『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

修復だけが人生さぁ…

2021-10-20 06:35:00 | 楽器製作
最近、三校とも
クライエント数が増えて、
ほぼ空き時間という
息抜きタイムがなくなってきた。

50分のカウンセリングの後には、
執務記録を書かねばならないので
1ケースに5~10分はかかるから、
5ケースあると50分を要する。

それで、
昨日は珍しく
30分ほどの残業になり、
退勤時の5時を過ぎて
すっかり陽が落ち
真っ暗になっていた。

昨日も
希死念慮を10点法で
スケーリングさせたら
5点、7点、という子がいて、
具体的な方法まで考えたというから
こちらも気が抜けない。

どちらも紹介医で
薬物療法をもしているが、
服薬遵守していなかったり、
飲んでも効いてる感じがしない
と訴えるので、
どうしたものか…と、
考えあぐねていた。

それでも、
実意を込めて丁寧に、
彼/彼女たちに寄り添っていくよりないが、
せめてものもう一助力として
帰宅後にご神前で
一人びとりの名前を念じて
全快と立ち行きを
ご祈念させて頂いている。

カウンセリング室では、
彼/彼女たちが退室した後で
カルテを卒業証書のように
押し頂いて
「どうぞ善くならせて頂けますように」
とご祈念している。

それが
信仰を持ったSCの
もうひとつの
出来る事と思っている。






日頃から、
プチ鬱や自律神経失調症、
IBS(過敏性腸症候群)、
OD(起立性調節障害)、
などの子が多いので、
最近では「生活改善療法」の
心理教育をする機会が多い。

特に、スマホやゲーム依存の
傾向が多いので、
それを制限させるのが
なかなかに難しい。

それでも、
意識的に自制する事で
少しでも症状が軽減が見られると、
共に喜び、大いに褒めてあげる。

先日は"冷え性"で
毎日、腹痛に悩まされている
という子には、
昔からあった「湯治」という
温浴療法を奨めている。

腹部MRIで問題なしとの事で、
整腸剤のみ処方されたというので、
それに加えて、
ヨーグルト摂取、
散歩しながらの日光浴をも
生活スタイルに採り入れてみるように
助言した。

心理師としては
「分析心理学」が専門領域だが、
無意識の分析なぞと
悠長な事を言ってられないケースが多く、
プラクティカルなブリーフ・セラピーが
現場では求められるものである。

なので、
最近はエビデンスもある
温浴・日光浴を合わせて
「浴²(よくよく)」療法と
命名して推奨している。

これに、
「森林浴」を加えたら
「浴³」になるなぁ…。

目に自然の緑を見るのと、
フィトンチッドの芳香は
メンタルヘルスに良さそうである。



自分は「うつ」による不眠に
苦しんでいた頃、
「布団、枕、毛布などの
寝具に感謝して、それらに
安心して命を預けてみなさい。
掛け布団は天、敷き布団は地、
だと思って、その天地の間で
休ませて頂くつもりになりなさい」
という
スピリチュアルな助言に感銘を受けて
それを実践してみたら
クスリ要らずになり
改善したことがある。

爾来、同じ症状を持ち、
スピリチュアルで素直で
被暗示性の強そうな人には
この「感謝療法」を推奨している。

また、
AC(機能不全家庭児)で
援助交際に走るような子には、
その"肌さみしさ"を補償するのに
本人の承諾を得て、
セッション後に毎回「握手」をして
しっかり互いの人としての温もりを
感じ合った。

同時に、保健室の女性教諭には
ハグをしてもらったり、
頭を撫でてもらうようにお願いして、
彼女たちの「たましいの飢え」を癒し、
年単位かかって素行症改善に奏効した。

SC協議会では、
それを「握手療法」として発表したら、
女性カウンセラーからも
賛同を得たことがある。





カミさんが
山形の施設に入っている老母を
見舞った帰りに、
いつものように
米沢市内の『メイちゃんの食堂』で
ジンギスカン・セットを買ってきた。

夕飯で残ったのを
翌日のベントに詰めた。

ラムよりも香り豊かな
マトンなので、
いくらかスパイスを効かせて
持参した。






YouTubeの
ピアノ・レッスンの
敬子センセが、
ショパンの『幻想即興曲』の
演奏のコツで、
三連符と十六分音符4つの弾き方を
面白いカウント法を使っておられた。

「つーチャ、つっチャ、つチャー」
と覚えて、
両手で膝叩きをしたり、
「チャ」の処を発声してもいいという。

やってみると、
あんがい簡単に出来て、
これだといろんな曲に
応用ができそうである。








何処でやらかしたのか
とんと見当がつかないが、
スーツのパンツのお尻に
1㎝くらいの焼け穴が出来ていて、
さいわい、下地に隠れて
下着までは見えてなかったが、
これで一日過ごしたかと思うと
冷や汗が出た。

なので、
「かけはぎ」の修復に出すと
5000円もかかるので、
自分で、裾裏の重し布を
正方形に切り取って
「継ぎはぎ」補修にした。

ギリギリ、スーツの裾で
隠れる部位なので、
これでカモフラージュにはなる。

わざわざ見せる必要もないから、
穴あきズボンよりは
よほどいいや(笑)。

小学生の頃は、
継ぎのあたたったズボンを履いていくのが
女の子の手前、
嫌で嫌でしかたがなかったが、
世間中ビンボーだったから、
他にも幾人かいたのが救いではあった。

令和の御世となり、
襤褸(ぼろ)ズボンを
履かずともよさそうだが、
裾上げやウェスト調節も
自分でやっているので、
手入れしたものは
おいそれとは廃棄できないものである。

ゆんべも
灯火のもと
老眼鏡をかけながら
チクチク針仕事をしてたら
【修復だけが人生さぁ】
という
ワケわかんないフレーズが
頭に浮かんだ。

そしたら、
前日にドタキャンされた
ヤフオクの簡易チェンバロが、
やはり低落札価格を忌避して、
入札多数にもかかわらず
「禁じ手」の直前削除したものが
1000円から8.8万に下限設定して
「即落」設定の再出品になった。

落札に12万くらいを
見込んでいたので、
即ポチッたら「落札」となった。






出品者が仙台市内だったので、
引き取りに行けば
配送料を浮かすことが出来る。

ピアノ運送扱いになると
「数万円」もかかるので、
ならば直接行った方が
安上がりである。

今日はオフ日なので、
これから、仙台まで
引き取りに行ってくる。






「商品説明」の添付動画を見たら、
56鍵中30鍵が鳴らなかったので、
これから、解体して、
不具合部位を総点検して、
まだパーツ売りが
チェンバロ工房でなされているので
いくつか発注するようになる。

補修費にも
おそらく「万単位」かかるだろうが、
チェンバロの構造を勉強するのに
「雛型模型」を買ったようなものである。

弦をはじく
ジャックという部分を
木製に換えて
プレクトラム(爪)と
弦を新調したら
蘇生するやもしれない。

またまた
【修復だけが人生さぁ】
と脳裏に響いた。

「0」から創る
スクラッチ・ビルトも面白いが、
故障品を修復するのにも
また違った面白味があるものである。

改造・改良の余地が
どれだけあるか。

音質変化させるべく
贅肉をどれだけ
削り取れるか…
という実験も興味がある。

久しぶりに、
遊べる楽器素体を入手したので、
あれこれ弄り回したい(笑)。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 生きるとは… | トップ | 我が家にチェンバロがやって... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

楽器製作」カテゴリの最新記事