北海道新聞主催の公開討論会のお知らせが届きました。
テーマは、「MOOフィットネスセンターを考える」というもので、場所は釧路市交流プラザさいわいの一階多目的ホールで、日時は2月4日(土)の14時からです。
出演者はフィットネスセンターの利用団体代表者が二名と事業仕分け人の代表、そしてこの私の四名で、全体進行は道新の方がしてくださるそうです。
また議会の議論経過などについては市議会の黒木議長が説明をしてくださるということになっています。
会場は約100名ほどの広さですが、入場には整理券が必要なようなので御用とお急ぎでない方はどうぞご参加ください。

【入場整理券】
※ ※ ※ ※ ※
フィットネスセンターのあるMOOは、民活法に基づいて無利子融資を得て作ることが計画されたもので、無利子融資の条件としては、商業施設だけではだめで、公共的な施設が全体面積の半分以上を占めていることが求められました。
その構想検討過程では、市民から水に親しむ空間が欲しいという意見があって水に親しむ公共施設としてのプール計画が浮上してきたのでした。
初期の出資者であった西武セゾンとしても商業施設の利用増大に貢献するとのことから、計画が進行し河畔開発公社が建設をしたものです。
しかし、MOOそのものは開業以来赤字が続き、経営改善の一環として最も経営を圧迫していたプール部分を市に貸与、つまり市としてはプールを借りる形で経営を切り離したのでした。
しかしその河畔開発公社がいよいよ経営破たんとなったことから、平成17年に特定調停という形で金融機関との話し合いもつき、平成18年からはMOO全体を市が負担して所有し、同時にフィットネスセンターは民間のプール事業者に指定管理者として運営を委ねて今日に至っています。
市の持ち物になってからの延べ利用者数推移は下記の表1のとおりで、いわゆる会員権を利用している方の数は表2のようになっています。

【表1 延べ利用者数水位】

【表2 会員数推移】
次第に利用者が減少している面、維持管理に必要な経費は変わらずまた老朽化は進行しています。
過去を振り返って、「あのときこうしていれば」、「こうだったら…」と「れば・たら」を言い出せばきりはありませんが、今日の釧路の財政状況と提供できる行政サービスのバランスを考えた時に、やはりこれを維持してゆくのは極めて苦しいと言わざるを得ません。
利用者の皆さんからの御不満はじゅうじゅう承知をするところですが、市としても苦しい選択であることをご理解いただきたく思う次第です。
問題を管理者である市と利用者という二者間の事柄に矮小化せずに、これからの市の都市経営マネジメントの一環としてより多くの皆さんの熟議をいただければ幸いです。
テーマは、「MOOフィットネスセンターを考える」というもので、場所は釧路市交流プラザさいわいの一階多目的ホールで、日時は2月4日(土)の14時からです。
出演者はフィットネスセンターの利用団体代表者が二名と事業仕分け人の代表、そしてこの私の四名で、全体進行は道新の方がしてくださるそうです。
また議会の議論経過などについては市議会の黒木議長が説明をしてくださるということになっています。
会場は約100名ほどの広さですが、入場には整理券が必要なようなので御用とお急ぎでない方はどうぞご参加ください。

【入場整理券】
※ ※ ※ ※ ※
フィットネスセンターのあるMOOは、民活法に基づいて無利子融資を得て作ることが計画されたもので、無利子融資の条件としては、商業施設だけではだめで、公共的な施設が全体面積の半分以上を占めていることが求められました。
その構想検討過程では、市民から水に親しむ空間が欲しいという意見があって水に親しむ公共施設としてのプール計画が浮上してきたのでした。
初期の出資者であった西武セゾンとしても商業施設の利用増大に貢献するとのことから、計画が進行し河畔開発公社が建設をしたものです。
しかし、MOOそのものは開業以来赤字が続き、経営改善の一環として最も経営を圧迫していたプール部分を市に貸与、つまり市としてはプールを借りる形で経営を切り離したのでした。
しかしその河畔開発公社がいよいよ経営破たんとなったことから、平成17年に特定調停という形で金融機関との話し合いもつき、平成18年からはMOO全体を市が負担して所有し、同時にフィットネスセンターは民間のプール事業者に指定管理者として運営を委ねて今日に至っています。
市の持ち物になってからの延べ利用者数推移は下記の表1のとおりで、いわゆる会員権を利用している方の数は表2のようになっています。

【表1 延べ利用者数水位】

【表2 会員数推移】
次第に利用者が減少している面、維持管理に必要な経費は変わらずまた老朽化は進行しています。
過去を振り返って、「あのときこうしていれば」、「こうだったら…」と「れば・たら」を言い出せばきりはありませんが、今日の釧路の財政状況と提供できる行政サービスのバランスを考えた時に、やはりこれを維持してゆくのは極めて苦しいと言わざるを得ません。
利用者の皆さんからの御不満はじゅうじゅう承知をするところですが、市としても苦しい選択であることをご理解いただきたく思う次第です。
問題を管理者である市と利用者という二者間の事柄に矮小化せずに、これからの市の都市経営マネジメントの一環としてより多くの皆さんの熟議をいただければ幸いです。