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K茶工場総会に出る

(K茶工場総会)

午後、昨年に引続きK茶工場総会に出席した。総会は予定より早く、粛々と終った。

来賓祝辞では、昨年はまだ名前のなかったマイリーフカップを祝辞の中で紹介させてもらったが、今日はその後日談をお話しますと言って、マイリーフカップを3種類のお茶とセットにして、世界緑茶協会が主催するお茶フロンティアコンテストに出品したところ、数あった出品作品の中で何と金賞を射止めてしまった話をした。

宴会になって、たくさんの方と話をした。マイリーフカップにベニフウキを入れて持ってきていたが、ベニフウキとマイリーフカップがもっぱらの話題となった。

全国3千万人の花粉症患者に、その季節にベニフウキを行き渡らせるためには、自分の計算では約1万トンのベニフウキが必要であると話した。これは現在のお茶の消費量の10分の1である。まだまだベニフウキは足らない。一人で大量に作るとリスクが大きすぎるので、組合員が皆んなで少しづつ作り、お茶が終ってから日を決めて、伸び放題のベニフウキをいっせいに摘採し製茶をすれば、余分な設備も要らず、リスクがないなどと話していると、ある農家の方がベニフウキを苗から作ってみたいと言い、苗はどこで手に入るのだろうかと具体的に聞かれた。早速、そばにいたセールスに話を繋いだ。

何人かの人からリーフ茶振興のためのマイリーフカップの取り組みの対して、効果のほどはとにかく、メーカーがそこまでやってくれることについて、お褒めの言葉と感謝の気持を聞いた。やって来たことが理解されて大変に嬉しく、その想いは家に帰るまで続いた。

帰りのタクシーの中で、セールスのA君と今日の総会の感想と、こんな状況の中でも皆んな元気があるなどと話し、マイリーフカップの人気のほどを話していたところ、お茶工場地元のタクシー運転手がマイリーフカップとはどんなものかと聞いてきた。説明するとそのマイリーフカップが欲しいという。自分もお茶を作っていて、そのカップでお茶を飲みたいという。結局、自宅に置いてあったマイリーフカップ2個をその場で運転手に販売することになった。タクシーで使って宣伝しますよと約束してくれて別れた。
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