北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

反対でも守って

2009-05-20 23:56:29 | Weblog
 日本人は「恥」の文化だと思っていましたが、時代と共に変質してきているようです。いや、変質した人たちもいるということでしょうか。


---------- 【以下引用】 ----------

 
「反対、でも守って」 ピースボート、海自が護衛 ソマリア沖 5月14日7時57分配信 産経新聞
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090514-00000113-san-pol


 海賊対策のためアフリカ・ソマリア沖に展開中の海上自衛隊の護衛艦が、民間国際交流団体「ピースボート」の船旅の旅客船を護衛したことが13日、分かった。ピースボートは海賊対策での海自派遣に反対しており、主張とのギャップは議論を呼びそうだ。

 海自の護衛艦2隻は11日から13日にかけ、ソマリア沖・アデン湾を航行する日本関係船舶7隻を護衛。うち1隻がピースボートの船旅の旅客船だった。ピースボートは社民党の辻元清美衆院議員が早稲田大在学中の昭和58年に設立。船旅は寄港地の非政府組織(NGO)や学生らとの交流などを目的としている。

 ピースボート事務局によると、船旅の企画・実施会社が護衛任務を調整する国土交通省海賊対策連絡調整室と安全対策を協議し、海自が護衛する船団に入ることが決まったという。

 ピースボートは市民団体による海自派遣反対の共同声明にも名を連ねている。事務局の担当者は「海上保安庁ではなく海自が派遣されているのは残念だが、主張とは別に参加者の安全が第一。(企画・実施会社が)護衛を依頼した判断を尊重する」と話している。


---------- 【引用ここまで】 ----------

 
 「憲法9条があるからこそ平和が保たれる」という主張をする方は多いですが、平和な国内での幸せな議論であることがよく分かるというものです。

 どうして海賊に対して平和の価値を説いて聞かせないのでしょうか。それがあれば平和になるはずなのに、自らの主張のよりどころが役に立たないということを、よりによって反対している相手に助けを求めることで証明してしまうとは・・・。

 日本人は筋が通らないことを理屈よりも「恥」という形で嫌う国民性ですが、いろいろな人たちが混じってくると、矛盾した行動を恥とも思わなくなってくるのでしょうか。

 そもそも「反対」という立場が、いかにそれが起こっている現場についての想像力を欠いたものであるかということで、ピースを唱えながらボートに乗っている人たちには「海賊に襲われる」という現場の現実が分かったということなのでしょうか。

 この矛盾を今後どう説明してくれるのでしょうか。ううむ…気になる。
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土地と食べもののイメージ

2009-05-20 23:40:23 | Weblog
 土地のイメージと食べ物のイメージは結びつきやすいものです。でもそれも案外商売上の意図で作り上げられたものなのかも知れません。

 天津飯っていったらどんな食べ物を思い浮かべますか?ご飯に卵とあんかけが…、う~、美味しそうですけど…。

---------- 【以下引用】 ----------

 

【中国ブログ】中国人から見た日本「天津飯って何?」 2009/05/20(水) 08:28
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0520&f=national_0520_006.shtml


 日本の中華料理と本場中国の中華料理とでは見た目や味付け、調理法など異なる点が多いが、そのなかには日本で生まれた中華料理も存在する。その一つとして「天津飯」を挙げることが出来るが、中国人にとって見れば「天津飯」とは一体どのようなものなのか、想像もできないだろう。このブログは外国における料理の名前に対して外国の地名を付ける理由を考察するものである。以下はそのブログより。
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 日本でよく見かける中華料理「天津飯」は、実は中国本土および天津には存在しない料理である。中国人にとって「天津」といえば、まず思い浮かぶのは「中華まん」であるが、日本人にとっては「天津飯」であり「天津甘栗」なのである。

 天津を訪れた日本人は、本場の「天津飯」や「天津甘栗」を食べたがるが、「天津飯」は天津には存在しない料理であり、「天津甘栗」のクリはどの季節でもあるわけではないのだった。

 大学に合格し、アモイ(福建省南部に位置する市)に住むことになったとき、私は「福建肉骨茶」という料理を食べたくてしようが無かった。この料理はかつて、マレーシアで食したことがあり、非常に美味しかったからである。しかし、アモイには「福建肉骨茶」という料理は存在しなかったばかりか、福建省全体で見ても存在しない料理だった。

 このように、料理の名前にある土地の名前が付けられていながら、その土地には存在しない料理は数多く存在する。外国人にとって見れば、地名が料理名に付加されていることで異国情緒を感じ取ることができ、売れ行きが良くなるのかも知れない。(編集担当:畠山栄)

---------- 【引用ここまで】 ----------


 そう言えば、以前札幌へ遊びに来た先輩が、私と会う前に札幌でラーメンを食べたらしく、しきりに「美味しかった、美味しかった」と言うのでした。

 その感動があまりに大きそうなので、「先輩どんなラーメンを食べたんですか?」と訊いてみました。すると答えは「それがね、牛乳ラーメン!北海道らしくて美味しかった~!」

 うっう~…、思わず「そうですか…、地元じゃあまり食べませんけど…」と答えるのが精一杯でしたが、そんな話を思い出しました。

 皆さんのところには土地のイメージと合った名物料理がありますか?

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