『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

芸術の「37手詰め」

2023-11-12 10:49:43 | 藤井 聡太

きのうは
札幌で初雪の便りがあったが、
吾妻山も二度目の冠雪となった。

今朝は
ぐっと気温がさがり、
寝室内も15℃と
冷えていたので
目覚めと共にヒーターをいれた。

*

きのうは
ソーちゃんが
竜王戦を「4-0」と
ストレートで勝利し、
三連覇の防衛を果たした。

そしたら、
タイトル戦「19連覇」
という歴代1位タイ記録となった。

彼が小4の頃
色紙に書いていた
「名人を超す」
という幼い野望は、
尊崇してその全集の棋譜を並べた
大山名人に並んだことで、
半ば達成したも同然である。

プロ・デヴューでは
「29連勝」で世間の注目を集めたが、
今となっては「藤井劇場」の
序章に過ぎなかったようで、
その後の「八冠」制覇も
彼には、通過点であり、
おそらくタイトル戦無敗の記録は
歴代単独1位になるものと思われる。

そして、いずれは
羽生「永世七冠」のタイトル99期を超す
『永世八冠』とタイトル100期超えを
果たすのだろう。

そんな彼自身、
デヴュー当時は、
自分のピークは26歳頃だろう、
と予言していた。

とすれば、
あと5年は、彼の天下で
「藤井一強」時代が続きそうだ。

八冠に加えて、
早指し戦も四冠で
詰将棋選手権は5連覇中である。

きのうの一戦でも、
最終盤に、彼にとっては
痛恨ともいえる「21手詰」という
最短手数の詰み筋を見逃し、
逆に「37手詰」という
超難解で全ての持ち駒を使い切る
という芸術的な「詰将棋」で
勝利し、解説者やネット雀たちを
唖然とさせた。

棋士だけでなく
詰将棋「作家」でもあるので、
将来、詰将棋の「手本」書に
必ずや載るだろう「傑作」を
彼はタイトル戦において
創り上げたわけである。

最強棋士だけでなく、
まさに、
天才「芸術家」でもある。

【藤井の前にフジイなし
 藤井の後にフジイなし】

・・・という、
『藤井劇場』の歴史を
我々は見せられているのである。

***

工房にあるPCで
棋戦を観戦しながら
楽器製作にも精をだしていた。

なにせ、
6本同時進行というのは
はじめての量産なので、
好きな工程であるネック創りを
嬉々としてやっている。

そのうち2本は、
実験的に極限までの薄さを
試そうとしているが、
果たして楽器として成立するか
失敗も覚悟している。

*

サンダーの目詰まり用の
クリーナーがあることを知って、
さっそくアマゾンに注文した。

ついでに、
なかなか市販では見つからない
歯間ブラシの極細も注文した。

*

Amazonブラウジングしていたら、
購読しているコミックの新刊の
予約情報を見つけて、
これらも予約した。

そしたら、
テーブルソーが届いて、
その大きくて重い梱包が
ひとりでは二階の工房に搬入できず、
カミさんに手伝ってもらい
やっとこさ運び込めた。

そしたら、
チェンバロの時以来だったので、
「もう、ひとりで
持ち運べないものは
買わないで・・・」
と言われてしまった(笑)。

そういや、
大学ギター部が廃部になって
引き取ってきたコントラバスも
一人では二階に上げられずに
手伝ってもらった。



 

 

 


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