教育センターのカウンセリング室は
宿泊研修者用の部屋なので
ベッドが4つあるきりの
殺風景な部屋なのだが、
先日、センターの千晶先生から
大きなヌイグルミを4つ頂いて
さっそく飾ってみた。
真ん中のキャラはなんていうのか
知らなかったが、生徒から
ウサビッチというのだと
教えてもらった。
これ以外にも、家から
持ち出しのヌイグルミが飾ってあるのに
先日、女生徒が隣室に間違って
1時間も待機していたというから
よほどのオッチョコチョイとしか
いいようがない。
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『道落もの』
生物学科に入って、講座が先生方の専門である植物生理学、動物発生学、植物生態学、動物生態学しかないことが分かった。自分的には、動物生理学をやりたかったのだが、残念ながら、それは東北大の先生の集中講義になっていた。
遺伝学や進化学、古生物学など興味のある分野がなかったので、それは自分で勉強することになった。
この頃、大島泰郎さんの『宇宙生物学』というカッパ文庫が出て、そのロマンチックなタイトルに魅了されて、ゼミのテーマにしたくらいである。
江上不二夫さんの『生命の起源』も面白かった。
野田春彦さんが講演に来たときには、真っ先に手を上げて質問した。
どうも、自分は生命の起源や、命とはなんぞや、ということに興味があることが分かり、以後、現在に至るまで、その命題を追及している。
もっとも、最近では、それが心になり、魂の追求に変わってきたが。
生物学をやって、何がよかったか、というと、やはり自分という存在の生物学的意味、宇宙進化上のポジションが定位できたことだろう。
それと、心理臨床でも、脳に起因する統合失調症や気分障害、発達障害などの生物的要因と、環境に起因する神経症や適応障害などの心理的要因の鑑別イメージがはっきり解ることかもしれない。
自分の常用薬や、クライエントの抗精神薬の生理的な作用メカニズムも理解できる。
最近、自分の辿ってきた生物学、心理学、宗教学という学問体型が、体→心→魂というものを理解せんがためだった、ということに気づいた。
そして、それらを統合し、さらに文学的要素を加味した学際的な魂理学というのを体系化しようと試みている最中である。
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