平成18年に60歳を迎える。六十と縦に書くと傘に鍋蓋(亠)を載せた形である。で、「かさぶた(六十)日録」
かさぶた日録
“静岡割り”って知ってる?
一月に静岡に行った折り、駅前の地下道で“静岡割り”というポスターを見た。家に帰ってからそのことを思い出し、あれは何だったのだろうと考えた。確か焼酎の緑茶割りをそのように呼ぼうという内容だったように思う。写真を撮って来るのだったと少し悔やんだ。今日、また静岡に行ったので、そのポスターを探して写真に撮ってきた。
ポスターの発行元は「静岡割り普及推進委員会」で、小さく「静岡市観光協会」とあった。ポスターの真ん中に
焼酎の緑茶割りを「静岡割り」と命名します!
と書かれていた。
なるほど、「三ケ日みかん」や「富士宮焼そば」「静岡おでん」など、今流行りの産地名の入った名物を作ろうという動きなのだろう。焼酎のお湯割りの一変形として、焼酎の緑茶割りは定かではないが、静岡のおじさんたちが始めて、全国に広まったといわれている。ならば「静岡割り」もそんなに強引なネーミングではない。楽しい企画だと、下戸の自分も思った。
二、三日前、あるお茶工場の組合長さんとお話をした。マイリーフカップがまだ名前のない一年前に、このコップのお話をして、試しに10本ほど購入して、組合員に別けていただいた。「あれ、金賞をもらったんだってね。すごいね。」のあと、マイリーフカップで皆んな焼酎を飲んでいると話された。つまりはこの“静岡割り”の飲み方であった。焼酎を飲むのに便利だという話は聞いてはいたが、用途が違うだろうと思ってきた。しかし、この際“静岡割り”にあやかって、マイリーフカップで“静岡割り”を飲もうということでも良いかと思った。
ネットで「静岡割り」を調べると、すでに約379,000件のページが検索された。随分名前が浸透し始めている。何ヶ所かの記事を見てみると、緑茶の割り方として、粉茶をお湯に溶かして使う、ペットボトルの緑茶で割る、急須で緑茶を淹れて割るという方法は書かれていた。しかし、マイリーフカップでの割り方は見つからなかった。
それならば、皆んなで話したマイリーフカップで“静岡割り”の作り方を書いてみよう。
- 1.茶漉しを外し、カップの底に一つまみの煎茶を入れる。
2.茶漉しをはめ、焼酎の入る余地を残して、熱湯(80度)を入れる。
3.お茶が出た頃合いをはかって、焼酎を入れて出来上がり、そのまま飲む。
4.飲み終わったら、熱湯、焼酎の順に2杯目(2煎目)を作る。3杯目位まではお茶を変えなくて良い。
焼酎を先に入れてお湯で割るのが正しいという人もいたが、焼酎の本場、鹿児島ではお湯を先に入れて焼酎を加えるのが正式だと聞いたように思う。酒飲みの意見で、混ざってしまえば同じだという結論になった。
これをチラシにして、マイリーフカップの使い方の一つに加え宣伝しようと考えた。
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