コロナ自粛中の
「ホームステイ」からこっち、
なにかと在宅時間が
長くなったような気がする。
もともと、
「ホームバカンス」が得意な
「元祖・おうち大好き少年」だったので、
外出しないことは苦痛にもならないが、
元を糺せば、喘息少年の長期入院生活で、
ひとり遊びで時をやり過ごす術を
会得したのかもしれない。
ロンバケの日なぞは、
ベッドが生活の中心で、
そこが、まるで、
一人用テントに
居座ってるような感覚になり、
手を伸ばせば
何でも用が足りるようになっている。
さながら、
子規の『病牀六尺』のようだ。
【三つ子の魂百まで】
はほんとうで、
まさか、老年になって、
“赤ちゃん返り”して、
ベッド暮らしを心地よく思うとは
想像だにしなかった。
「還暦」とは、
まさに、二巡目の人生の
始まりなのかもしれない。
毎日、読書と
映画鑑賞三昧である。
『エヴァンゲリオン 破』
もマンネリっぽかったが、
キモオタの萌えを狙ってか、
やたら、サービス・シーンの
入浴場面が多かった(笑)。
オタクたちも、
メカに萌えるのと、
キャラに萌えるのに
分かれていそうだ。
ほぼ、全作観てきたが、
一見、多義性や重層性がありげな
思わせぶりのシンボリックな描写も、
実は何も描いていないような
気ぃすらしてきた。
深層心理学者のユングの名言に
「元型を刺激しないものは、
今日もて囃されても
百年後には残らない」
というのがあり、
何故かそのことを思い出した。
⁂
同様に、
『キング・オブ・エジプト』も
ドカチャカの変身物で、
無内容だった。
ハリウッドには、
興行収入をはじき出す
シナリオAIがあって、
数多持ち込まれる脚本をかけて
振るい落すという。
その基準が、
最初の掴みの派手さ、
苦難・困難の主人公登場
(ヒーロー、ヒロインとも美しい)、
敵との遭遇、
撃破、
ハッピーエンド・・・
というステレオタイプの公式である。
これは、
『英雄の生涯』元型を
元にしている。
古今東西に遍在する
この典型的な元型に
依拠するゆえに、
「ハリウッドは病んでいる」
とも揶揄されている。
日本の物語のように、
最後に鶴は旗を残して
去って行きました・・・
では、それこそ
おハナシにならないのである(笑)。
“もののあはれ”や“残心”
“幽玄”“詫び寂び”
なぞという美観は
日本独特のものかもしれない。
梨木香歩の『イギリス物語』
とでも言いたいような
在英中の風光明媚な自然描写や
英国人たちとの交流譚が
活写されていて面白かった。
昭和30年代の
同世代なので、
どこか、感性に似たものを感じる。
カミさんの書庫に
まだ数冊の文庫本があったので、
この夏休みは「梨木サマー」に
しよっかとも思う。
YouTubeに
桑子真帆のソーちゃんへの
インタヴュー物があり
興味深く視た。
朝のキャスターとしては、
表情も声もキツイ印象の彼女だったが、
15歳当時の天才少年の
はにかんだ微笑みに
「胸キュンになりました・・・」
と述べていて、
すこーしだけ好感度がアップした(笑)。
「ホームステイ」からこっち、
なにかと在宅時間が
長くなったような気がする。
もともと、
「ホームバカンス」が得意な
「元祖・おうち大好き少年」だったので、
外出しないことは苦痛にもならないが、
元を糺せば、喘息少年の長期入院生活で、
ひとり遊びで時をやり過ごす術を
会得したのかもしれない。
ロンバケの日なぞは、
ベッドが生活の中心で、
そこが、まるで、
一人用テントに
居座ってるような感覚になり、
手を伸ばせば
何でも用が足りるようになっている。
さながら、
子規の『病牀六尺』のようだ。
【三つ子の魂百まで】
はほんとうで、
まさか、老年になって、
“赤ちゃん返り”して、
ベッド暮らしを心地よく思うとは
想像だにしなかった。
「還暦」とは、
まさに、二巡目の人生の
始まりなのかもしれない。
毎日、読書と
映画鑑賞三昧である。
『エヴァンゲリオン 破』
もマンネリっぽかったが、
キモオタの萌えを狙ってか、
やたら、サービス・シーンの
入浴場面が多かった(笑)。
オタクたちも、
メカに萌えるのと、
キャラに萌えるのに
分かれていそうだ。
ほぼ、全作観てきたが、
一見、多義性や重層性がありげな
思わせぶりのシンボリックな描写も、
実は何も描いていないような
気ぃすらしてきた。
深層心理学者のユングの名言に
「元型を刺激しないものは、
今日もて囃されても
百年後には残らない」
というのがあり、
何故かそのことを思い出した。
⁂
同様に、
『キング・オブ・エジプト』も
ドカチャカの変身物で、
無内容だった。
ハリウッドには、
興行収入をはじき出す
シナリオAIがあって、
数多持ち込まれる脚本をかけて
振るい落すという。
その基準が、
最初の掴みの派手さ、
苦難・困難の主人公登場
(ヒーロー、ヒロインとも美しい)、
敵との遭遇、
撃破、
ハッピーエンド・・・
というステレオタイプの公式である。
これは、
『英雄の生涯』元型を
元にしている。
古今東西に遍在する
この典型的な元型に
依拠するゆえに、
「ハリウッドは病んでいる」
とも揶揄されている。
日本の物語のように、
最後に鶴は旗を残して
去って行きました・・・
では、それこそ
おハナシにならないのである(笑)。
“もののあはれ”や“残心”
“幽玄”“詫び寂び”
なぞという美観は
日本独特のものかもしれない。
梨木香歩の『イギリス物語』
とでも言いたいような
在英中の風光明媚な自然描写や
英国人たちとの交流譚が
活写されていて面白かった。
昭和30年代の
同世代なので、
どこか、感性に似たものを感じる。
カミさんの書庫に
まだ数冊の文庫本があったので、
この夏休みは「梨木サマー」に
しよっかとも思う。
YouTubeに
桑子真帆のソーちゃんへの
インタヴュー物があり
興味深く視た。
朝のキャスターとしては、
表情も声もキツイ印象の彼女だったが、
15歳当時の天才少年の
はにかんだ微笑みに
「胸キュンになりました・・・」
と述べていて、
すこーしだけ好感度がアップした(笑)。
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