『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

前頭前野「快楽報酬系」を刺激し「甘味依存症」となる

2024-08-05 06:20:58 | 健康

 

 

これから
ひと月も35℃近い日々が続く
というので、
いささかゲンナリしている。

「夏休み」と言えど、
さすがに、熱帯夜が続き、
冷房と猛暑の温度差のある
室内外の出入りが続いて、
自律神経系もカラダも
疲弊し始めて、怠さが出てきた。

食事・睡眠こそ
よく摂っているが、
職場のように最低限の
移動による運動量はないので、
完全なる運動不足である。

なので、それを補おうと、
マッサージ機で強制的にでも
30分ほど筋肉刺激やストレッチを
するようにしている。

***

緩い下剤『モビコール』を
服用してひと月ほどになるが、
便は状態的に緩くなったが、
血便は相変わらず
出たり出なかったりしている。

大腸内視鏡検査で
「がん」ではなく
表面が毛細血管で覆われた
ポリープと診断されたのはいいが、
やはり、血便が止まらないのは
いい気持ちではない。

冬休みに切除の予定だったが、
あと、ひと月分ある
モビコールを服用してみて
まだ血便が治らないようだったら、
涼しくなった秋口頃に再診して
予定を繰り上げようかとも考えている。

担当医からは、
「検査前の洗浄剤を
また、すぐに呑むのは嫌でしょ・・・」
と言われて、
まったく、その通りだ・・・と、
センチメンタルに
摘出を延期してしまった。

血便もじきに治まるだろう
という楽観視もあった。

YouTube勉強でも
「大腸がん」について
専門医たちのサイトをけっこう視た。

新生血管が伸びて
「がん細胞」が
栄養を取り入れる様子なども
画像で視認でき、
我がポリープも同様に
「身内の細胞」として
成長してきたんだなぁ・・・
と感慨深く感じた。

新生毛細血管ゆえに
硬い便の物理的圧迫のたびに
鼻血が出るようなメカニズムで
出血が起こる事も了解された。

「病気」「病態」「病状」も
まさに、わが“身内”の世界に
「今ここ」で起こっている事と
再認識された。


**

家のなかで
おとなしく避暑生活をしてても、
うっかり油断すると
怪我する事もある。

先日も、朝の寝起きに、
朝刊を取ろうと
玄関先のサンダルに
右足を入れようとしたら、
どういう加減か、
ゴム・サンダルの先端が
グンニャリと丸まって、
足先もそれに巻き込まれて
捻挫してしまった。

ポキリと折れなかっただけ、
幸いだったが、
三日ほど痛んだの
鎮痛湿布を貼っていた。

家の中で、
いちばん、気を付けているのは
階段の下りだが、
一昨年には、いちど、つまづいて、
持ってた大事なコーヒーカップを
階下まで落っことして
粉々にしてしまった。

その時も、
自分が落下せずに
カップが身代わりになってくれたようで、
大難を小難にお奉り替え頂いたような
ご神慮を感じさせて頂いた。

この夏は、
慣れた台所での調理で、
二度も指先を深く切る
アクシデントがあったばかりである。

猛暑日つづきで、
不要不急の外出はせず、
“ホームバカンス”だと
洒落こんでいても、
老いた身には、
かくばかりに家ん中にも
危険が潜んでいる。

アラン・ドロンの
夏向き映画を捩(もじ)れば
まさしく
『危険がいっぱい』
である(笑)。

***

猛暑による
ヒッキー状態なので、
冷房寝室で読書三昧、
YouTube三昧だが、
久しぶりに、ふと、
ベートーヴェンが聴きたくなり、
一昨年、『ツタヤ』の改装閉店の
ワゴンセールで200枚ほど
大量購入した中から
『ピアノ・トリオ』を選んでみた。

ケンプ/フルニエ/シェリング
という、錚々たる顔ぶれの
マエストロたちによる
『大公』を聴いてみたが、
耳慣れた旋律が、さすがの名演奏で、
室内が一気に
クラシカルな空気感に包まれた。

***

学会のプログラムが届いたので、
いつものように、
最新の研究動向を俯瞰しようと、
パラパラとタイトルのみを
ひと通り目を通してみた。

そしたら、
一昨年の夏に
研究テーマに選び、
一書を編んだ
夏目漱石の『夢十夜』についての
分析をした研究発表があり、
WEB版でのぞいてみようかと
食指が動かされた。

巻末の新刊書籍の
ラインナップも
心理臨床の現在を知る為に
俯瞰している。

「レジリエンス」概念やら
「VRセルフカウンセリング」なぞが、
トピックとして目を惹いた。

***

ポリープの「がん化」を
未然に防ぐために、
基礎的な栄養学についても
この夏はYouTube勉強している。

その一環で
さるドクターに依る
日本人が陥っている
「甘味依存症」
「小麦依存症」
「植物油依存症」
「牛乳依存症」
等々は、戦後のGHQ占領政策である
『食料転換政策』に
起因するものであると断じていた。

確かに、歴史的観点からは
砂糖・小麦・植物油・牛乳は
江戸時代には使用されることはなく、
急激に国民の食卓に登場したのは
戦後の給食によってである。

昭和30~40年代の頃、
給食では「脱脂粉乳」という
まずーい、薄あまーい、
表面に膜のはった・・・
熱々のミルクもどきを
さんざん飲まされた。

その後は、牛乳に代わったが、
学校、給食では、現在でも
牛乳が付けられている。

義務教育期の9年間に
刷り込まれた「食習慣」は、
なるほど、六十路となった
今に至るまで、続いているなぁ・・・
と思わないでもなかった。

敗戦時には食糧不足で
戦勝国「アメリカ様」の
余剰ミルクや小麦を
無償提供されて、
子どもたちは飢えが凌げた、
というのが定説であるが、
それが、在庫処分の押し付けだった
というのである。

その後、無償提供は廃止され、
有償での輸入させられるに至ったので、
「ギブミー・チョコレート」作戦も
甘味で脳の快楽報酬系を刺激し
「甘味依存症」とさせ
砂糖の輸入に一役買ったようである。

敗戦直後には全国規模で
「キッチンカー」なるもので、
植物油・小麦・砂糖・牛乳を用いた
「ホットケーキを食べましょう」
「米食からパン食にしましょう」
という食料転換政策の
プロパガンダがなされた。



それまでの、
ご飯・味噌汁・お新香・魚・・・
という、油・小麦・砂糖・牛乳とは
無縁の「和食」から
「洋食」スタイルへ食生活が転換し、
今日に至るまで延々と続き、
その結果、「がん」の発生率が
有意に倍増してきたという。

なので、
「和食」へ戻しましょう、
という食事指導は
生活習慣病の対策では
多く言われるようになってきた。

甘味依存/牛乳依存は
「母乳回帰」とも考えられ、
ストレスが和らぎ
安心感が得られるので、
依存になりやすいという。

植物油は
さまざまな菓子類にも
多様されているので、
調理以外でも、知らず知らずに
過剰摂取しているようである。

ポリープからの出血により、
この夏からは
食餌生活を改めようと思っているので、
「甘味」「小麦」「植物油」
の接種を控えてみて、
体調がどう改善するのか
試してみたいとも考えている。



***

そんなんで、
パスタも食べきろう・・・(笑)
と、サラダ菜・タコ・トマトの
サラダにも
これまでのオリーヴ油ではなく、
少量の塩とお酢のみにしてみた。

油には甘さと旨味もあるので、
たしかに、油抜きだと
そこはかとない、たよりげのない
味にはなるが、
これも慣れてしまえば
苦になるほどの事でもなかろう。



***

きのうの炎天下でも
十分に発電できたが、
いざ、夜間の冷房に回そうと
コンセントから外して
繋ぎ変えたら、
冷えが悪くなって、
どういうワケか理解できなかった。

もしかしたら、
電源を付け替えるたびに
エアコン内のプログラムIが
リセットされ、その影響で
起動が遅れたり、
不具合が生じるのかもしれない、
と不信感を感じた。

今日も満量に充電してみて、
再度、試してみたいと思っている。



***

毎日、
リク坊の最新画像を見ては、
「♪いっしゅうかんに
  とおかこいっ♪」
という
昭和の懐メロの歌詞を
思い浮かべている(笑)。















 


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