平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
温暖化防止に協力
今年はこの100年来無い暖冬で、地球温暖化が加速しているとの報道があり、俄かにクローズアップされてきた。1997年の京都議定書を批准しなかった大国アメリカが、地球温暖化防止にやっと重い腰を上げた。政策を180度変えるのに、厚顔なブッシュ大統領は、今まで批准せず無視してきた反省の弁もなく、元々温暖化対策が政策の一つであったような顔をしている。日本人にはどうしても違和感が残る政策転換であった。
当家も温暖化防止に協力ということではないが、午後縁側に出るとガラス越しに燦々と冬日が差し、何とも暖かそうであった。部屋に閉じこもって灯油を消費するよりも、日向ぼこをしようと敷物を敷いて横になったが、身体の陽のあたる側は熱いくらい暖かいが、日陰側にスースーと微風が通って寒い。玄関か、お風呂場か、二階からか、風が流れてくる。女房に頼んで片側に使わなくなったカーテン地を吊るしてもらった。風が止み暖かさだけが残った。マイリーフカップと枕、「ウルトラ・ダラー」の小説本を持ち込んで、2時間半ほど至福の時を過ごした。もっとも後半は夢の世界であったが。陽が傾いて縁側に日差しが無くなって目が覚めた。もう4時になっていた。
温暖化防止のためには、温暖化の利用をもっと考えるべきである。暖かくなったんだから暖房は少なくて済む。暖かくなったのだから植物が良く育つ。海面が上がるならば、海が広くなるのだから、もっと海を利用することを考えればよい。それらによって、一酸化炭素の排出量が結果的に減らせれば、温暖化防止になる。
日向ぼこもわずかにではあるが、温暖化防止になる。それにしてもお天道様はありがたい。皆んなに平等に降りそそぐ。書きながら気付いた。今朝書込んでくれた「城崎温泉 力餅」さんは今朝積雪5cmだったという。今頃、故郷では雪か雨だろう。決してお天道様は平等ではない。
夜、節分の豆まきを簡単に行った。
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