『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

スピット・ラヴ

2017-12-30 08:51:00 | 映画
近所のツタヤを
ブラウジングしていたら、
最新作コーナーに
話題の『ダンケルク』を見つけて
さっそく借りてきた。

休み中なので、
ホームシアターにしようと、
寝室の遮光カーテンを引いて
暗闇にして
ステレオ・アンプから
重低音で窓がビリビリと
振動するくらいの大音声で
寝ながら鑑賞した。

1時間45分と
短尺だが、
なかなか見所が多かった。

殊に
スピット・オタクには
たまらんような
美しいシーンや
珍しいアングルがあり、
それだけでも十分に楽しめた。

中でも、
空戦でガス欠になり、
滑空しながら
夕映えの海岸に
着陸するシーンは白眉だった。



逆光で
車輪の舞い上げる砂が
オレンジに輝くのは
幻想的で素晴らしかった。

こんな処に感激するのは
オタク以外ないかもしれない。

なにせ
自分専用トイレには
家族ポートレイトと一緒に
スピットファイアが額装されて
毎日、用を足すたびごとに
眺めては
「キレイだなぁ・・・」
とウットリしている(笑)。



大袈裟でなく、
全世界でアンケートを取っても、
人類が作り出した
最も美しい戦闘機と
誰しも文句なく挙げるだろう。

個人的には
造形美の極致ぐらいに
思っている。






そのスピットが
メッサーシュミットに撃墜されて
ドーバー海峡に着水するのも
何ともかっこよかった。






帰還兵を乗せた
輸送船を爆撃する
ハインケルを
迎撃するシーンも
迫真があった。

なんで、男の子は
こういう戦争ごっこが
好きなんだろう、
と思わないでもないが、
きっと脳内の攻撃本能が
仮想現実で満たされるから
かもしれない。

それと、小さい時分に、
亡き親父に
しょっちゅう
戦争映画を観に連れて行かれて、
それが刷り込まれたのだろう。

とんだ
WWⅡオタクおやじに
なっちまったい(笑)。

ϵ(◎θ◎)ノ☆  




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