北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

新春初釣りの成果は

2012-01-07 23:46:33 | Weblog

   【釧路川は凍らないのです】


 新春の初釣りに行ってきました。

 この時期多くの河川は凍りますが、釧路川は凍らないのでこの時期でも釣りができるというので、師匠のHさんに連れて行ってもらったのです。

 今日の釧路は北海道にしてはそれほど寒くなくて、お日様が照る日中は道路の雪も融け気味。

 それでも雪の上に何時間も立っていると足の裏から冷たさがじんじんと伝わってきます。

 さて、始めは釧路川の支流でチャレンジ。川の中は30センチほどの泥が溜まっていますが、そこへ立ちこんでフライをポイントへ投げ入れます。

 水に浮くラインの先にマーカー(浮き)と錘をつけたフライをつけて遠くへ飛ばすのです。

 川幅30メートルほどの川の対岸ではときどき大きそうな魚が水面から飛び上がるライズを見せています。

 しかもその音が「ドッボン」と、いかにも重たそうな魚の音なので、期待も高まります。

 
「いいですか、ここは後ろに木があって竿を後ろに振れないのでこうやってロールキャストで前にフライを投げます」 言うが早いか30センチほどのアメマスが掛かりました。さすがはH師匠です。


   【師匠、それ僕の竿なんですけど】


 私も気負いながらキャストを試みます。しかしHさんはやや渋い顔。


「先週来たときは今の目の前でぼんぼんとライズしていましたから、それに比べると今日は活性が悪いですねえ…」

 マーカーが微妙に動くのはつついているしるしですよ、と言われても、どの瞬間に上げるかというタイミングがなかなか難しいところです。

 それでもキャストを重ねること約1時間。やっと私の竿にもあたりが来ました。

 引きもなかなか強くて引き上げるのになかなか苦労しましたが、師匠にも手伝ってもらってなんとか引っ張り上げました。

 なかなか見事なアメマスで、計測の結果は52センチ!私の短い釣り史上で最大の大物です。


   【これはやりました!】



 新年初釣りでの見事な釣果で、新しいリールにも魂が入ったような気がします。


    ※     ※     ※     ※     ※


 ふと耳を澄ませば遠くにタンチョウの鳴き声が聞こえ、カワセミが目の前をものすごいスピードで横切り、上空にはオジロワシが飛んでいます。

 その後は場所を変えても食ってくれなくてちょっと残念でしたが、頭の中を空っぽにしてキャストを続けることはストレスが吹っ飛ぶ爽快な時間です。 

 これが自宅から車で1時間もかからない場所だというのはなんと幸せなことでしょう。

 新春初釣り、今年の釣りの幸先は良しです。 


   【釧路川の夕焼けです、きれいでした】
コメント (2)
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