神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

春のサロン 六回目(最終回)

2005-06-21 | 紅茶(中国以外の地域)
XiangLe中国茶サロン、六回目に行ってきました。
春のサロンとしては最終回です。

本日の茶譜は

開化龍頂 (浙江省開化)
金山時雨 (安徽省)
木柵鉄観音 (台湾台北市文山区)
狭山二番茶 
ダージリンF/F プッタボン農園クローナルクィーンDJ-7
四季春 (台湾南投県)
凍頂烏龍茶 (台湾南投県鹿谷)

最後を飾るに相応しい、かなり変則的なラインナップでした。
どれも美味しいお茶でしたが、あまり飲んだことのないものをメモしてみると・・

金山時雨は2年程前にも一度飲んだことがありますが、甘みとコクのあるなかなか美味しい緑茶です。
ネットで調べたところ、績渓県上庄鎮金山村に産出し、
茶葉の外形が時雨に似ているから、金山時雨という名が付いたのだそうです。
績渓県は安徽省の東南に位置するらしく、
胡錦涛総書記の本籍地(生地ではありません。祖先の地ですね)だとか。

狭山ニ番茶は出来たての新茶で、友人のお持込み。
本当に出来たてという感じで青さとアミノ酸の旨味を感じます。
一緒に高松の木守というお茶菓子をいただきました。
これまた日本茶とベストマッチ!
(北京ダックさま、いつもありがとう♪)

さて、ちるさんのブログにも書いてあるけれど、
今回一同の注目をさらったのはダージリン。
何がびっくりって、蓋碗で淹れたダージリンの美味しさ!
目から鱗とはこのことだわ。
(これを言ったらちるさんに鱗がたくさんあり過ぎ!と指摘されたけど
本当にこれはレモンティーじゃないの?と思うくらい柑橘系の味と香りがして、
ポットで淹れたダージリンとは全く別の顔となりました。
今日は三煎いただきましたが、最後まで香りは続いていました。
こんなに美味しく自分で淹れられるかわからないけれど、
今家にあるF/Fでも試してみようと思います。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自動鱗製造機つき (ちる)
2005-06-22 09:31:40
TBさんきゅ!

ごめんごめん、でも私も鱗と心のスペアはいーっぱい持ってるから。いくらでも入れ替えられるってヤツ

家にあるちょっと青リンゴみたいな風味のオータム、試しに蓋碗で淹れたら、かなり良い感じ!!これから嵌りそうです!
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蓋碗で Darjeeling (mad__hatter)
2005-06-22 20:46:55
数年前に Leafull さんのスタッフの方からいただいて、時折、試していたりしますが、もしかしたら origin は工藤先生だったのかもしれませんね (^^。PUTTABONG Clonal Queen DJ-7 の柑橘系の風合が前面に出るように淹れるあたりは、流石、工藤先生ですね。



私見ですが、柑橘系の風合のある F/F や muscatel flavour のはっきりしている S/F を蓋碗で淹れてみるとおもしろいように思います。
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脱字… (mad__hatter)
2005-06-22 20:49:16
スタッフの方からいただいて ×



⇒スタッフの方から教えていただいて ○





ですね。暑さにヤラレているようで…
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心のスペアー(笑) (ちょし)
2005-06-22 23:55:18
私も今日、早速F/Fを蓋碗で淹れてみました。

やっぱり美味しいねー。気分を変えるのもイイ感じです。

お茶って固定観念を打ち破ったところにまた新たな発見があるような気がする。これからもいろいろな出会いがあるだろうと思うと楽しみだわ。あ、鱗、また作っておかなくちゃ。
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PUTTABONG! (ちょし)
2005-06-23 00:01:19
>mad__hatterさん

先日のサロンでは、紅茶のジャンピングは必要なのか!?という話題も出たんですよ(^^)。

ダージリンのような中国種に関しては、それほどこだわらずともいいのではないか、という話でした。

ひとつの紅茶をいろいろな淹れ方で飲み比べてみるのも面白いかもしれませんね!
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