『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

五連休

2020-09-23 04:22:00 | 藤井 聡太
四連休が終わったが、
今日はオフ日なので
私的には五連休である(笑)。

明日は
幼稚園での
レクコンがあるので、
近津まで
遠出しなくてはならない。

そして、
今日一日は、
頒布用の製本の完成と
CDのパッキングに
忙しくなりそうだ。

レジュメにも
いろいろと
話の口切トピックなぞを
メモしなっきゃである。

台風がまた
接近していて、
明日は大雨になりそうだが、
それよりも気圧が低下して
体調が崩れるのが懸念される。

なにせ、
HSPなので
寒暖差や気圧差には
滅法界に弱い
虚弱爺様なのである。




昨日は
ソーちゃんの
「王将戦」があったが、
公式戦4連勝できていた
羽生永世七冠に初めて
破れた。

これで、
年内の「三冠」と
「九段昇段」の夢は
潰えた。

二戦目は、
5連敗中の“天敵”
トヨピーである。

先日の対戦で
負けた「横歩取り」を
またしても羽生戦で使った。

ここを研究して
修正してきたとばかり…
実戦で強豪相手に
ぶつけるのだから、
その心意気こそ良しではあるが…。

なにせ、
いちばん勝率の低い戦法だから、
勝って欲しいファンには
ヤキモキする処もある。

次戦の対トヨピーで
またしてもそれを採用したら、
そうとうに凄い覚悟である。

徹底して
自分の苦手戦法でもって
相手に立ち向かうのである…。

得意戦法は
もはや自家薬籠中の物となり、
まだ見ぬ“新しい景色”を求め
チャレンジしているのかもしれない。



王位戦での
古式ゆかしい羽織袴姿で
能楽堂の舞台に登場する姿や
其処に於いて
「真」の礼をする姿は、
日本古来の武道や
茶道、芸道に通ずる
凛々しきものであった。

「少年棋士」という
漫画チックなキャラに留まらず、
“超天才”という
冠が付くのだから、
生きたドラマの主人公である。

これを殺害する、
と予告した人物は、
どれほどに歪んでいるのか、
どのような病理性があるのか
目を背けずに
冷静に分析してみるのも
心理分析家の仕事である。







私的な「死と再生」の
通過儀礼中にあり、
“哀しみ”や“怒り”など
いろいろと煩悶するものを
抱えながらも、
【前を向いて歩け】
【今日の芝は刈れ】
とばかりに
己れを叱咤・鼓舞している。

秋の気配が
色濃くなってきたので、
江戸中期の茶人・久田宗全が
創案した宗全籠に
桔梗・木槿・薄を
利休居士のみ教えに従い
“野に在るやふに”活けてみた。

在京中から茶花を嗜んで
三十年あまりになるが、
成る程、書を掛け、
香合を合わせ、
花を活けるのは
単なる“お飾り”事ではない
というのが、
煩悶期だからこそ
腹から得心がゆくようだった。

昨日は、
茶室で香を焚き、
ひとり自服で喫茶してから、
琴を弾じ、
書室に移っては
『茶の禅語』から
【絶 学】【無 着】
という二語を臨書した。

これまでの生涯で
学んできたことの
全てを放下して、
一切の執着から離れよ…
ということである。

心身共に
一物一事に囚われず
俗世を解脱せよ
という【個性化の過程】なのだろう。




なので、
数ある色紙から
金光大阪を退職する時に
故・星野先生に
揮毫して頂いた
「淡」の一字を選んでみた。

揮毫して頂いて
しばらくしてから先生が
物故されたのを聞き、
たまたまお願いした色紙が
仏事仕立ての円窓だったのが
不思議な因縁に感じられた。

京都鷹峯にある源光庵には
「悟りの窓」という圓窓がある。

「圓」は悟りの象徴でもあるが、
深層心理学では
「曼荼羅」や「ウロボロス」
「全体性」「セルフ(真我)」
の象徴でもある。

星野先生は、
即興で創られた竹筆で
「淡」の一字を
お書き下すったが
(その筆も頂いた)、
裏千家の会報誌名は
『淡交』といい、
その出典は
「君子の交わりは淡き水の如し」
から引かれている。

突然にネット上のサイトを
閉鎖したので、
昨日も友人・知人から
沢山の安否確認のメールを頂いて
身の縮む思いであった。

連絡手段も絶ってしまった
元同僚や教え子たちには
さぞかし心配してるかも、
と申し訳なく思っている。

『もののけ姫』じゃないが、
「♪ 哀しみと怒りに
潜むまことの心を知るは
森の聖 もののけたちだけ ♩」
である(笑)。

君子に為りたいが為
「危うきに近寄らず」
「豹変」…
を決め込んだのかなぁ…
なぞとも
ウダウダと考えていた。

星野先生の「落款」の
「光」の一字と
「淡」が合わさって
「淡き光」とも読めた。

一縷の光明が
何処ぞからひと筋
射してくれることを
願うような気持ちでいる(笑)。




在京中に揃えた
「宝間道」の古袱紗に
トルコ産の
「オピウム(阿片)」入れの
香合を採り合わせてみた。





外出先から戻った
カミさんが、珍しく、
室礼の花を
「いいねぇ…」
と褒めてくれた。

帰宅早々に、
我が家の玄関に
「秋」を
感じ取ったのだろうか…(笑)。







四連休最後の昨日は、
カミさんと土湯散策に
赴いてきた。

方々に足湯があり、
「近くに、
こんなタダで
いい所があんだねぇ…」
と感心してるのを耳にして、
(安近短だぁ…)
と苦笑した(笑)。





吊り橋の袂に
赤蜻蛉がとまってたので、
真上で接写してみたが、
一向に逃げる気配もなかった。

温泉郷では
蜻蛉まで
ノンビリしてんなぁ…
と微笑ましかった。












昼食は
温泉街で
ガッツリ喰ったので、
夜はアニョー(仔羊)一皿と
バケット、サラダ、シードルで
済ませた。





安達のダイソーにあった
ルージュ(赤)と
ジョーヌ(黄)の
プラ・モデレ(中皿)を
同系統色の飾り皿に
合わせてみた。



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