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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

教育ってなんでしょ?

2008-07-17 23:45:07 | Weblog
 教育二題。

 山口県の少年がバスジャックをして逮捕されました。事件の前の日に父親と口論になり、家を出て名古屋でナイフを購入すると高速バスに乗り込み事に及んだとのこと。

 父親と女友達との交際を巡って叱られたことで、「家をめちゃくちゃにしたい」ということが動機だという報道が流れています。

 いかにも若者の短絡的で衝動的な犯罪という印象ですが、どういった背景があるのかが分からないままでは単なる興味本位の憶測だけが飛び交いそうです。

 犯人の少年が通っていた中学校の校長がインタビューされて「心が育っていないということを考えると学校にも責任があったのかと…」と答えていました。

 社会はこういうときに、学校にどこまでの責任があると思うのでしょうか?対マスコミ的に低姿勢になって置いた方が批判が少ないという計算はあるとしても、似たような境遇と環境にありながら多くの子供達は忍耐が効いているはず。

 最後の瞬間の人間の判断に対して、回りはどこまでの責任を感じるべきなのでしょうかね。

    ※    ※    ※    ※

 今日も懇親会があって、自由が丘のイタリア料理店で盛り上がりました。

 今回新しく加わってきた方と親しく話をするうちに、お子さんの勉強の話題になりました。

「いや~、子供の勉強を見ているけど、小学校5年生で塾の問題に解けないものが増えてきて、6年生だとだいぶ解けなくなるんですよ」

「そんなに難しいんですか。そうなると問題を解けるのって特殊能力のようなものですね」
「外国に、5、6歳でバイオリンがめちゃくちゃ上手に弾けたりする子がいるでしょう。幼いときに特別な訓練をすればそのくらいのところまではいく子が出てくるんでしょうけれど、その先にさらに能力を伸ばしたという話をあまり聞きませんよね。僕なんか今の中学受験を受けたとしても合格する気が全くしませんよ。この特殊能力の先にどんな意味があるのかなあ、と思いますね」

 教育って長い目で見た結果なので、ひとそれぞれにいろんな過程をたどって成長してくるはず。

 なんだか考えてしまいますね。 
コメント (2)
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