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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

あの日から2年~3.11後を生きる

2013-03-11 23:45:44 | Weblog

 あの3.11から二年経ちました。

 二年前のあの地震発生の瞬間、私は市長室でもう一人の副市長と三人で打ち合わせをしていました。

 地震は震度3と大きくはなかったものの、とにかく揺れの時間が長く、船酔いのような感じがしたのを今でも覚えています。

 すぐに市長室のテレビを付けましたが、大津波警報が出され、やがて三陸地方を甚大な津波が襲いました。

 釧路では大津波警報によって、市内の三つの橋は通行止めとなり、やがて押し寄せた最大2.1mの津波のために、フィッシャーマンズワーフMOOは地下の電気室が水没し、建物の機能を喪失。

 また標高の低い港近くの多くの人家も津波の被害を受けましたが、釧路では幸い人命が失われることがなかったのが不幸中の幸いでした。


 今でも覚えている釧路の津波災害でしたが、改めて釧路は津波に脆弱な都市構造だという事が分かりました。
 
 そしてそこから先は、避難対策を打ち出そうと努力することがまちづくりのテーマとなりました。

 ハードでなくてはできないこと、ソフトで頑張らなくてはいけないことなどを冷静に考えながら、津波対策まちづくりは続きます。

 
    ◆   ◆   ◆


 今日からは二月議会の一般質問が始まりましたが、午後2時46分には、東日本大震災並びに先の猛吹雪によって亡くなられた人たちに対して哀悼の意を表するために、議長の合図で議場で一分間の黙とうが行われました。

 自分自身の生きている命を大切にしながら、被害にあった地域と人たちへの復興の気持ちを忘れずにいたいものです。

              合掌
 


 【庁舎には半旗が掲げられました】

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