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当家の庭はもう春?

(庭に咲き始めたヒヤシンス)

今日は二十四節気の中の「雨水」だとお昼のニュースで言っていた。「雨水」は「立春」の次に位置する節気で、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころという節気である。この後には半月後に「啓蟄」すなわち冬ごもりの虫がはい出る節気が続く。暖冬の今年は鹿児島ではもうモンシロチョウが飛び始めたとも報道していた。夕方のニュースで静岡の小学校でハクモクレンが満開だとの放映もあった。

昨日の夜NHKアーカイブで、20年前の北海道で、マイナス30℃の低温を記録する町を取材した番組が再放送されていた。尋常でない寒さの中、夜明け前には、樹木の幹に含んだ水分が凍って、生木が縦に割れるけたたましい音が聞こえてくる。ダイヤモンドダストが流れる中でも、人々は凍りついた車を動かし仕事に出る。牧場の牝牛はそんな中でも仔牛を出産する。そんな番組であった。

温暖化の危機が報道され、この冬はそれが現実になった。今や北海道にそんな寒さは来ない。札幌の雪祭りの雪像が造る端から解けていく様子を今年も見た。

人類はこの危機にどのように対処するのだろうか。そのままいけば、地球規模の大きな力が働いて、この温暖化を一気にひっくり返すことになるかもしれない。人類はそんな中で大きな痛手を被ることになろう。21世紀、人類の知恵が試される正念場が来ていると思う。

昨日の午後、雨が止んで気持の良い快晴になった。庭に出ると、露をいっぱい含んだ花々がいっせいに開き、すっかり春の景色となった。庭で見た花の名前を気付くままに書き出してみようか。ヒヤシンス、サクラソウ、デージー、パンジー、クロッカス、ユリオプス・デージー、ジンチョウゲ、ペチュニア、プリムラ・ジュリアン、キンギョソウ、小花のシクラメン(屋外でも育てやすいそうだ)、バラ、ツバキ等々。チューリップやシモクレンはさすがにまだ花が咲くところまではいかない。
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