神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

拉拉山茶会@自宅サロン

2017-02-12 | 自宅サロン
先週後半、三日連続で「拉拉山茶会」を開催しました。

今年はサロン10周年。
その口火を切る茶会です。

昨年12月に訪れた拉拉山の報告も兼ねて
この数年で手に入れた拉拉山のお茶を飲み比べました。




テーブルはブルーを基調に。
拉拉山の特産・水蜜桃にちなんで流木に花桃を挿しました。
茶器は染付を中心に。

ウェルカムドリンクは茶農オーナーさんからいただいた水蜜桃酒(トップ写真)。
なかなか濃厚。とろーりと甘さが広がります。

トップバッターは新春恒例、2016年冬の福壽山烏龍茶をお出ししました。
安定の美味しさです。

拉拉山のお茶は4種。

私が初めて出会った拉拉山茶、2012年春の自然生態烏龍・塔曼(標高1,768m)。
5年経った今でもフレッシュさとワイルドさが際立っています。

お次は絶妙な焙煎で人気の2015年春の烏龍茶・桃下。
水蜜桃畑の下に茶畑があるのでこの名前が付けられました。

更に控えるのは金萱種の2015年東方美人。
友人のC小姐に分けてもらった希少品。

ラストは青心烏龍種の2016年紅茶。
蜜香のある上質な紅茶です。




お茶請けは
台湾迪化街で購入した棗胡桃、
ベトナム産のジャックフルーツチップス、
ほうじ茶ティラミスチョコレート、
干し柿、
自家製抹茶メレンゲ。



デザートは白茶果工作室のヒロエさんにお願いしました。
一品目はいちご湯圓。
桃下焙煎茶に添えて。
2月11日はちょうど元宵節でした。
中華圏では元宵節に湯圓を食べる習慣があります。



二品目は金柑チーズケーキ。
拉拉山紅茶と一緒に。
チーズケーキの中に丸ごと金柑の甘煮が入っています。
この美味しさはクセになります。


2年ぶりの茶会で準備期間中は少し緊張しましたが、
始まると、ああ、やっぱりこの空間は自分にとって掛け替えのないものだ、と感じます。
「茶会」って書くと何となくピーンと張り詰めたイメージがあるかもしれませんが、
お茶は暖炉の火みたいなもので、お茶を囲んで皆さんと温まりながらおしゃべりする、
そんな幸せなひと時なのです。

今年は数回こんな機会を持てればと思います。

白茶果工作室のヒロエさん、マリコさん、謝謝!

ご参加の皆さま、寒い中をお越しいただき、ありがとうございました。


※ 茶会にいらしてくださったお客様が記事をブログにUPしてくださいましたので、
  ご紹介させていただきます。
  謝謝!

  Cha-No-Yu China 中国茶と和の粋
  茶朋友、うらりんさんのブログ。
  
  おうち茶館
  茶朋友、荷花さんのブログ。

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