

!!!
掃除機の口をガムテープで塞ぎ、小さな穴をあけてストローの口をとりつける

これで吸引力アップ!

ストローの先をホイールのバルブの穴に入れ
掃除機のスイッチをオン!

ブォォォ

とすごい音でリム内の空気を吸い込む

何度かやっている内に、
カツ!
と掃除機を持つ手に感触が!

どうやら取れたらしい

掃除機を開けて見てみると…

2~3ミリの硬いプラスチックのようなものがあった

塗装か何かが?剥がれたものがホイールの中に入ったようだ

これでローラーに乗れる!

チューブとタイヤをホイールにつけようとすると…


チューブに中に何やらコリコリするものが詰まっている!?


異物その2です…


まったく
異物続きです…


こんなのチューブに入ったまま走っていたら、何が起こるか分からない…

止む無く切断して取り出すことに

パンクもしていないチューブを切るのはもったいないが、
どうせ捨てるのなら何がつまっているか確認したい
(実は、このチューブの中の謎の物体が出現したのは今回で2度目)

うぉ~ナンダ???


見事に詰まっている…血管が詰まるってこんな感じなのかな


触ってみると、イボイボの消しゴムみたい…


こんなのが詰まっていたとは…


パンクした訳でもないのにどうして???
シーラントを入れるとこんなのが出来るのでしょうか…う~ん、そのたびにチューブ切断してたらチューブが足りなくなるなぁ


どなたか、このシーラントお化けの正体をご存じでしょうか?


こんなのがチューブの中に入ってました?!パンクもしてないのにナゼ?


チューブの中の異物の正体はイボイボの消しゴムみたいなモノでした

結局…
異物問題が解決するまでに2時間

…この日はローラーに乗れませんでした…残念

メンテだけで終わってしまった
(他にもBB下やハンドル周りのネジの錆取りなど)

翌朝


昨晩、ローラー出来なくて悔しい思いをしたので、今日は4時半起きでローラー
疲労抜き程度に軽く流す
レース後1~3週間は、免疫力が落ちて体調を崩しやすいので、無理はせず負荷軽め

ゆっくり長い距離を乗りたかったのでDVD映画1本分、およそ2時間の流し


途中、どら焼き食べて空腹を満たす

あまりにゆったり流していたので、ケイデンスは80を切ることもしばしば

でも、こうして自転車に乗れていることが一番幸せだと思う今日この頃でした

せっかくなので…


先日のアイアンマンディスタンスレースの参加賞のジャージを着てみました

Pronation or Supination ?

2011-08-27 22:06:29 | ラン
レースが終わって2日が経った
ようやく
パンパンに張っていた筋肉も落ち着いてきた感じ


先日のレース会場のブースで購入したNewton Motion
Newton Gravitasが欲しかったのですが、サイズがなかった
ブースの方が「これは色違いで、機能は一緒です」とのことだったので購入
しかし
NewtonのHPを見てると…
こちらはスタビリティーモデル
(Gravitasはニュートラル)
『着地時や離陸時にミッドフット(足底中部)やフォアフット(足底前部)が内側に倒れこみがちなランナー向け』とのこと
ブースで販売していた方はそうしたことはあまり知らなかったようだ
私はどちらかと言うと外側に倒れこみがちなので、私は完全な不一致
マイッタなぁ…
とりあえず履きならしてみて、違和感や痛みがあるようなら…お蔵入りとなりそうだ


レースの疲れも大分取れたようで、自然と6時半には目が覚めた

脚の状態は悪くない
まだすこし筋肉の張りが残っているが、何より今は走りたい!

Newton Motionを履いて走ってみる
Motionは、自分のお目当ての機能とは真逆の性能らしいのでその辺も確かめながら走ってみる
何キロ走るとか決めず、違和感や痛みが出たらすぐに止めるつもりだった
レースの疲れも完全には取れていないので、身体の調子も確認するためにゆっくり走り出す

初めはキロ5分20秒くらい
あとはペースは気にせず
フォアフットで無理なくゆっくり走りながら、靴と体の様子を確認しながら走る
少し左かかとの内側に張りがあるような感じがしたが、
痛みや違和感があるようなことはなかった
そのままゆっくり走り後半は完全なLSDペース
自分の今の身体の状態に無理なく走れるペースだったので気にしない
結局1時間以上かかってしまいましたが、久しぶりに走ってとても気持ち良かった
とりあえず、LSDペースならMotionでも問題ない

アスリート仲間に相談してみると
先日のHPの画像を見て次のようにアドバイスしてくれてた

『普通外側(小指側)から着地して、親指側までベタッと着いて体重が乗りますよね。
 プロネーションというのはこの後、親指側が若干沈み込む動作です。
 後ろから右足の着地をみると、やや左側に倒れ込む用に見えます。
 この後にキックの動作に入ると、内側に倒れていたものが起きてきて、まっすぐになって蹴り出します。
 オーバープロネーションというのは、倒れこみが大きな動作です。
 先日アップされたウッディさんのGait(足の運び)を見る限り、オーバープロネーターといえるレベルだと思います。』

とのこと流石、脚の専門家です

自分でももう一度見直してみると…
接地時だけでなく離陸時の足裏の動きを注意してみてみる
自分は接地時ばかり見ていた

NewtonのHPに書いてあった
『自分に適しているモデルを判断するには、
 鏡の前に裸足で立ってください。
 肩幅に足を広げ、膝を曲げます。膝を屈伸させ、足首の骨の位置をみます。』
をやってみた

確かに屈伸して膝を伸ばすときに少し右足裏が内側に入っている!
驚きました

貴重な情報のおかげで、このシューズの良さがわかった
二つの違う機能を持つシューズが手元にあるのだから、
履き比べて様子を見たいと思う

ささやかな:02

2011-08-27 21:22:24 | Weblog
アイアンマンディスタンスレース翌日


(※写真と本文はまったく関係ありません)

完全休養日!
YOMEへの労い、自分へのご褒美ということで
プチ贅沢三昧


(※写真と本文はまったく関係ありません)


レース終了後…
爽快感と疲労感が入り交じったような状態だで、すぐに自転車とランとバイクの荷物を受け取る
仕事の関係でどうしてもこの日のうちに帰らないといけない
ランパートで走っている選手が多数いた
私とYOMEは荷物を持って高速バスターミナルへ
1度乗り継ぎ、無事地元のバスターミナルに着いたのが、夜中の2時
ここからまたタクシーに荷物をのせ、自宅アパートまで1時間
午前3時にようやく帰宅。
洗濯物と最低限の荷物整理だけして就寝
泥のように眠りました

9時半頃、目が覚める
YOMEは既に起きて、洗濯物やら何やらしてくれていた
感謝感謝
この日まで有給をもらっているので、今日は一日ゆったりすごす

プチ贅沢三昧その1…温泉でゆったり


まずはタクシーでかの地の温泉街へ
大きな浴槽に身体を埋めた瞬間…とろけてしまいそうでした…幸せ

”最高”です!

プチ贅沢三昧その2…かの地の食で疲労回復


本当はパジョンを食べたかったのですが、月曜日は休み
かわりに近くにある参鶏湯の有名なお店へ
平日&雨の中、外で行列が出来るほどの混み具合…スゴイ
しかし回転率が早いので10分ほど待って、二回のオンドル部屋で美味しい参鶏湯を頂きました…幸せ


注文した料理が運ばれてくる前に、「ミッパンチャン」(これは無料でおかわり自由)


キタ~~~参鶏湯♪
夏の薬膳料理として食べられていますが、鶏一匹を丸々煮込んだ詰め物。とっても美味しい!

プチ贅沢三昧その3…タイ&アロママッサージで夢心地


レース前後にお世話になっている、いつものタイマッサージのデラックスコース
アロマ120分
15万WコースをYOMEと二人でお願いしました


芸能人もお忍びで来るらしい…ビルの一角にあるのですが、知る人ぞ知る…場所だそうです


TVにもよく出るとか…
私はかの地のテレビはあまり見ないので分かりませんが…

すっげ~気持ち良くて脳みそが溶け出しそうでした…幸せ

プチ贅沢三昧その4…泳いだから…たいやき君もOK?


マッサージ後、かの地の大手デパートの地下に行くと…あれは!


たいやき屋さんだ!


これが意外と…あんこがしっかり日本風味で美味しかった!

プチ贅沢三昧その5…好物&スイーツで満腹

かの地で一番好きな料理「ナクチポックン


かの地に出店した「コートドール」のスイーツ
YOMEのチョイスの4点

家食事でこんな贅沢…幸せしぎます…

ちなみに前回の「ささやかな」はこんな感じでした

ウッドキャビン夫婦は外食もあまりしないので
たまにはこんな贅沢もアリかな

それから、
食実についてですが
豆食事にこだわるのは止めました
確かに
ランには確かに効果がありましたが、
やはりアイアンマンは何でもたくさん食べないとスタミナがもちません
体重は54キロとあまり変わらずですが、
体脂肪は意識して増やしました
現在は8~10%あたりです
それぐらいないとすぐに体調を崩したり風邪を引いたりしやすい
油っぽいものはまだ苦手ですが、これからもモリモリ食べて
アイアンマンらしい身体作りをしていきたいと思います

Challenge to myself:Epilogue

2011-08-27 21:09:38 | アイアンマン
Internation Triathlon 2011 Mokpo

リザルトが出ました

№241 남(男) ウッドキャビン カテゴリー(35~39세(歳))
Swim
スタート時刻7:00:15  ゴール時刻8:31:43
タイム 1:31:28
Bike
スタート時刻08:36:00 ゴール時刻14:26:49
タイム 5:50:49
Run
スタート時刻14:33:07 ゴール時刻17:53:11
タイム 3:20:04

トータルタイム 10時間52分56秒
エイジ順位 3位 総合順位 17位


アワードは翌日だったため、参加していないが
アイアンマンディスタンスでのエイジの入賞、自己ベスト更新は素直に嬉しい
でも、その陰で自分を支えてくれていた人のおかげだということも忘れてはいけない
まずは、YOMEよ、ありがとう!



冷静に振り返るといくつか課題も見えたレースだった

スイム
プールの泳ぎとOWSの泳ぎの違いを知り、よりよい泳ぎ方を身につけること
やっぱり海の泳ぎはプールとは全然違う
あらためてそのことを痛感

バイク
地味な筋トレと距離を重ねたことが活かされたと思うが…
200キロをオーバーを楽に走れる脚と、一定の出力を保ったまま走行を続けられることがこれからの課題

ラン
30キロ以上の走り込みが不足していたため脚が残っていなかったように思った
スピードやBU走なども大切だが、アイアンマンでは距離をこなすことも必要だと痛感



今回の大会…
前日の受付の時から、ちょっとキケンな大会運営の雰囲気がプンプンしていましたが…
レース当日も…スタッフの怠慢、準備不足、選手へのサポート不足、バイクの距離の誤計測…
参加者としてこんなこと言いたくないですが、
お世辞にも成功とは言えない大会運営だった

大会終了後も、大混乱だったようです…運営サイドのごたごたに選手は振り回されっぱなし

今まで出場したレースの大会運営も(比べてはいけませんが)日本よりもずっとファジーな感じでしたが、
かの地の「ケンチャナヨ(気にするな)」文化で皆さんそれほど気にすることもなかった
しかし、今回の大会ではレースを終えた選手(レース中も)があんなに憤慨するの様子ははじめて見ました

大会翌日から…
大会のHPには連日のように失態と謝罪の繰り返し

バイクの距離の誤り
負傷者への配慮不足
スタッフの動き…

そして、とんでもない事態が!
(下記に自動翻訳したものを添付)
8月21日、木浦(モクポ)トライアスロンジョンデフェ記録測定関連の謝罪お知らせ
まず、今回の大会の記録測定にあって多くの記録漏れが発生して 、参加者の方々の記録、測定、および情報が正常に行わモトハンジョム心より謝罪の言葉を申し上げます。
記録漏れの原因と 、今回の大会ギロクチプの防水のためのチップの防水コーティングプロセスで問題が発生し、多数のチップが正常に動作していませんでした。
記録漏れの現状 水泳(ゴール地点)、バイク(発、チェックポイント、ゴール地点)ラン(出発、チェック、ゴール地点)などで記録漏れが発生している。
記録漏れの部分を現場で記録要員たちが手書きで記録したが、未確認の部分があります。
今後の処理方法 を記録お知らせ:8月25日(木曜日)18:00までジョンサンチュクジョンドゥェン記録および手書きで記録した部分を反映して、アナウンスするようにさせていただきます。

計測できていなかったという事実

今回の計測チップは今まで見たことのないようなカタチ
大きさ大きなまんじゅう?ぐらいとかなり大きめ
計測のポイントでは
通過しても(今までのように)音も光もないだなぁ…
なんて思っていたらほとんどの選手のチップが水没して壊れていたらしい…

(レース翌日の)月曜日の表彰式は取りやめ…というか開催できなかったようです

さすがにこれには私も驚きました

今回のレース
記録なし
…なんてのだけは勘弁してほしかった

思い当たることがあります
ランの計測の機械が途中で片付けられていた
…あれは、計測不可能だったので撤去したんですね
それに、
ランの折り返しでは、スタッフが全員ナンバーをチェックし必死にメモっていた…
まさかこんな事態になっていたとは…

かの地の方の名誉のために記載しますが、
ここまでヒドイレースは今までなかったそうです(かの地の知人談)

レースにかかわった者としては
自分がそこにいたという記録まで無くなってしまったとしたら…悲しいですね

そんな波乱続きの大会だったので、
リザルトは半分諦めていたのですが、予定よりも一日遅れた程度で公表されていてホッとしています

尚、この大会、HPによると
大幅な赤字だったようです

理由の一つがコレ

参加賞のジャージ

それと

完走者に贈られるレーパン
(パンツの横に”フィニッシャー”の文字入り)

モノにお金をかけすぎた…ようです
ちなみにレーパンは、なぜか参加者の人数分足りていなく、レース後のトラブルの元だったとか…



私が言えることは、この大会二度目はないかな…ということです

私としては
次のアイアンマンに向けて、良い経験を積むことが出来たので、それだけで満足しています
(リザルトも出ましたし)

アイアンマンに関して言えば、
昨年のアイアンマンディスタンスレースミドル強(スイム3キロ、バイク140キロ、ラン30キロ)のレース
今シーズンの2つのアイアンマンディスタンス)に出場した
今までは体調不良だったり、力を出し切れなかったりでしたレースばかりでした
しかし
今回のレースは違いました
ゴールラインを越えて…これほどすがすがしくレースを終えたことはなかった
レース展開に課題はありましたが
それでも、今持てる力は出し切れた

少なくとも
最大のライバルである
”自分”を受け入れ
一歩前へ進むことが出来たと思う

今はそれで充分だ