『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

初物

2020-02-26 06:28:00 | 趣味
食卓の会話で、
カミさんが
「福寿草、咲いてるみたいだよ・・・」
と何気に言うので、
これは、“フキノトウ採って来い”
というご宣託だな・・・と、解して、
さっそく出かけてみた。

マツタケの生え場所は
身内といえども教えない・・・
と同じく、
ハンティング・フィールドが
何か所かあるが、他言はしない。

タケノコも同様である・・・(笑)。




「立春」過ぎて、
花粉症も本格シーズンになり、
かつてない暖冬もあって、
ようやく春めいてきた。

山の緑、福寿草の黄が
そんな感じであった。

そして、
枯草の合間から
チョコンと芽吹く
フキノトちゃんの
かわゆいこと・・・。

キミガ、スキダ~ッ ! ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ

・・・って、
駆け出したいくらい
偏愛がある・・・(笑)。




・・・なので、
夢中になって、
ついつい採り過ぎてしまう。

マツタケヤマでは
目を凝らしても
素人にはなかなか見つけられない
というものだが、
隠れたフキノトにも似た処がある。

でも、ハンターには
センサーがあり、
ビビッと「顔認識」みたいに
瞬時に識別できる。

採り立てを
さっそく「ばっけ味噌」にし、
オムレツに仕立ててから、
1ケずつ入ってる小片に切り分けた。

暗号指令を出した
カミさんも
満足げに舌鼓を
ポンポン打っていた(笑)。




今朝の朝刊の
雑誌“中刷り”を見て、
我が意を得たり・・・と、
溜飲が下がった。

やっぱ、
みんな同じ憤懣
抱えてるんだぁ・・・と、
思った。

中国内では、
政権を批判した
言論人や弁護士が
相次いで拘束されたり、
行方不明になっているという。

なんと恐ろしい国だろう・・・。

ついつい、ブラピ出演の名画
『セヴン・イヤーズ・イン・チベット』を
思い出してしまった。

習近平の「一帯一路」なんて
極悪感染症の「一帯一路」であり、
周辺地域を蹂躙する「一帯一路」である。

香港騒乱に加えての感染症拡大・・・。
共産党一党独裁国家、
言論封殺国家という欠陥システムは、
今や、一国内の内政問題ではなく、
経済・物流・人の移動という
「ダイナミズム/流動性」が
常態化している世界にあって、
大病的な問題でもある。

雑誌を見るまでもなく、
そのA級戦犯「真犯人」は
習近平/テドロスの最凶コンビである。



『エハン塾』で
インド哲学の聖人たちの
一貫した提言を聞いて、
やっぱりそうなんだ・・・という
我が妄想が裏付けられたような気がした。

クリシュナム他、
日本では知られていない聖人たちの
YouTubeで聞かれる言葉である。

「The observer is The observed」
(観察者は観察される者である)

「We exist as supreme source at all times」
(我われは、常に、至高の存在(神)として存在する)

「The same Truth is in everybody」
(全ての人の中に同じ真理がある)

これらは、
「不二一元論/Advaita Vedānta/
アドヴァイタ・ヴェーダーンタ」
と言われるインド哲学の
一貫した理論である。

実は、金光教教祖も
「私が神、その方も神」
と同じように言った。

さらに、最近の
「唯識論/唯心論」派は、
この宇宙・現実すべては
「意識/心」が創り出したものである、
といっている。

かねがね、
【宇宙や存在】とは
「一にして全 全にして一」
「本来無一物」
「色即是空 空即是色」
「宇宙は神の見てる夢」
というのに
関係しているのではと思ってきた。

ここにおいて、
「不二一元論」が
この宇宙の原理・現実だと断言する
聖者たちの言葉は、ストンと腑に落ちる。

ホーキングらが
「ホログラム宇宙論」を提唱し、
ユングが
「シンクロニシティ」という
縁起律を提唱し、
量子力学では
「量子のもつれ」という
距離・場に影響を受けない
二つの粒子の同調現象が
実験で検証された。

いずれも、
「不二一元論」を
支持しているかのようである。



理論物理学者のボームは、
目に「見える世界」と「見えない世界」を
「明在系」と「暗在系」として、
「明在系で、個別化されてる事物は、
暗在系では、全き存在として、
全一的に、動的に存在している」
という仮説を唱えた。

「真空の場」では、
粒子と反粒子が出会うと
「対消滅」が起こり、
一点にエネルギーが超高密度になると
粒子と反粒子が生じる
「対生成」が起こる。

素粒子レベルの
極小世界【ミクロコスモス】では、
トンネル効果という
「すり抜け」現象や、
「時間の逆行」のような
粒子の振る舞いが理論的に
導き出されている。

ここからは、
ファンタジー/妄想になるが、
ひょっとして、
「明在系」と「暗在系」との
「場」の相互関係にも
これらの量子的現象が
恒常的に起こっているのでは、
と考えると、ものすごく
腑に落ちる気がする。

それならば、
非因果的関連性の
シンクロニシティがなぜ起こるのか、
ということも得心できる。

さらに、敷衍すれば・・・
「この世」の現象界/現実界と
「あの世」の神霊界/意識界との
相互関係においても、
「トンネル効果」的な疎通性や、
「時間」に拘束されない自在性が
あり得るのかもしれない。

そうとすれば、
量子力学の検証結果が
純粋思考による「不二一元論」を
支持しているような気がする。



「二重スリット実験」では、
光子も電子も
「粒子であり、波である」
ということが確認された。

そして、
観測者がいると、
波として振る舞っていたのが、
粒子として振る舞うようになる。

この実験結果は、
粒子はどこにでも確率的に存在しており、
観測した瞬間に、
確率が収束してある一点に存在するようになる、
と解釈された。

ボームは、
「暗在系」で素粒子は、
純粋エネルギーとして
霧のような状態で
至る処に均等に存在している、
と言う。

アインシュタインの公式
「E=mc²」
(エネルギーは質量×光速の二乗)
から、エネルギーと物質は、
不二一元的な「実存的存在」である。

「波」は動的エネルギーで、
「粒子」は質量を有する。

ボームに拠れば、素粒子は
「暗在系」と「明在系」の間を
絶えず行き来していて、
「観察」という「意思/意識」がある「場」では、
まとまりある「形」となる、と言う。

目の前にあるリンゴは、
観察され意識されることにより、
素粒子が秩序化し
意味のある形が生じたもの、
ということなのである。

超天才・哲学者の
井筒俊彦は、
「リンゴが存在している」
のではなく
「存在がリンゴしている」
と表現した。

「存在が私している」
とすれば、
リンゴと私の間は
ボームの言う「暗在系」において
「不二一元」的な存在で通底しており、
それゆえに「シンクロニシティ」が
生じるのも納得がいく。

「深層心理学」と
「量子力学」の両面から
「オッカムの剃刀」的に、
シンプル、プレーンで
了解可能な仮説が
「真理/真実/実相」ではないか
と思わないでもない。














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