ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

波紋

2009年01月31日 23時06分49秒 | 写心、カメラ
最近、いつもお世話になっていた方が亡くなり、今日お葬式でした。
その人は、家のお茶摘みに来ていただいたこともあるし、いろいろなときに頼りにし、時に助言してくれた。本当に家族共々感謝しています。たまに家に来て、シラスなどを持って来てくれたりしたっけな・・・。
そんな人がいたことで、自分はすごく影響を受けていたんだと思いました。いうなれば、波紋のように。例えば、その人は周りの人たちに写真の良さを教えてくれた気がします。実際、その方の撮った写真を見たことはないし、直に写真について教えられたわけじゃないですけど・・・その人から周りの人に伝わり、それから僕に伝わったことは間違いないんじゃないかと思います。
その方は、風景や冨士山や家族や友達などを撮ったりして、長い年月をかけ、たくさんの写真を撮ってきたのですね。やっぱり、写真って良いな。
自分もいろいろなことの良さを伝えられる人になりたいな!


↑一滴の雫が。

↑波紋となり周りに広がる。

↑丸い水玉に青空が映りこんでいます。丸いといえば・・・明日は地域のバレーボール大会・・・本気出しちゃおっかな・・・出しても対して上手くない・・・僕、中学と高校はバレー部だったのにね・・・m(__)m


JA青年部発表大会 中部予選会

2009年01月28日 12時19分43秒 | 勉強会
昨日、JA青年部発表 中部予選会が御前崎グランドホテルで開かれました。
僕は、JAハイナンの代表として出場。発表者4名のうち2名が県大会へと進むことが出来ます。
発表の内容は、10分の間に、農業に対する思いや、地域の農業の発展や、夢など、おのおのが自分の意見を発表します。ちなみに僕は、『僕は、お茶農家として生きていきたい』というタイトルで発表しました。
結果的には、僕は、静岡県大会に上がることができることになりました。かろうじて、中部予選会で選んでいただけたのです。
僕は、緊張するタイプなので・・・発表しているとき、聞いている人から見える、台の上の上半身は少しだけ震えていたようですが、台の下の下半身はガクガクブルブルだったのが、横から見ていた司会の方にバレてしまいました。
緊張しまくりの僕には県大会は荷が重いわけですが・・・県大会でも誠意を尽したいと思います。



↑会場は御前崎グランドホテル。

↑若干暗いですが・・・雰囲気じゃないですよ、写真が暗い・・・。僕の発表風景。友達が僕のカメラで勝手に・・・。

↑オバマ来日?!よく見たら偽者でした!よく見なくても偽者かな?余興(?)のひとコマ。でも楽しかった!

↑御前崎はウミガメの産卵地でもあります。はく製のウミガメ・・・悲しげ。

↑最近、御前崎はクエ(魚の種類)で町おこしをしているようです。御前崎市内で養殖もいているらしく、高級魚で鍋とかにすると美味しい魚らしいです。御前崎グランドホテル入り口近くの水槽にて。

アブラムシの集会

2009年01月23日 20時50分13秒 | いきもの
今日は、雨上がりの後、暖かい日となりました。午後は、風が強く、寒くなってしまいました。
最近、我が家は足場に囲まれ、塗装屋さんが家の塗装をしてくれています。手入れとして、十年に1回は塗装をしてもらったほうが良いみたいですね。建ててから家は十年以上経つし・・・これから塗装が、色あせてきて、保護が出来なくなると外壁にヒビが入り、さらにひどくなるだろうし・・・。まあ、我が家の場合は必要な手入れなんですね。塗装屋さん、寒いのに、作業が丁寧なんです。ありがとうございます。


↑昼間、暖かいからか、庭で、アブラムシの集会が行われていました。少しわかりにくいですが、4匹くらいしかいなかったので、出席率低いんじゃないでしょうか??


↑今日は暖かい!雨上がりの山からモヤがわいています。

↑田舎では、無人販売があり、ミカンが一袋百円で買えたりします。良心あっての商売です。

↑梅は春がくることを告げる花だそうです。まだまだ寒いだろうけど・・・。桜は春が来たことを告げる花らしいです。


冷たい雨のなか梅が咲きました。

2009年01月22日 12時49分35秒 | はな
今日、庭の紅梅の木を見ると、ようやく咲き開いてました。冷たい雨のなか。一つ、二つしか咲いてないけれど・・・これから楽しみです。
ミカンを梅の木に刺しておくと、メジロやヒヨドリなんかが来るので、賑やかくなるのですが・・・刺すミカンがない(>_<)


↑今日咲いた紅梅。雨のなか慎ましやかに。

↑庭のピンクのバラもさりげなく咲いているのだけれども、しなびてきています。また新しい蕾が、花を咲かせるようです。

↑筆記用具は、嫌いではないです。万年筆は、ニコスカードのポイントで交換したペリカーノジュニアというものをきっかけに、常用しています。ペリカーノジュニア、パイロット製2本(中字、極細字の2本、高くないやつです。)を手紙を書くとき、帳簿をつけるときにつかっています。乾くのに時間がかかったりしますけど、万年筆良いです。


静岡新聞の今日の朝刊に書いてあったけれど、某有名写真家が、デジタルカメラはボタンを押すだけでデータが消えてしまう、『消えても仕方がない薄い人間関係』を象徴しているんじゃないか?ということだが・・・どうなのかな・・・そういえば数年前に、同窓会でこんな話をした。

僕『Aさん、今日写したの、現像するの?』
Aさん『ううん、しないよ。』
僕『せっかくなんだから・・・。いつも撮ってもしないだ?』
Aさん『いつもしない。また一杯になったら、消して撮るよ!』

決して、Aさんにとってその場にいたのが薄い人間関係じゃないのはわかっているけど。デジタルカメラで撮っても、紙などにして残さないことは結構あると思う。
僕は、紙にプリントしておきたいと意識しているのです。汚れたり、曲がったり、破れたりしていても、半世紀以上前の写真が出てくることは、すごいと思うから。
ぜひとも、紙でもデータでも良いので残していってもらいたいものです。そういう意味ではインクジェットプリンタによるプリントに若干不安を感じております。アルバム保存で百年か・・・ほっぽいて置いたら、すぐ色あせるんだろうけど。
道具は、便利になるけれど、そんな中で忘れちゃいけないものがあると思います。そういう意味では万年筆も、同じで、簡単なメッセージをそえるにも大事なんですよね。パソコンで打ったり、Eメールなどでも同じことが伝えられるけど、自分の手で書くとまた何か違うんじゃないかと思います。ある人がお酒の席で言っておりました・・・『最近の若いやつは、ラブレター書かないから字が上手くならない。俺らの時分はな、女の子にラブレター書くために。必死になって字の練習しただよ。』だそうです。勉強になりました(=_=)

良い番組。

2009年01月20日 22時24分24秒 | ざっくばらんなこと
えーと、最近、集まりの際、昨年10月末の地域のお祭の時の写真をようやく配ろうと思って各家ごと小分けにして持って行ったら・・・親子だと思っていた組み合わせが違ったので小分けにした写真をもう一度分けなおさないと・・・あんまり仲が親子に見えたもので、僕はてっきり親子かと・・・。
僕の住む地域は何十軒の家で、何百人かの人で・・・あんまり多いわけではなく、一応地域密着型(?)の僕は大人の人に関しては、大体どこの家の人かわかるものだと思っていたのですが・・・なかなか子供と親は結びつきません・・・自分の思い込みで親子関係を組み立ててしまっていました。また、遅くなってしまうけど、まあいっか(>_<)
2年前の友人の結婚式の写真もようやく最近配ったところです(苦笑)あのときの事を思い出して末永くお幸せに(~_~)

そして、最近・・・お笑いとか、クイズとかいろんな番組多いですけど・・・そういう番組、僕は、あまり見なくなりましたね。そういった番組からチャンネルを変えたり、少しテレビをつけたときにたまたま、なんだか見入ってしまう番組があります。そんななかでも最近見たのが『ある夫婦の桃源郷』というドキュメンタリ番組です。何かのグランプリ作品だそうですが・・・。
途中から見て、はっきり覚えていないのですが・・・内容は、ある若い夫婦が、山を切り開き、小屋を立て、三人娘を産み育てるのですが、いつからか山から離れ街で暮らし、また老年を山で老いながら過ごすというもの。本当に山で採れるもの、畑で採れるものを食べながらの生活です。老いていくなかで娘たちとの関わりかたなども考えさせられました。すごくインパクトがあったのが、老人養護施設に暮らしていたのに、また久しぶりに山の小屋に帰って暮らし始めたときに、おじいさんが久々に入った薪風呂につかったときの声が、動物の出す喜びの声なんだなあと感じさせられたことです。自分が、いたい場所にいられることがどれだけ幸せなことなんでしょう?とにかく、老いていくこと、子供たちとの関わり、生きるということ・・・いろいろなことを感じさせられる番組でした。また機会がありましたら、皆さんもどうぞ!
前にも、似た番組見ましたね。その老夫婦は紅葉の綺麗な山を作ることに、一生懸命でしたが・・・老いていくなかでの生活を写していました。
ターシャの庭のターシャさんが老いていき、だんだんと庭の手入れが出来なくなっていく様子を写した番組、前にいつかやっていました。

なんだか、今の世の中、いろいろな感動を呼ぶ番組が多いですけど、そんななかから自分も、いろいろな事を感じ、学んでいきたいと思います。


↑文とは関係ないのですが、家の猫。この猫、何年か前、柿の剪定クズを山に置きに行ったとき、子猫で飼い主に捨てられたところを、連れてきた猫です。偶然なのか運命なのか・・・。たまに勝手に家に入ります。クッキーという名前です。

↑この間通販で買った黒糖。沖縄に良く行く人は各島々で黒糖を買うらしいですね?!島により味が違うらしい。この黒糖は、西表島産で、ソフトな甘さで口どけが良く、お茶請けや料理に使用。姉がおみあげで買ってきたものを食べて、自称黒糖好きの僕は気に入ったので、通販で1箱15袋購入。

ヒヨコの話

2009年01月18日 22時47分52秒 | いきもの
ヒヨコってかわいいですよね!
ヒヨコは卵から生まれる。・・・不思議なのは、温めるとヒヨコになり、温めないとただの受精卵であるということ。売られている卵を温めれば良いわけでない。あくまでオスとメスが一緒に飼われる状況で産まれた卵である必要がある。
今、日本で飼われている採卵用のニワトリの多くは、外国からヒヨコを輸入したり、優秀な交配の親となるニワトリを外国から輸入しているようです。毎日、卵を一つ産む・・・当たり前の様に思える、そんな事を追求するために生き物として大事なものを現代のニワトリは失ってしまった・・・自分自身の卵を温め孵化させることを忘れてしまったのです・・・毎日卵を産み続けるために、人間がそうしたのです。
卵を産み温める行動を就巣性というのだけれども、それを取り去ったために。人間が温めないと卵は孵化させられない。チャボやウコッケイなどは就巣性があるので、卵を毎日産まない=産卵率が低い。本来、自分で温める分の卵を何個か産み、それから温めるということになるのだけれども。温めることをしないから、産み続ける。
なんだかおかしな話です。フランキで人間が温めないと現代のニワトリは生まれない。
ほぼ、毎日卵を産む、与えたエサを効率的に卵にできる・・・そのおかげで、栄養価の高い卵が安価で手に入るのも事実なんですが・・・昔は農家の庭先で何羽~何十羽飼われ、薬のように高値で取引されていたらしいです。
僕は、農家の基本はニワトリを庭先養鶏で飼うことが大事なんじゃないかと思いつつ飼いはじめたのです。

配合飼料、野菜残渣、雑草→ニワトリ→卵(食卓)、糞(堆肥として畑へ)→畑などの雑草や野菜残渣はニワトリへ

理想としては良いのですが・・・実際、口のあるものは大変です。なかなか思うようにはいきません。ニワトリは3年を過ぎると、あまり卵を産まなくなります。卵は産まなくてもエサは食べる。ある人に『古くなったニワトリを処分できないと鳥飼は出来ない。』と言われました。ほんとに、そんな現実があります。

ところでヒヨコは、21日間38℃(うる覚え)と一定の湿度を保つことで孵化します。人間が親鳥の代わりとなり、転卵という、一日に何度か卵を動かす作業も必要です。世の中には、フランキとして何個~何千個の卵を同時に孵化させられる機械があるけれど、ちょうどいい大きさのものでも五万円以上なので、簡単なものを自作しました。

・温度の管理ができる→サーモスタット(熱帯魚用バイメタル式試験管タイプ)
・湿度管理→湿度計
・温める→保温電球
箱は、洗い場用の、ふたつき水切りを利用。

ただ、孵化させる条件がそろえば、孵化しますので、簡単といえば簡単だけれども、転卵などはマメにやる必要があります。
僕は、2回ほど孵化させましたが、最近はやっていません。増やしても、もう飼うスペースもないですしね。保温冷庫などでも試みたことがありますが、何回も失敗もしました。


↑産まれたて・・・『やぁ、初めまして』って言ってるような感じです。この後、すぐ乾きフサフサしてきます。ちなみに、卵の固い殻も、湿度などの影響で、ヒヨコのくちばしでも割ることができるようになるらしい。

↑手におさまる大きさ・・・だけれども、あと二ヶ月もすれば大人なニワトリになっていきます。卵は五ヶ月くらい経たないと産み始めません。

↑よく見る白いニワトリのヒヨコは黄色ですが、この子は茶色のニワトリになるヒヨコです。

↑フサフサでしょう。でも、まだ体温の調整が出来ないから、保温した箱の中で飼う必要があります。

ニワニハニワニワトリガイル・・・二羽じゃきかないですけど・・・

2009年01月17日 12時23分45秒 | いきもの
恩をあだで返すヤツが家にはいるんですが・・・ニワトリ♂です。こいつは、エサを毎朝あげているのに関わらず、僕を思い切り蹴るんですね・・・。
横斑プリマスロック(品種の名前)系な凶暴なニワトリ。猛禽類を思わす風貌は睨みがキツイです。とっても痛い蹴りをしてくるので・・・僕『今日は寒いですね。ご機嫌いかがですか?』なんてご機嫌を伺ったところで・・・ニワトリ♂『ご機嫌?・・・おまえに答えんといかんの?つーか、おまえムカつくなぁ!!』・・・という具合に必ず蹴られます。おおっ、ナイスキック!・・・どころか、とても痛い!
そもそも、僕はニワトリ好きで・・・自分でもお手製フランキで孵化させるんです。ヒヨコのときはかわいいモンなのですが・・・。こういう♂は、キ・ケ・ン・・・危険な♂は好きですか??はいと答えた、そんなあなたなら、きっと飼えますよ!


↑怖いよー!

↑ニワトリ♂この睨み・・・。僕なんかしましたっけ??きっとそういう生き物なんですね。ニワトリを飼うに当たって、♂が凶暴な品種は要注意!!

↑ニワトリの目線で・・・慌てて逃げる瞬間を表現しました(笑)。ニワトリ♀は至って、臆病ですが・・・ニワトリ内のイジメが起こると、ひどいですよ。笑えないくらいに・・・(>_<)

志太榛原農業青年クラブ・・・茶園巡回

2009年01月16日 22時35分42秒 | 勉強会
今日は、冨士山くっきりの寒空のなか。青年クラブの活動の一環として、何ヶ所かのクラブ員の茶畑を巡回して、観察などをするという勉強会でした。数年間とりつづけた、茶畑の土の栄養状態などのデーターと照らし合わせて。データーはこうだけど実際はどうなのか?土は栽培に適さないデーターだったけど、茶の木に勢いはあるか?何らかの方法をこうじて、不具合部分を改善したか?などを観察したり、話したりしました。
それぞれが、自分が考えるように栽培管理していることが感じられました。茶の木や野菜の植物は、どんなふうに育てれば美味しくなるのか?たくさん採れるか?が、まだまだわからないんですね。ただ、肥料をたくさんやれば、たくさん採れるというものでもないので、難しいです。人もバランスが大事。植物もバランスよく栄養が必要なんですね。
みんなでお昼を食べた、僕の母校の目の前にある御食事処“冨士屋”の味が格別だったことは、とても大きな発見でした。勉強会としては、すこし難しい、有意義な勉強が出来ました!
結局、勉強<食べ物な僕でした!冨士屋さんはカツ丼で40年というだけあり満足なお味・・・ラーメンもね!


↑茶畑にある防霜ファン。金属製の柱がほとんどの現在。木の柱は珍しいと思います。

↑掛川の山にヒノキか何かの木で“茶”という文字が描かれています。

↑僕は自分を責めました(>-<)三年間金谷高校に通いながら・・・向かいにある御食事処『冨士屋』に行かなかったこと・・・小ラーメン、カツ丼、漬物、サラダのカツ丼セットが850円か860円だと思ったけど、美味しいし、お得感もお腹もいっぱい!富士屋は県立金谷高校向かいですよ!

干し柿って、なんで美味しいんだろう?

2009年01月15日 20時22分39秒 | ぐるめ
この寒さのなか、やはり干しもの系が美味しいのは、みなさんご存じだと思います。切干イモも、干物など美味しいですね。僕の家の軒先には、お母さんの実家のじいじから貰った干し柿(あとは干すだけにしてある)を吊るしておいた。そんな干し柿はまだ白い粉がふかないものの、そろそろ食べれそうなので食べてみました。しっかし、なんでだろうね・・・あの渋柿がこうも甘くなるなんてね!?先人の知恵と、じいじに感謝!ありがとう!



↑干すって工程を経て美味しい干し柿の完成。僕の家には渋柿が無いので、渋柿の木が欲しいです。この頃、なんだか風邪気味だけど、これ食べると元気がでそうです!

↑コルクボードで部屋に写真を飾っているんですが、たまに入れ替えたり・・・楽しいです。そろそろ入れ替えるかな?

朝起きして、朝日などを撮る。

2009年01月14日 22時42分58秒 | ざっくばらんなこと
今日、テレビ番組で車のことについてやっていた・・・車に対する価値観って世代を経て変わってきたなーって感じる今日この頃。やっぱり若い世代はあまり車に関心が無いらしい(ー_ー)でも僕は、すごく車が好きだな!
僕の住むとこは、公共の交通機関としてバスが日に5本くらいしかない。だから自ずと車が必需品です。
車でなくてもエンジンの付いたもの・・・特にバイクは好き。高校のとき初めて買った(買ってもらったかな?)原付バイク。ホンダドリーム50は、スピードとか関係なく、エンジンを感じられて、とても面白いバイクでした。一応、通学用でした。今不動なので、そろそろ治さないと!
僕は、車やバイクに乗ると恥ずかしながら心がトキメク。決して高級車だとかスポーツカーが最上でないと思う。どんな車でも、大事にすれば愛着も湧く。
自分が運転し、友達を乗せることがたくさんあるのだけれども、そんな時つくづく感じる・・・自分たちだけの空間で同じ時間を感じあえる場所・・・そんな場所が車にはあるんだっていうこと。歌を歌ったり、大声で話したり・・・。
今は、車=移動の手段になりつつあるけど、やっぱり車ってよいなって思います。
よくカーディーラでは初回車検を迎える3年での買い替えを進めるけど・・・車を売る側からも、車を単なる“モノ”としてしか見られなくなっちゃったのかなと悲しく思う。僕は、大事に車を乗り潰してあげたいと思います。


話し変わって先日、成人の日の朝。日の出&駿河湾の富士を撮ろうと相良の海岸に行くことに・・・最初は車で行こうと思ったけど、家の外を新聞配達のカブが走る音がしたので負けずにバイクで行くことに・・・。
寒いなか、なんとか、海岸に着きました。
今日は雲で、富士山は見えない・・・がっかり!
日の出のみを撮ることに・・・うう、寒い・・・。最後にウミネコ(?)を撮るかなと思ってブラブラしていると・・・自転車に犬をくくりつけたおじいさん(おじさんかな?)が話しかけて来ました・・・嫌いじゃない展開。
話をすると、最近デジカメを始めて、モノクロは若いときからやってきて。デジタル一眼で、海外や日本のいろんなところに写真を撮りに行くらしい。おじいさんの友達は、人を撮るのがもっぱら好きで、なおかつコンテストなどの常連らしい。自分は絵葉書みたいな風景を撮っているんだけど・・・その友達からは、風景だとかの写真は評価されないらしい。
おじいさんは、僕にこういった・・・『写真を撮って、その写真を誰かに何て言われようと気にするな。とにかく自分が思うように・・・自分が良いと思った写真が撮れればそれで良いんだよ。長い人生かけて良い写真を撮るさ。』
おじいさんは、昔撮ったモノクロの若かりし頃のおじいさんと友達、それと女の子三人が写った写真を僕に見せ、『俺が、高校の時分の写真なんだ。これ、焼き増しして頂戴って言われたんだ。この女の子たちも、もう60過ぎなんだよ。』・・・僕は思った・・・写真っていいな!
おじいさんは、寒そうに自転車にくくりつけられた犬をなだめながら、去っていきました。
1時間以上は話したでしょうか、曇空で雨が降りそうだったので、家へ足早に帰りました。バイクは寒かったけど、なんだか暖かい気持ちになりました。


↑よく僕、写真が傾くんです。体のバランスが悪いのかな?さすがに、これはわざとですよ(笑)

↑この船この後、太陽が真っ赤に映る海面の上をなぞるように通っていきました。気持ち良いんだろうなー・・・寒いんだろうけど。

↑自転車にくくりつけられ、クゥーン、クゥーン鳴いていました。困った顔。

↑ようやく話が終わり、散歩の続きが始まるね!