2014年5月20日現在。
「自然発症率が、100万人に1人」
と言われている小児甲状腺癌が、
被爆時の十代以下の人口27万人に
0.27人でなければならないはずが、
この3年で89人もの
陽性・擬陽性が認められた。
単純計算すると、
自然発症率の330倍にもなる。
この数字は、
どう考えても統計的に
有意に多すぎる。
したがって、誰が見ても
被爆による発症と考えるのが
妥当なはずである。
それでも、
県の調査検討委員会は、
チェルノブイリでは
4~5年後に発症しただの
被爆との関連データが少ないとかで、
原発事故との関連性を
断定できずにいる。
あと、数年して
症例が頻発したら、
やっぱり関連がありそうです、
とでも「ぬるい」ことを
言うつもりなのだろうか。
こうなると、昨今の
『美味しんぼ』騒動は
過激な問題提起だったが、
ひとつの啓発材料にもなる
と言えるかもれしない。
詳細を分析検討中と
慎重な姿勢を見せているうちに、
韓国のセウォル号のように
沈没してしまうような
愚を犯してはならないのに。
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