『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ミュゼ(美術館)へ行こう!!

2023-07-07 07:07:52 | アート

 

きのうは
34℃の熱暑日だったので、
厳重に熱中症対策をして
出勤したので、
患わずに済んで帰ってきた。

ここの処、
ベント作りをサボッて、
学校の近所の八百屋さんの
手作り惣菜を買って
いろいろと試食している。

 

きのうは、
太巻きを買ってみたが、
酢飯でなく
韓国のキンパ巻みたいに
ふつうの白飯だったので、
ちょっとガッカリだった。

ポテサラも塩気が足りず
気の抜けたような味だった。

*

カウンセリングにきた中3のJCが
高校に行ったら
美術部に入りたいというので、
ならば・・・と、
『ブルターニュ展』に行っといで、
と奨めた。

ちょうど、室内に
クールベの『波』の模写があったので、
これの原画が展示されてるから、
本物を見てくるといいよ・・・と、
自分が受けた衝撃をも
話して聞かせたら
興味津々に喰いついてきた。

 

そしたら、校内にも
『展覧会』のポスターがあったという。

まだ、県立美術館に
行ったことがない、とも言うので、
いちどは訪れて、
アーティスティックな雰囲気を
味わうといいよ・・・と、
彼女らがよく言う「推し」てみた(笑)。

 

美術初心者のJCには
大作も多くて
圧倒されるかもしれないが、
籠からイワシがこぼれるほど
「大漁の喜び」と豊かさを表現した
細かい見所なぞも解説した。

 

『聖母とキリスト』像は、
まるでダリが描いたような
精密画で、近代的でさえあった。

 

ゴーギャンが
鉛筆で描いた
自画像なぞも
珍しい一点だった。

 

クールベの『波』は、
撮影禁止だったので、
係員のオバチャンに
遠景からならOKという
許可をもらって
遠くからズームで撮ってみた。

 

 

 

 

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フレンチな一日

2023-07-06 07:33:22 | アート

 

オフ日のきのうは
三月から続けてきた
毎月一回の三ツ星フレンチでの
「アラカルト・デジュネ」
を頂いてきた。

5回目の今回のテーマは
「プレ・サレ」と
「セルリラーヴ」(根セロリ)
だった。

きのうも真夏日の暑さで、
二日つづけて
プチ熱中症になったので、
用心の為に
ネック・クーラーを巻いて
まるで「鞭打ち」患者みたいな
恰好だった(笑)。

*

マダムの活けてくだすった
卓上のフルールが
清々しくも心和ませてくれた。

40年来の常連店だが、
「おまかせ」コースでも
一度も同じムニュだった事がなく、
シェフの手元には
しっかり記録があるのかもしれない。

*

まずは、
アミューズ代わりに
セルリラーヴの
グリルが“お味見”として
供された。

初めて
テイスティングする素材なので、
心して味わった。

カブのような歯応えと風味で、
フランス産とあって、
その土を感じさせるような
根菜の味の輪郭があった。

*

つづいて、
 プゥルプ (蛸/poulpe)に
コキーユ・サンジャック
(帆立/ coquille Saint-Jacques)の
ムースを合わせて、ブリックで巻き
フリットした『ポワソン』(魚料理)。

これには、
セルリラーヴのフレ(生)が
ルーコラとサラダ仕立てで
味わうことができた。

生では、
さほどにクセは感じられず、
シャリリとした根菜
といった感じであった。

フランス産ルーコラは
穂先のみの
ベビーリーフだったので、
まったくエグミがなく
その鮮烈な香りが際立っていた。

シェフに
調理前のブリックを見せて頂いたが、
ちょうど、生春巻きで用いる
「ライスペーパー」と同じような
丸い小麦製の皮だった。

*

メインは
待望のモンサン・ミッシェル産の
「プレ・サレ」。

これは、
沿岸の塩気のある牧草を食んだ
仔羊肉で、その身肉にも
うっすらと塩味が付いて、
また、独特の香りを持つ。

今回は、業者の手違いで、
プレカットされてきたというので、
シェフお得意のロティに出来ず、
『ソテ・ダニョー』となった。

それでも、
ヴィアン・キュイ(ウェルダン)
にはせず、
ほんのり芯をロゼにソテされていた。

一口目には
高貴な香りが鼻孔を抜け、
陶然となった。

この合いの手としての
ガルニチュール(添え合わせ)の
セルリラーヴのピュレが
最もその真価を発揮していた。

ほんの少しの
ポム・ド・テール(馬鈴薯)を合わせて
作られるのが、定番のようである。

シャンピニオン・ド・パリ
(マッシュルーム)
も、佳い香りがして、
これもまた名脇役を演じていた。

*

デセールには
初めて頂くアブリコ(杏)の
グラスが供され、
艶冶な杏色と香りが
十分に楽しめた。

「枇杷」は
仏語では何というのか
ググッてみたら、
「nèfle/ ネーフル」とあった。

今日、本国のフレンチでも、
柚子のブームだったり、
醤油なぞも使うようになったので、
ビワも使われているやもしれぬ。

*

優雅なデジュネ(ランチ)を済ませ、
高揚した気分のまま、
ミュゼ(musée/美術館)に赴き、
開催中の『ブルターニュ展』を
観覧してきた。

奇しくも、
頂いたばかりの
プレ・サレのモンサン・ミッシェルも
ブルターニュ地方にある。

*

驚いた事に、
愛媛美術館所蔵の
クールベの『波』も
展示されていた。

美術の教科書にもあり、
高校時代に模写して、
今もT中カウンセリング室に
飾ってあるので、
その初めての本物を
食い入るように観た。

間近で筆致を見てみると、
自分のラフな模写よりも
波の動的な様子が
線の重ね塗りで
精妙に描かれているのが
判った。

感動とは違った
本物に接せた興奮と高揚感が
隠せなかった。

この一枚だけで、
1500円の入場料は
十分に元が取れたように思った(笑)。


*

フランス美術を鑑賞後は、
郊外の農園に予約していた
アーティショー(アーティチョーク)を
取りに行ってきた。

畑になっていたものを
直接選んで、
その場で切ってもらった。

YouTube解説サイトで
事前に予習しておいたので、
帰宅後、さっそく下処理したが、
イタリアンのパスタに
使われているものとは種類が異なり、
ちょっとガッカリした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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秀逸!! 『ものがたりの家』

2023-06-11 07:08:15 | アート

 

『私的六連休』中である。

きのうは、
朝一で、主治医に赴き、
常用薬のロスバスタチンと
大建中湯、エソメプラゾールを
もらってきた。

血圧は120㎜hgと
正常値だったが、
台風シーズンに入ると
持病の喘息っ気がでてくるので、
聴診時には、ラッセル音が
気管支あたりで
「ヒューヒュー」
していた。

*

 

 

市民検診の時季になったので、
定時よりも10分早く行ってみたが、
待合室にはすでに10人ちかくが
順番待ちをしていた。

さもあらんと、
ピアノ・デュオ用の
楽譜を持ち込んで、
ギター・ソロに編曲して
やり過ごした。

こういうスキマ時間ほど、
“ビンボー根性”のせいか、
無駄にしまいと
集中して出来るから不思議である。

かえって、
家で暇でくつろいでいる時なぞは
まったくやる気も起こらず
捗りもしないものである(笑)。


*

診察後は、
その足で、今が最盛期の
ビオパークに向かった。

標高300mほどの高地の沼に
スイレンが咲き始めた。

途中、赤信号で
土湯温泉前で止まると、
目の前の山には、
まだ残雪が見られた。

6月といえば「初夏」である。

きのうも
29℃のほぼ真夏日だったので、
この雪景色は
なかなかに涼やかに映った。

*

頃合いとあって、
多くの人たちが
写真を撮りに出ていた。

 

自分よりも
遥かに上の年寄りが多く、
誰もがみな高級そうな一眼レフに
三脚で撮影してる中、
ひとりだけ、スマホ撮りしていた(笑)。

 

それでも、
きょう日のスマホは
高画質なので、
ブログ掲載には
まったくもって遜色がない。

 

*

帰路、
『指揮法』と『ピアノ奏法』の本を
学習センターに返却し、
新刊コミックのブラウジングに
『イワセ』に赴いた。

近所の『ツタヤ』が
11月に再オープンするまでの繋ぎが、
かつて住んでいた吉倉の近所にある
『イワセ』である。

漫画の新刊はなかったが、
ふと目に着いた絵本が
気になって、パラパラと
流し見したら、
空想建築物のクロスセクション
(断面図)もので、
いかにも面白そうなので
迷わず買って帰った。

帯には10万部突破とあり、
Amazonでも「4.7」くらいの
高評価であった。

冷房を入れた寝室で
ベッドをカウチにして
まったりとページを繰ったが、
あまりに没入して
2時間があっという間に
経ってしまった。

自分の趣味に
ピッタリ合ったのだろう。

けっきょく、
3時間ほどかけて
読了したが、
2500円ほどの高価な絵本だが、
面白い映画を一本観たくらいに
価値あるものだった。

 

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全国一の『愛』

2023-01-21 08:26:26 | アート

 

きのうは
常用の抗コレステロール剤をもらいに
二か月に一度の主治医を
受診してきた。

混まない朝一の時間で出向いたが、
吾妻連峰が青空に雪景色で
雄大な姿だった。

*

帰りは
クリニック近所の『co-op』に寄り、
再生不能になったDVD機を
入口の電化品処分ポストに廃棄し、
お昼と夜の“ぼっち飯”の
買い物をしてきた。

 

帰宅後は、
防寒着を着たまま、
寒い玄関先の室礼を
「節分飾り」に改めた。

先日、書展で
文部科学大臣賞を受賞し
8073人もの応募者のなかで
全国一位になったYちゃんの
『愛』一文字の色紙を飾ってみた。

昼休みに
友達とカウンセリング室に
遊びにきた際に、
A4のコピー紙に筆ペンで
書いてもらったものだが、
ササッと走り書きしたものでも、
どこか気品が感じられた。

書展では、
200枚書いた中から
納得のいったものを出品したという。

*

その書に刺激されて、
正月中に溜め込んだ
チラシなどの「集字」で
久しぶりに「習字」をした。

最近、カウンセリングで、
SCT(文章完成テスト)や
WWT(ウォッチ・ワード・テスト)で
字が綺麗で
「書」の才能のありそうな子には、
「美文字」のコツを教えながら
「アートセラピー」として
取り入れている。

*

風邪がなかなか抜けないので、
良質のタンパク質を摂取して、
“喰い薬”にしようと
お昼の“ぼっちフレンチ”は、
カナダ産牛のステーキにした。

落語には、
『池田の猪買い』という、
やはり、病いの食養生にと
猪肉を山猟師に買いに行く、
という噺がある。

近所の『いちい』で
毎年、恒例の「金賞ワイン」セールで
こつこつ買い集めたうちから
『シャトー・ジャンゲ・ラ・ミアーヌ』
というAOPボルドー・ルージュを
抜栓してみた。

2018年の
アキテーヌ・コンクールでの
「金賞五つ星」受賞だが、
たおやかで丸みがあり、
ほどよいブーケとアロマであった。

ステーキは、
『ゲランドの塩』と
挽き立ての胡椒に、
先日、カミさんが買ってきた
『広島のレモスコ』という
タバスコのようなペッパーソースを
合わせてみた。

*

夜の“ぼっちフレンチ”は、
本マグロのタルタルステーキに
マンゴー・リキュールを合わせてみた。

なんだか、
南国のリゾート気分になったから
不思議なものである(笑)。

*

今朝の朝刊に、
2022年11月時点での
小中高生の「年間自殺者」が
441名で、2020年の499名から
高止まりである、
という深刻さを報道していた。

我われSCも
自殺対策の「ゲートキーパー」として
その任は重い。

カウセリングに縁を得た子はよいが、
誰にも相談せず、
人知れず命を断たれては、
支援のしようもない。

*

11月に受けた
「SC選考面接」の結果が、
きのう教委から電話があり、
名簿登録(合格)となり、
来月末に「配置校」の
再連絡があるという。

神棚に、
受験要綱をずっと祀り上げ、
合格と採用継続の
御祈念をしていたので、
昨晩、「お礼」を申し上げて、
要綱をデスクに引き上げた。

4月からは、
27年目のSC業務となる。

 

 

 

 

 

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彩る秋 アートの秋

2022-10-25 08:37:14 | アート

きのうは朝一で
歯科医に赴き、
5本ブリッジを入れるべく
歯型を取った。

上下の歯形で
7630円もかかった。

そして、
再来週にできてくる
5本ブリッジは
3.5万もするという。

保健医療による3割負担だから、
元値は12万近くするようだ。

それでいて、
あまり硬い物は
噛まないように…と、
言われている。

*

歯医者の待合室で
『文春』を見てたら、
巻末に、東海林さだおの
ポートレイトがあって、
もう氏が85歳になったと知った。

それでも、今も、
現役バリバリで
『タンマ君』を
1968年から2500回も
連載を続けている。

この作品は愛読していて
単行本も全部あるが、
現在の作品を見ても、
内容も描く線質も
少しもブレていないから
大したものである。

そして、
そのネタ帳なるものが、
700冊ほどもあり、
締め切り当日でも
すぐに作品化できるという。

それを氏は、
「コメ作りで言えば、
稲刈りは済んで、あとは、
脱穀するだけ…」
と例えているから、すごい。

東海林さだおの全作品は
すべて蒐集している。

*

『文春』の中に
福岡ハカセの連載ものがあり、
そのタイトルが
『パンタレイ・パングロス』
とあった。

「パンタレイ」=「万物流転」
は知っていたが、
「パングロス」=「神の配剤」
というのは初めて知った。

これから、会話の中で使えるかしら…(笑)。

*

K中のグランドの楓が
美しく色づき、
思わず朝の通勤時に、
車を止めて撮ってみた。

黄緑、深緑、黄色、朱の
コントラストも見事である。

*

出勤時は
自分でベント造りをしてるが、
きのうはラムカンで
はじめて卵をオーヴン焼きしてみたら、
いい形にできてくれた。

これなら、
前夜にオーヴンで火入れして
翌朝、取り出して使えそうである。

夕餉の採に
カミさんが買ってきた
シャキシャキ・メンマが
「値段を見ないで買ったら、
600円もして、ビックリした…」
と、食卓でこぼしていた(笑)。

たしかに、
惣菜のメンマに600円は、
分不相応である。

なので、
「富裕層が喰うような
高級物なんかなぁ…」
と思わないでもなかった(笑)。

*

かの芭蕉翁も立ち寄り
句が残っている
文知摺観音(もちずりかんのん)の
境内にある宝塔の写真を
画像ソフトで「絵画処理」してみた。

これをプリントアウトして、
「水筆」で上からなぞってやると、
適度に水性インクが滲んで
自筆画のように見えるから、
「塗り絵」の要領で
デッサンのしっかりした絵が出来上がる。

*

 

 

 

 

 

 

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