パトモス

 「私ヨハネは、あなたがたの兄弟であり、あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐とにあずかっている者であって、神のことばとイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。」(黙示1:9)

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 イエスにある者と、そうでない者とは、何かが決定的に異なる。
 品行方正だ、とか、いい人だ、というのではない。
 イエスにある者には、御国の約束がはっきりと見えているのである。
 彼が選んだのではない。彼は選ばされたのだ。
 イエスとの出会いによって、選ばされた。
 だから、その約束は架空のものや思いこみによるものではなく、実際にあった出会いに基づいているから、御国とは現実的なものなのである。
 これを言い換えると「いのち」となる。

 世では苦難が絶えない。本当に絶えない。
 だが私たちは、その現実的な御国での、救い主イエスとの再会に思いをめぐらし忍耐する。
 その私たちは今は、パトモスにいる。

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[一版]2008年11月 1日
[二版]2011年11月19日
[三版]2014年 4月 5日
[四版]2018年 9月 9日(本日)

 健やかな一日をお祈りします!

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