ざっくばらんなさんぽみち

お茶農家としての生活、プライベート、趣味(?)のバイクやカメラをおりまぜた、とってもざっくばらんなブログであります。

アレモコレモ(^^)

2019年03月26日 12時12分00秒 | IN自然
どうも。

次回、お茶の東京埼玉方面行商は3月28日(木)29日(金)です。どうぞよろしくお願いします。

最近、
畑仕事の合間、畑への往き来で、道草をくう今日この頃です。


↑桃の花を眺めると、眼下には五重塔が、京都に来たと錯覚しましたが・・・家の庭でした。


↑秋に木のように硬くなるヨモギも、柔らかなうちに摘んで、湯がいて冷凍しておけば・・・また、いつか使えるはず(^^)
今は頂き物のヨモギ餅があるので、またいつか、機械ですが餅でも突きたいです。


↑タラの芽も貴重な山菜。わざわざ茶畑の脇にタラの木を切らないようにして確保しています。


↑天ぷらにしますよね。他にも椎茸やアシタバ、サツマイモを揚げて・・・最近、気づいたんですが、天ぷらは揚げるに手間がかかりますし、もたれるから、チョンボりでいいかな。


↑ミツバも柔くて、香りが良いですね!


↑鍋に入れたり。


↑肥料を撒いていますと茶畑の脇の竹林の中で、気配が・・・イノシシか?と思うと・・・季節を先取りの半袖の後輩が(;o;)初物タケノコを頂きました!


↑若いタケノコは上品に料理するのをよく見ますが、煮物にしました。イノシシや自家干し椎茸とともに。


↑タケノコ美味しいです。



↑大好きなイノシシ肉も、首回りの肉は独特な肉質で、ヘダマとかいう豆のようなものが脂肪の中にあるため取り除く必要があります。なので自分で食べることが多いです。今回は餃子にしてみました。手回しミンチ機のミンサーではなくフードプロセッサーにかけて、野菜も楽チンでした。皮も、強力粉と薄力粉を混ぜて適当にコネコネ、、自家製皮もなかなか美味しいですよ👍


↑攻めすぎました。


↑ちょっと甘いかな。


↑これくらいがいいかな。
肉の粗挽き感の食感がよく、たまらなく美味いです!

アレモコレモ、旬のものは美味しいですね!

雨の日の仕事&キノコ散策🍄

2019年03月24日 06時53分00秒 | お茶作り
どうも。
数日前に雨降りには雨降りでもできる仕事をしたりしていました。


↑これは以前の写真ですが、堆肥舎なら雨が降り込まない限り仕事ができます。砕土機サンクラッシャーに堆積したボカシ肥をかけて、散布機で散布できるようにします。

 
↑今畑に施しているのは、魚粕、ヌカ、鶏ふん、菜種粕などを使ったボカシ肥です。あらかじめ菌による発酵させることで、速やかに穏やかに効く、肥料になると思います。人間でいう、お粥のような。オシャレに言えば、リゾット(しっかり食べたこと無い・笑)みたいなものですかね?
篩って、袋につめて、晴れたら畑に撒けるようにしました。


↑ボカシ肥にまみれると家に帰りたくなくなります。井川メンパの出番です。
質素に見えますが、質素です(^^)
自製梅干に塩コン部長です。
メンパの不思議なのはご飯が美味しくなるんです。


↑柑橘類は好きなので、借りた畑に植わってるデコポンらしいものを。

雨もあがってきたので、キノコを探しながら帰ります。
再放送かな?又吉さんのエウレーカとかいう番組で、キノコについてやってましたが・・・キノコの達人曰く、キノコを探すには“キノコ目”というキノコを見つけることができるような目を持つことが大事みたいです。キノコの生えやすい、場所や雰囲気、毎年の経験・・・
桜の咲く、今日この頃・・・キノコ好きの皆さんが話題にしているモレーユ(モリーユとも)といわれるアミガサタケを探しています。フランスではよく食べられており、美味しいキノコみたいです。モレーユの森・・・どこかにないかな(^_^;)


↑山桜が咲いてました!


↑ウラシマソウもあちらこちらに。子供の頃から思うんですが、舌を出したヘビみたいで怖いんです。


↑名前も知らない花が咲いていたりしますね。


↑オマエさんは・・・モレーユ?モリーユ?・・・じゃなく火星人みたいなツチグリさんですかね。昨シーズンのものですかね。
柿のようだからツチガキとか呼ばれたりするみたいです。

モレーユ探しは続く。

キノコってホントにいいもんですね!さよなら、さよなら、さよならっ👋

新人ワナ師 初猟期を終えて・・・※閲覧注意!

2019年03月15日 21時02分00秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。
※この記事は狩猟に関すること、グロテスクな写真など、苦手な方はお控えください。

いやー、11月より始めたイノシシのワナ猟も、牧之原市では本日3月15日に終了しました。
仕事の都合で、数日前にワナは引き上げておりました。

振り返ってみて・・・

第1に、大きなケガがなく終われたことが良かったと思います。実は、見回りの際、雨で濡れた竹林の斜面のヌカを踏んだ瞬間に滑落?し、右腕をまあまあ擦りむきました。

イノシシは、11月の終わりに、50キロ弱のオス、12月中旬に100キロクラスのメス、1月の上旬に50キロ前後のオス、1月の下旬に60キロ前後のメス、2月の終わりに100キロ弱のメス、でした。



計5頭のイノシシ。どのイノシシも、立派な美味しいイノシシでした。初めのイノシシは生け捕りできましたが、後の4匹は安全のために結果的に現場で放血して運ぶことになりました。

しかしながら、生け捕りのコツは掴めましたので、今後も可能な限り生け捕りはしていきたいです。獲物の運びだしのしやすさを最優先にワナの設置場所を考えるか、モーターでワイヤーを引っ張るウィンチなどの装備を車などにした方が良いのか?ある程度までは、運び出せるんですが・・・大きいイノシシは引っ張るのが大変です。まず、祖父が山仕事で使った滑車などで使えるものを探そうかな?


よくいわれる、重要と言われる“血抜き”ですが、ある程度考えが変わりました。血抜きはもちろん、その後の処理も迅速にする、魚でもお茶でも一緒ですが、どの工程も油断できない気の抜けないことです。
ベテランたちは、僕の血抜きしたイノシシを見るなり、なにかしらケチをつけたがります(厳しいです。)。ですが、身体中血の通った生き物から1滴残らず血を抜くのは無理な話です。当初から考えていた、心臓を動かしたまま頸動脈を切り、心臓が止まるまで血を抜くのではなく。心臓から出た太い血管のたもとを狙い、一気に放血するというイメージです。その際、切り傷から体外に流れる血もありますが、大半は臓器のあるところに流れ出ますので、速やかに内臓を出したほうが良さそうです。

発情期のオスなどは、血抜きなど気を使っても、どうしても臭いがしてしまうかもしれません。なので、そういう場合は調理前に肉を洗ったり、1度茹でこぼしたり、するしかないかなと思います。


自分で捕るまで、いままでイノシシ肉をベテランたちからいただくことで、食べていましたが・・・本当に美味いところはもらってなかったんじゃと思うほど、条件のいいイノシシは美味しいです。(決して以前いただいたイノシシがマズいわけではなく、美味しいですよ。なかなか最上の部分はいただけないんだろうなと。)


↑猟期の終盤に、僕の仕掛けた罠の近くにイノシシのヒヅメが落ちていました。少しびっくりしました。ワナの掛かった位置がヒヅメの付け根だったりすると、暴れるとヒヅメだけ残してイノシシが逃げたりすることがあります。しかしながら、僕のワナは作動していません。どこかのだれかのワナに掛かって、辛うじて逃げてきたのが、そこでポロリととれたんでしょうね。
そういったことを、防ぐために・・・見回りを朝早めにまわるとか、ワナがしっかりくるぶし以上に掛かるようにするとか(難しいだろうけど。)そういった心がけが必要です。捕るなら捕らないと、ヒヅメを無くしたイノシシは可哀そうです。
猟銃でケガを負わせたりというのも可哀そうです。捕るなら、捕るのが原則ですから。技術をつけたいですね。

釣りでも、大きな魚がバカバカ釣れるときに、貧弱なタックルや、適当な結びなどでルアーを投げて、『切られちゃったや!』とかいう場面がありますが、魚はルアーを咥えたまま、捕食できなくて死んでしまうこともあると思うので、適当なことは少し考えたほうがよさそうです。昔、自分もしてしまったことがあります。

いずれにせよ、いろいろなことも考えた初猟期でした。

4月より牧之原市より有害鳥獣捕獲の許可をいただけるかもしれません。そうすると、1年中イノシシを獲ることができますが、お茶も忙しくなりますので、そうそうできるとは思いません。肉質的にも、タケノコの季節までですかね。
脂を蓄えるのは、晩秋かと思います。
少しでもイノシシの頭数を抑制し、鳥獣害の少ないバランスのとれた里山の環境にしていきたいと思います。


いつも切れ端ばかり食べている気がするので、美味しいイノシシを食べながら、山の恵みとイノシシに感謝したいと思います。

ベテランたちにも感謝します🙇⤵







山の神様ありがとうございます。

『オマケ』

寒いのか、出てきたは良いけど動けないヒキガエル😲山の神様の化身??






↑鶏肉みたいです。ヒキガエルは毒があるみたいですね。


↑朝目覚める度に~♪・・・瞳を閉じて君を描くよ~♪それしかでーきない~♪


↑キノコ発見!


↑ナニダケだろうか?


↑ハニカム構造のハチノスみたいだからハチノスタケというみたい。食べられないみたいですが、出汁はでるみたいで・・・網に干して置いたら、軽くてどこかに飛んでしまった(>_<)


↑先日のキノコは、スエヒロダケというらしい。南極以外に生えるキノコで、呼吸器に感染症をおこすらしい。抗がん剤成分も発見されたとか。


↑もう散りはじめてしまったけど満開の頃のモクレン。


↑きれいでした!


キノコに興味津々🍄

2019年03月07日 06時20分00秒 | IN自然
どうも。

茶畑仕事もだんだんと忙しくなってきました。


↑今年はお茶はどうかな。なかなか異常気象で農業はうまくいかないことが多いですね。

イノシシの猟期終了まではさりげなくワナを仕掛けておりますが、お茶をやらねばですけど・・・ね(^_^;)


↑先日、タイヤを換えたキャリーさん。クロカンばりのオフロード性能??というのは嘘で写真の妙というやつ。


↑前日の夕方に仕掛けて、翌朝見ると早速の失敗。丸のところにワナを埋めておいたわけですが、作動が遅かったのか、爪先に付いた程度ですかね。イノシシはなにかツルが引っ掛かった程度に感じたかも?しばらくココは通らないかな?

イノシシがなかなか掛からなくて、大間のマグロ漁師の山本さんを思い出した頃、ふと思いついたことがあります。

「このキノコ食えるのかな?」

それから、FBでキノコの判別をお願いしたり、メルカリで中古のキノコ図鑑を手にいれたりしました。

ヒラタケや、キクラゲにはじまり、キノコを食べるようになりました。

あくまで、判別できるものだけです。


↑これは白キクラゲではありませんか?


↑家の裏にあるグミの木に発見。雨降り後ですかね。


↑プリプリになっております。キクラゲですね。


↑木から噴いてきます。


↑このところの雨でくたびれた原木椎茸も活性化。


↑ある日の収穫。干します。



↑椎茸の原木より失敗のキノコ?砂糖菓子のようで甘そうですね(^_^;)


↑カワラタケかな。


↑親指の爪ほどのキノコ。マスタケと思ったんですが。なんだろう?


↑これもなんだろう?


↑?


↑これは・・・表面はケシの実をまとったあんぱんのような。パスコのイングリッシュマフィンのような質感。


↑かわいらしい。ホコリダケの幼菌のようだ。中が白ければ食べられるらしい。


↑ホコリダケの老成したもの?昨年のもの?触ると胞子が出てくるやつです。



↑皮を剥いて、里芋のようになりました。


↑椎茸とホコリダケの雑煮風。ホコリダケは白はんぺんのような、お麩のような。特別めちゃめちゃうまいというほどでもないですが、見つけたら採ってしまうかもしれません。


↑使用した先日の100キロ近いメスの肉。バラ肉で脂がほとんどですがさらりとしています。


↑豚肉だと脂ばかりだとこってりしてしまいますが、イノシシはさっぱりとして不思議です。
綺麗にスライスしたものはすき焼きとかに良さそうです。


↑モクレンも咲き始めましたが、あいにくのお天気つづき。晴れの空が似合いますが。


↑潔い白で、きれいですよね。沈丁花が根元に咲いているので、あまりわかりませんで、モクレンもなかなかの香りの持ち主。

雨が多くて畑仕事が進みません(^_^;)

5頭目のイノシシ。

2019年03月03日 17時07分00秒 | HUNTER×HUNTER
どうも。

冷たい雨が降る日曜日。ですね。

狩猟にご理解のない方は下は見ない方がよいです。

当方は鳥獣害を減らす目的ですが、イノシシという食材にも魅力を感じて、今期より罠猟をしています。
世の中では、肉になる牛や豚たちなど命をいただいています。スーパーのパックではそれを感じませんが。そこに行き着くまでに、命や、いろいろな仕事があります。
それを自分でやることで命のありがたさに感謝を想い、より大切に出来るようになりました。
※イノシシ肉の販売はしておりません。


そして・・・実は数日前に、5頭目のイノシシを捕まえることができました。

少し前から仕掛けておいた獣道になかなかの大物が。

「オスか?」
はじめは、そう思いました。
オスだと今の時期、どうなんだろう?肉にクセがあるのかな?

細い木にワイヤーが巻き付いて身動きがある程度止まっているので、早速口周りにワイヤーを掛けます。

しかしながら、凄まじい力。
口に掛けたワイヤーを引っ張ろうにも、引っ張りきれません。

ある程度、引っ張ったところで。

今度は、首にもワイヤーを掛けます。

あとは、脚を縛れば生け捕り出来るわけですが、これだけの巨体を斜面を引きずり上げるのは、かなり大変だと思います。生きていればなおさら。

仕方ないので、槍で放血しました。イノシシから一気に血が抜け、エネルギーに溢れた体は次第に力が抜け倒れてしまいます。

回りのワイヤーなどを片付けながら、イノシシを見ると、メスだということに気がつきました。
イノシシは、オスのシンボルが露出してないので、しっかり見ないとですね。

斜面をある程度引きずりあげると。

これからの作業を考えて、ベテランに助けを求めました。ベテランがすぐ来てくれ、ワイヤーなどで引きずり上げ、吊り上げてくれました。


↑川で一晩浸けたイノシシを引き上げました。ベテランはフォークリフトなども持っているので助かります。


↑2頭目と比べると気持ち小さいかな。しかしながら立派な100キロ弱ほどのメスのイノシシです。
僕が皮剥ぎにモゴモゴしてるとベテラン達がオートマチックにやってくれます(^_^;)

手伝ってもらうと肉の取り分は減りますが、それ以上に助け合いや、いろんなことを教えてもらいます。イノシシを捕ることが出来るのもベテラン達が教えてくれたからです。

何だかんだで肉をパックするまでで、半日以上かかります。


↑ここまでにする苦労はかなりあります。


↑ほぼ脂です。しかしながら、コラーゲンだとかで、さっぱりとして、豚の脂とは少し違います。甘みがあるはず。
正直、気軽に差し上げたくない肉ばかり。
買うと凄まじく高いんですよ。



↑今回は、掛かりどころは爪のみでした。発見が遅ければ、爪のみがワナに残ることになったと思います。口にワイヤーを掛けて保定したためイノシシは口のワイヤーに気を取られていましたが、ワナワイヤーのみで暴れ続けたら、手負いのイノシシが自分に跳んでくるという事態になったと思います。イノシシを舐めているわけではないですが気をつけたいと思います。
この先、地域の狩猟を牽引するには、猟銃の所持も考えていかないととは思います。

猟期終了までわずか。考えながら、もう1頭狙って、解体まで自分だけでやりたいと思います。


↑今年は、梅の花が強烈でしたので、少しおとなしくも感じる沈丁花の花。独特ないい香りです。


↑カップ麺の香りの花も。春だいねー。