goo blog サービス終了のお知らせ 

北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

家庭のエネルギーはなにがよい?

2007-10-03 23:39:20 | Weblog
 昨日の記事は読者の皆さんもいろいろに取られたようで、普段より多めのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 コメントの数は必ずしも成果ではない、と私も思いますが、「読者が思わずコメントをしたくなるような、心の琴線に触れる言葉は何だろうか」と考えてみると、なかなか奥が深いものがありますね。

    ※    ※    ※    ※

 さて今日は、お昼休みに近くのビルで行われていた東京ガスの宣伝イベントに行ってきました。今や家庭や産業で使われるエネルギーをどういう形で使うか、ということには、価格ももちろんですが、どういう生活をしたいのかというライフスタイルや、エネルギー効率、二酸化炭素の排出抑制など、様々な要素を考えるようになりました。



 私たち消費者にとってはやはり価格が気になるところですが、その価格も将来の安定性などを考えなくては行けません。家を新築したりリフォームしたりするときには大いに考えて損はありません。

 家庭用のエネルギーで見ると、最近の流行はオール電化住宅。なんといっても火を使わないので安全、というイメージや、料理の際に炎で空気を暖めるとその空気に乗って家が汚れるということからオール電化住宅にするご家庭がどんどん増えています。
 その反動で、特にガス業界としては食われることになってしまうので、ガス側も新しい機能を持った製品で巻き返しを図るというガチンコ対決中なのです。

 今日私が注目したのは天然ガスによるコージェネレーションシステム(コジェネ)です。

 これは、天然ガスを燃料にして家の中の機械で発電を行い、同時に発生する熱を効率的に暖房やお湯として使うことで、エネルギーの有効活用率を大幅に向上させるというものです。

 ガスのパンフレットには、電気とコジェネのエネルギー効率を比較する表が載っていました。これを見ると、電気の場合火力発電所で使われるエネルギーを100とすると、途中のロスなどで最終消費者に届くエネルギーは40になるのだとか。

 これに対して天然ガスのコジェネであれば、家庭まで損失なくエネルギーの元が運ばれてくるので、家庭で電気40、廃熱利用が30にロスが30と、合計70%はエネルギーとして使えるので効率的ですよ、というこtのなのだそう。

 まあいろいろな条件を設定した上での比較ではありますが、電気側の言い分も聞いてみたいもの。北海道などは天然ガスが安定供給されているんじゃなかったでしょうか。
 寒い冬の北海道で使えるのかどうかなど未確認のところもありますが、次の時代のエネルギー問題を考える良いきっかけになりました。

    ※    ※    ※    ※

 帰りしなにガスを使ったいろいろな家の提案があって、その中に「我が家は蕎麦処ダイニング」というタイトルの提案があったので、許可をいただいて写真を撮らせてもらいました。 


 
 なるほどー。置いてある『のし板』や『こね鉢』がちょっと小さかったのですが、こういう空間がもてるかと思うと、男の料理心をそそりますね。

 個人的には料理はガスが良いと思っているのでついガスに肩入れした書き方になったかも知れませんが、家庭の省エネルギーを考えるきっかけになりました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする