久しぶりのオフ日だったが、
4時から史上初の
北朝鮮からのサッカーの
ライヴ試合があったので
どんなものかと見てみたら
まったくもって驚いた。
応援というよりも
北朝鮮お得意のマスゲームである。
日本人サポーターは人数制限をした上で、
国旗、鳴り物、横断幕を
持ち込み禁止にしておいて
自分たちは国旗は振るわ、
人文字道具は持ち込むわ、
太鼓を叩きまくるわ・・・で、
応援格差がまずアン・フェアである。
卑怯極まりない、というか
そういう基本的ルールや
マナーを尊重しない国なのだ。
それでも、北朝鮮の選手たちは
アグレッシヴでいい試合をした。
これだけの大声援を受けて
負けるわけにはいかなかったのだろう。
途中、選手どうしがエキサイトして
あわや乱闘か・・・という場面があり、
敵地なだけにヒヤリとしたが、
キャプテンの長谷部が
身を挺してこれを諌めていた。
レッドカードで退場になり
激高する相手選手にも、
長谷部は肩を叩いて
諌めるシーンがあって、
彼のフェアプレイと
スポーツマン精神がよく表れていて
日本人として誇らしく思った。
今朝の朝鮮通の解説者によると、
動員されたのは大学生や若い軍人が多く、
北朝鮮ではよく洗脳された
スーパーエリートのようだという。
国歌をブーイングで掻き消し、
試合後、「日本に勝った」を連呼し
熱狂する若者たちの姿は、
さながら、麻原彰晃に洗脳され
多くの人たちを殺害した
狂気のオウム事件を想い起こした。